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【特級現地レポート】指揮者合わせ:神宮司悠翔さん

怒涛のセミファイナルの翌日、ファイナルでのピアノ協奏曲に向けた指揮者との合わせが行われました。

指揮を務めるのは、飯森 範親先生。お会いしたとたん、大きく包み込まれるような存在感に圧倒されるとともに、周囲をリラックスさせてくれます。
先生のプロフィールはコチラからご覧ください。

私は神宮司悠翔さん鶴原壮一郎さんのレポートを担当します。森永冬香さん北村明日人さんについては、カイネ♪あのんさんの投稿をお待ちください。

伴奏の先生がオケパートを務め、8月17日にサントリーホールで演奏予定のチャイコフスキーピアノ協奏曲第一番を合わせていきます。 

「まずは弾いてみて」という飯森先生の言葉で始まり、神宮司さんの演奏が始まりました。

1楽章を弾く神宮司さん

「この部分は、オケはピアニストが感じるより遅く感じやすいから、きちんと深く感じてね」
「ここではチェリストをしっかり見て、合わせてあげてね」
「ピアニストがこのハーモニーを深く理解すると、オケが鳴ってくれるよ」など、オーケストラと合わせるための要所を確認していきます。

呼吸を合わせるポイントを確認

飯森先生はパシフィックフィルハーモニア東京で牛牛(ニュウニュウ)さんと演奏された時のエピソードを交えながら、「ここの部分はどんなに早く弾いてくれても僕は合わせられるから、自信をもって表現して!」とおっしゃっていました。

「ここはアッチェレランド(徐々に早く)したい派とそうでない派がいるけど、どっち?」など、神宮司さんが表現したい音楽を、最大限引き出すことに注力してらっしゃることが伝わってきました。

大胆かつ繊細なアドバイスをされる、飯森 範親先生

「うん、大丈夫!楽しもうね!」と指揮者合わせは終了しました。
明日は、オーケストラとの合わせです。

終了後、神宮司さんにインタビューをさせて頂きました→コチラからご覧ください。

特級ファイナルは下記日程で開催予定です。

日時:8月17日(水)16:30開演
会場:サントリーホール

ファイナリストの演奏順・曲目は下記をご覧ください。

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(画像:山平昌子)