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価値って誰が決めるの?

こんばんは
今日は、価値って誰が決めるのか?ってことを考えています。
いろんなネットのニュースがスマホに入ってきますが、その中で、来年1月にある市川海老蔵さんのプペル歌舞伎のSS席の価格が、他の歌舞伎のSS席に比べて2倍することに違和感があると書かれていました。
他のSS席は、1万5千円なのに、プペル歌舞伎は3万円なのは違和感ということなのですが・・・僕は、この記事に違和感を感じます。
例えば、一般的なTシャツは、4千円くらいなのに、Supreme(シュプリーム)のTシャツが1万円なのは違和感なのか?
一般的なボールペンが500円くらいなのに、モンブランのボールペンは3万円以上するのは違和感なのか?
こんなことを言い出したらキリがないですが、Supreme(シュプリーム)も、モンブランもブランド価値が高まったから高くなったのかというとそうではないはずです。
最初からその値付けだったはずです。
その価格に見合った価値があるから高くても売れる。
ブランドとは、そうやって作られていくものだと思うんです。
今回のプペル歌舞伎が、3万円の価値がなければ、お客様はチケットを買わないだけの話で、その商品・サービス・作品が高いか安いかは、お客様が決めることです。
もう一つは、今は、数量を追うことが出来ななくなった時代です。また、安くして数量を追えば追うほど儲けにくいんです。MQ会計の利益感度分析をすればわかることです。
価値を高めて売価を上げるってことは、当たり前に必要な戦略です。
歌舞伎だから同じ価格でやるべきだっていうのは、おかしいと思うんです。
ディナーショーやコンサートも価格は違うし、スナックやクラブもお店によって価格が違うのは、当たり前です。
価値は、お客様が決めることです。
いかにその価値を感じてもらえるか?を追求していくことが、売り手の仕事だと僕は思います。

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