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「随想」のネット辞書検索で得たもの

ネット類語辞書「随想」のページで、関連語「小品」に目が留まりました。

fm GIG「お昼にほっこりどーどすか」8月5日放送分で、初めて私の作品に触れた方の感想に「“小品”らしい組み立て」という表現があったのです。

随筆/エッセー/随想 の関連語

小品
短くまとめられた写生風の文章をいう。また、文章以外の美術、楽曲などの作品についてもいう。「小品集」

(「goo辞書>類語辞書>「随想」の類語・言い換え」より引用)

私は「小品」の意味を、単に「短い文章で構成した作品」と解釈していました。でも、このような意味があったのです。

あるnoterさんが、私の作風を「日常のひとコマをすっと切り取ったような」と表現してして下さったことがあります。この表現は、私にとって、とてもしっくりとくるものです。

すっと切り取った日常のひとコマを、どのように記録しているか?
「写真に収めるように」と表現した記憶がありますが、実際のスピード感や多少の脚色がある点から言えば、「写生風」のほうがしっくりきます。

念のため「小品」の辞書ページに飛んでみると

しょう‐ひん〔セウ‐〕【小品】 の解説
1 絵画・彫刻・音楽などで、規模の小さい作品。
2 「小品文」の略。

(「goo辞書>国語辞書>品詞>名詞>「小品」の意味」より引用)

文章に関しては、“「小品文」の略。”とあります。
さらに「小品文」の辞書ページに飛んでみました。

しょうひん‐ぶん〔セウヒン‐〕【小品文】 の解説
1 日常生活で目に触れた事柄をスケッチふうに描写したり、折々の感想をまとめたりした、気のきいた短い文章。小品。
2 中国で、明代中期以降行われた短い評論・随筆・紀行文などの総称。

(「goo辞書>国語辞書>文学> その他の文学の言葉 >「小品文」の意味」より引用)

「小品文」の項目1にある意味は、まさに日頃私が書いている作品の作風の解説と言えます(「気のきいた」ものであるかは、読者個人の判断次第として)。
言葉の正しい意味がわかり、感想をいただけたことが、より一層嬉しくなりました。

そして、「小品」の言葉の意味を普及させたくなりました。

その第一歩として、noteクリエイターページのプロフィール冒頭を書き換えてみました。

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声に出して言うには、「小品作家」のほうがいいでしょうか?
「小品」は音楽や美術の作品についていうこともあるので、「小品文作家」としてみました。

プロフィールタブに固定しているnoteは、近々更新して、このnoteを埋め込む予定です。

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