指揮者合わせ後インタビュー:神宮司悠翔さん
指揮者合わせの後、神宮司悠翔さんにインタビューさせていただきました。
今日、飯森先生と合わせてみて、どうでしたか?
先生がとっても優しく、また僕のしたい音楽をサポートしてくれようとしてくださることが、とても有難いと感じました。
ファイナルで演奏するチャイコフスキーの協奏曲第一番は大曲ですが、どのように曲作りをしていくのでしょうか。
自分で練習して、それをレッスンに持って行って先生と相談しながら、という形で進めています。
自分のしたい表現と先生の勧める表現が違う、ということはありますか?もしそうなったら、どのように進めていくのでしょうか。
先生とお話して進めていきます。僕は今二人の先生に習っていて、そのお二人のご意見も違うことがあるので、両方の先生と一緒に考えていきます。
曲の構想を練る時、ピアノ以外で参考にすることはありますか?
ピアノだけでなくて、絵を見たり、本を読んだりすることはしています。
曲の勉強のために気が向かない本でもあえて選ぶ、ということもあるのでしょうか。
はい。ちょうど最近読んだ本は、はじめあまり気が進まなかったのですが、人に勧められて読んだ本もあります。
飯森先生とのお話の中で、この曲を以前にもオーケストラと合わせたことがある、というお話をされていましたが、その経験から工夫したところはありますか?
以前の経験で学んだことを活かせればと考えてはいたのですが、最近はセミファイナルの曲の練習が忙しくて、あまり練習できていませんでした。あと2日ですが、本番ギリギリまで練習します。
3次予選の二台ピアノでも素晴らしい演奏を聴かせていただきました。明日はオーケストラとの合わせですね。
2台ピアノは相手が一人なので、伴奏の先生の体の使い方を見たりして合わせて行きました。オーケストラは全体を見渡す必要があるので、そこが大きな違いだと思います。明日は2台ピアノの時よりさらに視野を広げて、指揮者やオーケストラのメンバーをよく見てやれるよう、がんばりたいと思います。
神宮司さん、ありがとうございました!
特級ファイナルは下記日程で開催予定です。
日時:8月17日(水)16:30開演
会場:サントリーホール
ファイナリストの演奏順・曲目は下記をご覧ください。
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(トップ写真提供:ピティナ/カメラマン:石田宗一郎)
(文中写真:山平昌子)