企業経験ゼロの看護師が企業で働くまで
企業経験ゼロの看護師が企業で働くまでの経緯を紹介します。
紆余曲折ありましたが、前向きに取り組めば目標には必ず到達できます!
参考になれば幸いです。
新卒で急性期の総合病院に入職
いつかは企業で産業保健師をしたい・・・と思っていましたが、
臨床経験を得るためにも総合病院に入職しました。
病院の初期研修では1日のみビジネスマナー研修はありましたが、
十分なビジネススキルが得られたとはいえず・・・
病棟に配属後は、メール送付等の業務はなかったのでビジネスマナーが向上しているとはいえない状態でした。
転職活動時には、面接対策と並行して、ビジネスマナーの勉強も一から始めました!
転職までの流れ
エージェントサービス(リクルートエージェント・doda)に登録
↓
職務経歴書・履歴書を作成、添削してもらう
↓
エージェントの紹介ではなかなか良い求人がなく・・・
↓
ハローワーク、indeedに登録
↓
indeed経由でみつけた企業に応募
↓
面接
↓
内定
エージェントサービス利用時の注意点
まずは、一般的なエージェントサービスを利用しました。
利用時は、担当エージェントに引かれないように、
メール送付時やオンラインでの面談時は丁寧な対応を心がけました。
※ネットでビジネスメール文や、ビジネスマナーを検索しまくりました笑
なぜ、エージェントに対しても丁寧な対応を心がけたか?
それは、エージェントからの印象が良くないと、
良い求人の紹介が目減りする
企業に自分を推してもらうときに推しきってもらえるポイントが少ない
同じエージェント内でより優秀な人と競合した場合不利になる
可能性を予見したためです。
自力で企業とやり取りする場面の注意点
ハローワークやindeedなど、自力で企業とやり取りが必要なサービスの場合、メールでの印象が面接の評価に直結する可能性があります。
メール送付時には細心の注意を払い、丁寧に対応しましょう。
※例えるなら、末梢看取りの患者様なのに静脈点滴を入れる場所がこれ以上ない場合のサーフロー挿入時の緊張感をイメージしましょう笑
初歩的ですが、以下のミスには留意しましょう。
ビジネス向けのメールアドレスではないメールアドレスで応募
メールや電話での『御社』『貴社』の使い分けミス
パスワードをつけて書類送付と言われているのにパスワードをつけていない
郵送指定の書類をメールで送付する
ビジネスメールを意識しない
これらは企業経験のない看護職が陥りやすいミスです。
十分に注意しましょう。
面接練習に利用したサービス
★エージェントでの面接練習
エージェントでの面接練習は積極的に利用しましょう。
細かな質問を事前に考え、反省点を本番で繰り返さないようにしましょう。
★ハローワークでの面接対策
ハローワークの事務員の方にアドバイスをもらうことができました。
私の場合は個別の相談ブースのようなところで面接練習を行いました。
無料でしたし、有益なアドバイスもたくさんもらえて非常に参考になりました。
★ココナラでの面接対策
面接経験が就活以来なし・医療系の面接は楽勝過ぎて、
産業保健師への転職は不安もありました。
ハローワークでの面接対策に加え、
ココナラで面接対策サービスを利用しました。
実績のある登録者の方を選び、指導してもらえて、非常に参考になりました。
当時はコロナ禍でオンライン面接も多かったため、
オンライン面接での注意点
個別のアドバイス(自身のクセなど)
のアドバイスもらうことができました。
面接当日の過ごし方
当日は慣れないスーツや慣れないオフィス街に緊張もありましたが、
かなり時間に余裕をもって現着し、面接直前は近場のカフェ等でリラックスすることを第一に考えました。
推しのMVを見て、自然と笑顔があふれる状態を意識しました♪
場慣れするためにも、面接会場の企業のビルを数日前に見に行ったり、ハーブティーを飲んだり、『自分は大丈夫。笑顔が一番。』と何度も言い聞かせました。
どんな大手企業の面接であれ、書類審査に通っている時点で、
『相手は自分に興味があるんだ♪一緒に働きたいと思える雰囲気を出そう!』と前向きな気持ちで挑むのが重要です!!!
1次面接
普段働く職場の上司や先輩等が面接官のことが多いです。
自身のこれまでのキャリアの紹介、転職検討理由、前職での具体的な成果、仕事における困難だったエピソードの乗り越え方をアピールすることが多いかと思います。
なぜ数ある会社の中でうちの会社なのか?の深堀を答えられることや、
一緒に働きたい!と思われるような人間性のアピールが重要です。
※2次面接がある場合は、1次面接での質問内容と回答内容をざっくりでも覚えておく必要があります。面接後はすぐ振り返りを行いましょう。
2次or最終面接
部長以上(役員・社長含む)の管理職が面接官のことが多いです。
1次面接で答えた内容と矛盾点がないかや、
志望度の高さをアピールすることが重要です。
私は2次面接の入室とき、
ドアが勢いよくバンッ!!と閉まってしまい、
『やば・・・』と内心焦りましたが、
すぐに、『失礼いたしました。』と謝罪を付け加えることができました。
※学生時代の飲食店でのバイト経験が生きた笑
面接時は何が起きるかわからないので、ミスが起きても焦らずすぐに切り替えられるメンタルが必要です。
最後に
臨床経験のみではビジネスマナーはほぼ身についていないというくらい謙虚な姿勢で臨みましょう。
医療界にいると気づきませんが、一般企業で働くビジネスマンからすると、医療職は本当に世間知らずで非常識な職種と言っていいと思います。
企業に勤めるとしても、面接に向けた準備はその後の勤務にも生きると思います。
非常に謙虚な姿勢で、転職に向けた準備は進めましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?