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「海が見たい!」と生一本の旅

平成最後の夏、名古屋市から見ると愛知県の「果て」にある、伊良湖岬へ初めて行った。
海が見える場所で、初めて行く所がいいと思い立ってのことだった。

名鉄の終点である「豊橋」駅から、更に奥地へ行く「長旅」。
下調べなしで出かけて、所要時間が予想を超えた。

バスを間違え、辿り着いた「保美」までの道中で海を見た満足感と、酷暑と疲れで引き返そうかと思いかけた気持ちを、同じバスに乗っていた若者たちが、伊良湖岬に向けてくれた。

途中で賑やかな様子の場所に心惹かれながらも、バスで行ける最果ての地を目指した。

バスを降りると、灯台の手前に大きな建物がある。
ランチと土産物を目的に入ってみた。

建物の窓越しに見た海は、畏怖の念を感じるほど強烈なエネルギーを放っている。

キャロット味のジェラートとしらす丼を味わい、土産物には「あさりキティちゃん」の根付を選んだ。

「平成最後の夏」というだけではない、思い出深い旅。



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