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2021.12.5 今日の音|終演。

こんばんは、小沢佑太です。
10月頃から演出助手として関わり始めた
演劇企画テルミナ 第1回公演『セカンド・ライン』
本日を持って、終演しました。

オフラインで芝居に関わるのは学生以来ぶりでした。
小屋入りして準備して、
みんなでソワソワして、
本番なって、
片付けして、
初期状態に小屋が戻って、
達成感とちょっとの切なさを携えて、
自分達の世界に還っていく。

楽しかったです。
ほんとに、ほんとにほんとに楽しかった。

ああ、社会人なってもこんなにあったかい場所でこんなにも愛しい気持ちになれるんだって思えました。
名も無き未経験の何も知らない輩を拾ってくださった弘津遊という演出家に感謝しかありません。

そして、平日定時に仕事を切り上げ、部活動を任せて学校を出る僕を、土曜日の部活を放ったらかして稽古に行く僕を、
何も言わずに受け入れてくれた職場の先輩にも感謝しかありません。

ほんとに、ほんとに、自分は恵まれているなあと心底思いました。

なーんもない僕が、演出家の糸を必死こいて汲み取ろうとして、邪魔せずにちょっとでも助けになりたいという思いで、自分なりに葛藤しながら「演出助手」という仕事と向き合ってきました。

初めてをこの環境で経験できたこと、
そしてこのつながりがここからも続いていくこと、
もうずっと、感謝しかありません。

1月に行うテルミナ第2回公演でも演出助手として関われることになりました。
2月の劇的☆爽怪人間の公演の演出助手としても関わることになりました。
こうやって繋がって、こうやって進んでいくんだなって教えてもらえたのも、この現場に居させてもらえたからでした。

ちょっと酔ってるんで、もうほんと感情のままに書いてますが、とにかく今、幸せな気持ちです。

昨年の自分には、もっと言えば勢いでテルミナのTwitterにDMを送るまでは想像もつかなかった世界が今、僕の現実になっています。
少なくとも繋がりがない中で来年4月から目指そうと思っていた世界を、もう今垣間見て試食しています。

ほんとにほんとに、楽しいです。楽しかったです。
ちゃんとアドレナリン出てるんだーって自分でわかるんですよね。めちゃくちゃ楽しいからめちゃくちゃいろいろ考えて必死で芝居見ちゃうんですけど、家帰ったら寝落ちして気づいたら明け方みたいな笑
それぐらい楽しく芝居をに関われている自分が嬉しくて、嬉しくて。

こんなの言うのはちょっと甘すぎなのかもですが、
こうやって今、人生真っ当に楽しめてる自分がちょっぴり誇らしかったりもします。
今関わっている高校生に、昨年一緒にいてくれた中学生に、この文章が何らかの形で届いて、
「小沢って、大人って、なんか楽しく人生生きてるよね、大人になりたいね!」
って一人でも二人でも思ってくれたら本望です。

幸せです。

僕が決めた人生、僕が歩む人生。
教員としては失格なのかもしれません。
教育者としてはプライドも自負もあります。
でも日本の学校教員としては失格かもしれません。
キミたちを最後まで見届ける気もないし、
キミたちの帰る場所になる気もさらさらないから。

でもね、僕はキミたちに背中で示したい。

こんなよくわかんない日本だけど、
何が起こるかわかんない世の中だけど、
それでもその「わかんない」を。
人生賭けて全力で楽しんでる大人が
今キミたちの目の前にいるんだぜってことを。

僕は自分自身で証明したい。

そのために寝る間を惜しんで休むことをやめて、
やりたいことやりながらキミたちの前に立っています。


形をつくる、やりたいことを示す。
それが公演を打つということなら、
僕も何が何でも早く公演を打ちたい。
一人芝居でもなんでも、
できるできないは一旦抜きにして、
クオリティがどうとか一旦あとにして、
形つくって示して、それで進める距離って計り知れないんだなって、ほんとに今回強く思いました。

4月からの自分のイメージが湧いてきました。

ほら、縛られて文句言ってる時間があるなら、
下手くそでもいいから楽しいことする時間確保しよ。

それが無理なら、
その時間をつくる方法は教えられます。

いっぱい苦しい思いして、自分と対峙してきて
今があるので。

ただの凡人だからこそわかること、
いっぱい知ってるんで。

そんなわけで、
酔っ払いの感想文でした。

おやすみなさい。今日はいい夢見ます。

2021.12.5、今しか書けないことを書く。

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■まず最初に読んでほしい記事
 「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」



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