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【宇宙語りたい】知の舟は、誰もが持つタイムマシン。140億年前の宇宙へ。【Part. 1】
宇宙いいぞおじさん(僕)「みんなに宇宙を布教したい」
このnoteでは、科学的に証明された宇宙140億年の歴史の概要を述べる。
今から昔へ、時間の向きとは逆向きに説明する。
人類が誕生する前のお話。地球が、太陽が、銀河系が、宇宙が誕生するノンフィクションのお話
(以下約800文字、茶番パート)
タイムトリップしてみたい。
ドラえもんのタイムマシンとか、亜光速(光速に限りなく近い速度)航行する宇宙船に乗りたい。
ずっと未来の世界を見たいし、過去に行って僕の憧れの偉人たちを一目見たい。
残念ながら、おそらくこの夢は叶わない。
科学は発達し、僕が不老級の体を手に入れない限りは。
なので、完全に諦めているわけではないが、非常に望み薄。
現実的な手段を考えなければ。どうすればいいか?
とりあえず先人に尋ねてみよう。
「どうすれば、僕でも過去未来を知ることができますか?」
神が死ぬ前の時代のキリスト教徒は、きっとこう言う。
「何を言っている?すべては聖書に書いているではないか?
過去?この世界は神が七日間で創り遊ばれた。
未来?瑣末は知らんが、いずれ来る最後の審判の日、世界は終焉を迎える」
残念ながら、神はお亡くなりになられたので、これじゃ満足できない。
ただ、過去・未来を知りたいと言う欲求は、このキリスト教徒のように、先人にもあったようだ。
(他の宗教のことは、僕が詳しくないので割愛)
では、神なき時代の誰かに尋ねよう。とりあえず神殺しの科学者たちに聞く。うん、この茶番パートを終わらせたいし。
「どうすれば、僕でも過去未来を知ることができますか?」
科学者は言う。
「未来を知ることは、今はまだできない。この世界はあまりに複雑すぎる。
しかし、過去を知ることはできる。それだけでなく、私たちはこの目で140億年前の宇宙を見ることができる」
!?
そんなこと言われたら、あなたのお話をもう少し聴きたくなるじゃないですか・・・
どんな出来事があったんですか?140億年、なんていう途方もない数字はどこから出たんですか??
科学者「気になるかね、では、ついて来たまえ」(茶番パート終わり)
ではでは、中国三千年の歴史、なんてちっぽけなものではなく、宇宙140億年の歴史を概観していこー。
今から述べるのは、確固たる証拠に裏付けられた出来事だけ。
仮説段階のものは述べない。
ただし、僕の無知・勘違いゆえに、間違いがある可能性もある。
なので、SFだと思って読んで欲しい。このnoteを読んで、宇宙に興味が湧いたなら、一般むけに書かれている入門書を読んでほしい。
本題に入る前に、もう一つ。
本当は、天文学・宇宙物理学(何それオイシイの?)の進歩する過程を紀元前から辿りながら、
人類の変わりゆく宇宙観(地球平面説やら地動説やら天動説やらみたいな)と、次々と明らかになる宇宙の歴史を話そうと思ったけど、
それだと、カロリー高そうだから、もう宇宙の歴史だけにする。
ではでは、やっと本題、レッツゴー
では、今この瞬間の宇宙からスタートしよう。
僕がnoteを書いてる今。あなたがこの文章を読んでる今。
地球は自転し、太陽の周りを回り、太陽系も僕たちのいる銀河(天の川銀河)でグルグル動いてる今。
僕たちにとって、当たり前の宇宙。
当たり前って、大体当たり前じゃない。諸行無常、しょっぎょむっじょ
地球も例外ではない。
地球が誕生したのは、45億年まえ。(急に45億年まえとか言い出したよ、こいつ、話を簡単にするためだから許して)
誕生前、代わりに存在したのは、ガスで出来た雲、ガス雲。
この雲には、主に水素ガスとヘリウムガスが含まれてる。太陽を構成してるやつだね。
それらに加えて、炭素・酸素・ケイ素のような重い元素も含まれてる場合がある。
ガス雲は、重力(集まろうとする力)の影響で、どんどん密に小さくなる。ただ、圧力(離れようとする力)も働いているので、ほどほどの大きさは保つ。
ガス雲も、今の地球みたいにぐるぐる回転してる。だから、ピザ職人がぐるぐる生地を回す時みたいに、ガス雲は、まるく平べったくなる。
ピザ生地は、ガス雲が水素ガスとヘリウムガスで構成されている時は、こねこねされた結果、太陽のような恒星・星になる。
トッピングの炭素・酸素・ケイ素などなどが含まれてると、地球とか火星とか、惑星になる
すごく端折ったけど、これで太陽系の完成。ピザ職人とピザ生地・・・、言葉にすると、すごくシンプル。科学は単純さを好む。
僕たちが、夜空に目にする星も全部一緒。ガス雲が圧縮されて星になる。
地球が誕生した頃は、今より自転の速度が大きかったんだよ。誕生してから今まで、速度は小さくなり続けてる。
そして、これからも。あと二億年後には、一日25時間になってるらしい。24時間じゃ足りない民は、2億年後に行ってください笑
太陽系(さらに言えば、恒星系)が、ガス雲から作られたのはわかった
じゃあ、ガス雲どこから来たん?
そんな疑問に、天文学者が、望遠鏡と鉛筆とコンピューターを使って、解を見つけてくれました。
ことはシンプルで、重力と圧力のバトルとピザ職人によって僕たちの太陽系が作られたように、ガス雲・銀河(星の集まり)も作られた。
違うのは、ピザの大きさ。太陽系よりもはるかに大きい領域に広がったガス雲によって作られる。その重さは、太陽の数百万倍から数兆倍。
ちなみに、太陽の重さは1.989 × 10^30 kg、遊月つかさに換算すると、遊月つかさ約30 × 10^30人( 10^30は、1の後ろに0が30個ついてる、31桁の数字)。
もうわけわからん、なんじゃこりゃ
さらに言うと、銀河は宇宙に2兆個はあるらしい。へー(脳死)
じゃあじゃあ、銀河の前は何があったのか・・・、教えて科学者
ふむふむ、その前に、とても大事なことを一つ言っておかないといけない。
実は、宇宙は誕生した時から、膨張を続けているのです。
いや、急に宇宙誕生とか言わないでって、感じだけど、これから話すことに必要だし、許してください。
膨張ってなに?
簡単な例えを使うと、膨らんでいる風船、加熱されているパン。
ただその膨張する速度は、風船やパンに比べて凄まじく大きいし、速度は今なお大きくなり続けている。
(詳しい話は、まぁ、調べてください。アインシュタインさんに聞いたらダメですよ、彼は超天才だったけど、宇宙は膨張していない(静的である)っていってたから。天才でさえ間違うのです。)
膨張している、と言うことは、ずっと昔、銀河ができる前はもっと小さかった。
人がぎゅうぎゅう詰めでいると暑い。
ガス雲を構成する水素やらヘリウムやらも一緒で、狭いところにいると熱い。数千度とか。
水素・ヘリウムは、熱々のところにいると、ガス即ち気体の姿を保ってはいられません。これらは、気体ではなく、当然液体・固体でもなく、プラズマという第4の状態になる。(原子が壊れて、原子を構成する陽子と電子が好き勝手動き回る状態)
このプラズマ状態になったのが、宇宙誕生から40万年後。
すごく端折るけど、
さらに時を遡ると、宇宙はさらに小さく、激アツ。なんと数億度以上。
原子も電子も存在せず、クォークという、全てのものの最小要素しか存在しない。
じゃあ、その前は?
みなさん、聞いたことあるであろうビッグバンです。ビッグバンが発生したのが140億年前。限りなく0に近い(無って言い切っていいかは忘れた)空間から宇宙は始まった
ビッグバンの前は?わかんない、諸説あるだけ
科学者は、知のフロンティアを広げるべく、今も解明しようと頑張ってる
僕が死ぬまでに、少しでも多く明らかにしてね!
めちゃくちゃ雑に、地球誕生からビッグバンまで遡った。
先人のおかげで、遊月はこうして過去を知ることができてる。感謝。
今度は、先人たちの足跡を辿りたいね。紀元前から続く宇宙のあくなき探求。
夜、宇宙頭上の星に思いを馳せて、エモくなってくれたら嬉しい
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