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ゴールデンカムイと北海道観光

『ゴールデンカムイ』を見てきました。
ちなみに写真は、映画に出てきた建物のモデル(土方が盗みに入った銀行)

多分あれはセットなのだと思います。
運河通りのはじにあります。
オコバチ川という名の小さな川の横ですね。
それと、間違っているかもしれませんが、確かこの建物は建て替えをしていて、もともとこのデザインではなかった気がします。
正確にいつだったのか詳細な資料が入ったファイルを探さないといけないので、うろ覚えで書いていますが。

とはいえ、そんなことはいいのです。
実際に長い間残っている姿はこちらなので。

そして私はもともと原作が大好きでしたから、実写化は喜ばしいかなと。

北海道を愛してやまないので、いい形で北海道アピールになればと思うし、実際に映画を見て、これはそうなったと思いました。

特に、アイヌの歴史や生活様式をちゃんと伝えているなあと。
映画で使われた小道具などは、美術さんが作ったのではなく、アイヌの工芸家の方が実際にこのために制作されたそうで。
その辺りのこだわりが随所に感じられて。
原作をリスペクトしていただき、実在の文化を曲げることなく伝えていただき、ありがとうございます😊
と心から思いました。

原作でのアシリパさんの衣装が、小樽博物館に展示されているものとそっくりと聞きますが。
それもそのはず、それをモデルにしています。

これは、おたる案内人の研修で小樽博物館を訪れた時、解説をしてくださっていた館長さんから直接聞きました。
他にも、原作者の方に、小樽博物館に展示もしくは保管してある資料をたくさん提供したそうです。

アシリパさんの衣装の写真もあるけど(小樽博物館は写真撮影オッケーなの)実際に足を運んで欲しいので載せません)

旧小樽倉庫を利用した小樽総合博物館運河館
にしん漁の様子
かつて小樽にあった遊園地龍宮閣の半纏

小樽には、歴史的建造物がたくさん残っていて。
漫画では、実際の建物がそのまま出てきます。
作品中で「どこです」と明示されていませんが、建物に特徴があるので、運河通りを歩いてもらえば、ここだ!とはっきりわかるはず。

なんなら一個一個解説したいけど、それはご自身の目で確認してください😆

原作の方が真摯に史実を調べて反映しているのに、映画化された途端にセット感丸出しで、適当に作られたら嫌ですよね。
でもね、安心してください。
監督はオタクなのか?と思うほど、特に登場人物が、原作通りで。

原作レイプといった言葉があるように、どんな事情があるにせよ、設定やストーリーを改竄するのは、個人的にかなり嫌です。
原作者とファンを馬鹿にしていると心から思うので。
だからこそ、ゴールデンカムイ製作者の皆様、ありがとうございますと心から思いました。

アシリパさんをバックに映る北海道の森の風景の美しさよ!!
みんな北海道に来てみて、あんな風景、ごろごろしているから!(笑)

あと、ヒグマ、本当に怖いから😨
冬山や森に気軽に入らないでね!

あとは、もっとロケに小樽を使ってーーー(おたる案内人の叫び)


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