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万人受けは狙わない #私の執筆スタンス

タイトルだけで完結した気がしますが、少し掘り下げて書いていきます。

言葉選び

伝えたいこと・表現したいことに最も当てはまる言葉を選びます。

ライター講座のような内容な記事にありがちな
「誰にでもわかる言葉」
「一般的な言葉」
を使いましょうというアレ、一面では正しいと思います。
それが必要な場面もあります。

ただ、そういう文章ばかりになると、未知の言葉に出合う機会は減ってしまいます。

世の中、わからない言葉が出てきたくらいで、読むのをやめる人達ばかりでもありません。

未知の言葉に出合ったら、漢和辞典だの国語辞典だの四字熟語辞典だのを引っ張り出して、ページをめくりめくり……なんて時代ではなくなりました。

わからない言葉を指先やカーソルでなぞって反転させ、メニューで「検索する」を選べば、1秒かかるかどうかの早さで意味がわかります。

その程度のことすらしない人達は、読者層としてターゲットにしません。

ライター講座の先生方が書かれている「中学生あるいは小学校6年生が読んでわかるレベル」というのは、どの程度の国語力レベルの子達を想定しているんでしょうか?

「普通の」という表現ほど曖昧で、言葉の使い手が想像するレベル・ランクに差があるものはありません。

カタカナ言葉を日本語に言い換えるのも、「一般的」とされる言葉に言い換えるのも、(微妙な)ニュアンスが変わってしまう場合には、抵抗を感じます。

外来語には、当てはまる日本語がない物や概念を表すものもあり、その場合は、注釈をつけるのが適当です。

ニュアンスが変わってしまったら、伝えたいこと・表現したいことを、伝えきれない・表現しきれません。

仕事で書くのでない文章くらいは、自由に書きます。
言葉選びのセンスも、個性のうちですから。



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