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【パティシエ】ホワイトデーにゃ寿司握れ

2024年2月14日

そうバレンタイン。2/14はバレンタイン、そんなことは周知の事実。女性が男性にチョコレートを渡す(逆も然り)、そんなカカオが溢れる日ももはや過去となった。僕自身もチョコレートをもらったが、それはこの日の日記に書いている。(「貰っていない僕はどうすればいいんだよぉ!」と言う方もいらっしゃるかもしれないが、散々擦られ続けた非モテアピールをする暇があれば坐禅でもしてくれ。)






2024年3月14日

ホワイトデーだ。お返しをしなければならない。何故ホワイトデーなんか作ったのかさっぱりわからない。何もかも無償でくれよ。まあいい。やるならやるで全力、僕のとびっきりをお返ししなくてはな。

ならば手作りか?





手作りチョコか?






いや、それじゃつまらん。






寿司?





チョコより寿司の方が嬉しくない?






でも寿司出したら嫌かも。
ホワイトデーに漁港に来た?と勘違いしそう。





ならば寿司チョコじゃん!






寿司チョコを作ります。






作るぜ

作るとなるとまずはイメージが大事。とりあえず設計図を書いてみた。

設計図

名付けて食紅ドカ盛りチョコ寿司。ネタを着色料でカラフルにしたホワイトチョコで再現します。作るのはマグロ、サーモン、たまご、えび、いくら、最後に海苔巻きです。そしてシャリはクランチチョコで再現します。米感が出るであろう。海苔はクレープ生地に黒の着色料を混ぜて作ります。そして寿司下駄もついでに探します。レッツクッキング。





フェーズ1 チョコ


まずはホワイトチョコを溶かします。

ここから工程の画像を全く撮っていません、この画像が工程の写真の最後になります。これを湯煎して溶かして、ボッコボコにしたシリアルと混ぜます。そしてラップに包んでシャリの形に整えます。

到底スイーツが完成するような机の綺麗さではありませんが、こんな感じのをたくさん作ります。あんまり美味しそうじゃない。


次にまたホワイトチョコを溶かして食紅やらをぶち込む。

これはマヨネーズですが、

チョコに食紅を溶かすときは、マヨネーズと混ぜてから溶かした方が発色するらしい。ああもう・・・本当に後悔しています。なぜ写真を全くとっていないんだ?次の写真なんて

これですよ?なんの写真なの?これの何を参考にしろっての?よく見たら微妙にカラフルなものはあるが、これの説明もできやしない。まあ作るのでいっぱいいっぱいだったのでしょう。時間もなかったからね。でもさあ、一応クッキング記事的なやつなんだから、清潔感は大事にしなよ?あと見やすさ。

これはきっと「食紅たくさん書いました!こんなに使わないだろ〜!!!」のために撮った写真だとは思うけど、それ以外のノイズが多すぎる。カーペット汚いし、もっと見やすく撮れや。間抜けかよ。俺。カーペット汚、食を扱っちゃダメだろこいつはもう。


とまあ、いろいろありましたが上手にいっています。

これこれ!こう言う写真を撮っとけよ。これはいくら軍艦に使うためのイクラときゅうりですね。あとわさびかな。忘れちゃった。


とりあえずチョコでの工作は終了しました。完成品で全て見せましょう。



スイーツ作りを工作と言ってはダメですね。反省




フェーズ2 クレープ


続いて、軍艦や手巻き寿司の海苔を表す、黒いクレープ生地を作っていきましょう。

ホットケーキミックスに黒い食紅を入れていきます。あーえらい!写真撮っててえらいですね。クレープ生地は別日に作っているので、前日の反省を生かすことができています。↑の写真があることで「ホットケーキミックスに黒い食紅を入れていきます。」が言える!これは歴としたHOWTO記事ですな!がはは。食紅って言葉「赤」しか表していないように感じるから黒は「食墨」かな。ま、どうでも良いか!がはは

食墨を入れました。チャカチャカッと手際よく混ぜてはいましたが、途中からコンクリート混ぜてるのかと錯覚してきました。泡立て器でジャブジャブ混ぜられるコンクリートもどきを見ながら、「でもこいつのおかげで人の移動や流通、社会がなりたっているんんだな。」と思いました。あともっと黒くしたかったので食墨を入れまくりましたが、意味はなかったです。本当は墨汁くらい黒くしたかったですけど。

さてと焼いていきますか。しずくちゃんに出てくるどろろんと全く同じ色をしていますが、泥ではないです。しずくちゃんに出てくるキャラクターは液体ばかりですが妙に一貫性がなく腹を立てたことがあります。ロゼちゃんという“ロゼワイン”のキャラクターがいます。わかります、ワインも液体ですし。ただロゼちゃんの父母の“赤ワイン”と“白ワイン”はいるのか?とも思います。液体なんて数多あるのにワインだけで3人も?広げすぎだろ!と。あとシャンプーやリンスは粘性があるので液体か?とは思いますが許します。ただ、プリンと生クリームだけは絶対に液体じゃないだろ、激昂しています。あとブラッティー先生とはなぢ君は分け方がおかしいだろ。“鼻血”と“血”?“血”は“鼻血”も内包しているだろ!ブラッディー先生は“血”じゃなくてもっとあるって。耳血とか血尿とか血便とか。あと、つむりんお前だけは許さない。お前は「しずくの森」にいてはいけない。



なかなかうまく焼けました。火があまりにも通らなくてカリッカリになりましたが、焼けてます。フライパンの柄のダイヤモンドが写ってて愉快です。ダイヤモンド✡️ユカイ。そういえばダイヤモンド✡️ユカイさんのブログでは、自身のことダイヤモンド☆ユカイと書いています。貴方がサボったらダメでは?


クレープ生地が余りすぎて、残りでホットケーキを作ります。

雲行きは怪しいです。なんだかべちゃべちゃで固まる気配がありません。そもそも食べたくない。

あーあー、もう。食べたくないですよ。こんなの。ヘドロを作ってしまいました。食べれるヘドロ。

もういいよ。これで。味はホットケーキだから。





フェーズ3   寿司下駄


もし、寿司チョコの見栄えが悪くても寿司下駄に乗せてしまえばクオリティをごまかせます。

使うのはこれです。木のまな板と木。角材か。どちらも百均で揃いました。この二つだけをレジに持って行った時、セリアの店員さんも「ははーん?コイツ寿司下駄作るつもりだな」と勘づいたと思います。恥ずかしいね!

外に移動しました。それでは丁度いい大きさに切っていきましょう。

できるだけ怪しまれないところで作業していましたが、自分から寄せに行くと疑われても仕方がないですね。深夜ですし。

切れました。貝殻がすごい。

そしたらボンドでくっつけ完成ですな。こんなこと言っちゃあれですけど、寿司下駄が一番クオリティが高いです。









フェーズ4   完成!

いろいろすっ飛ばしましたが完成しました。見ますか?みたいですよね?なんなら工程なんかどうでも良くて、ここから読み始めた人もいるんじゃないですか?ね?全然いいんですよ!ここから読み始めた人も。読んでくれるだけありがたい、むしろこの記事を開いてくれてるだけで感謝なのですから。ですがここまでに上記で2500文字頑張っていると言うことを忘れないでください。確かにこの世の中結果が全てです。道程も大事だとは思いますが、一番評価されるものは結果であり、過程にあった努力や思考は自分から見せなければ伝わりません。僕自身も結果主義ではあります。ただ、結果を出すために努力はしたんだよと言うことも忘れないでください。現代社会は技術の発展によってかなり住みやすくなっています。ですが世の中にあるモノは全て「努力が積み重なってできた結果」であり、ポッと出じゃないんですよ?わかりますか?なんでそんな腑に落ちていないみたいな顔をしてるんですか?もしかして早く完成品を見たいのに説教みたいなことされてるのが嫌なんですか?はあ。まあいいでしょう。これも人間ですよね。




では完成品です。
















はい。これです。なんですかその顔は。がっかりしてますか、もしかして。まあ最後まで付き合ってくださいよ。僕的にはなかなかうまくいってます。想像通りです。左上からマグロ、たまご、サーモン、エビ、イクラ、手巻き寿司です。味は溶かして固めたチョコなので劣化しています。一個だけ不服なのは

マグロがハンバーグにみえることぐらいですかね。あ、もう一個あります。

ラップに包んでシャリの形を造成したホワイトクランチチョコ。なかなかいいアイデアで完成が楽しみだったんですが、

ラップがうまく剥がれなくて、というかラップごとチョコレートに包まれ固まったので、食べれなくなりました。ビニールの種があるシャリ。もう。



いかがだったでしょうか。味は全く美味しくありませんが、クオリティはなかなかじゃないでしょうか?

食えたもんじゃないですが、食べれるだけ食べました。できるだけ残さず。結果的にクレープの余りの生地で作った黒いホットケーキ(のようなモノ)が一番美味しかったのですが皆さんも作ってみてください。あとこの記事はホワイトデーにあげるべきでしたね。




良い週末を。

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