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ゆゆ|読書の記録
2024年5月30日 12:43
葬儀での光景は、一生忘れない。高校生の男の子が、「先生ありがとな」と、棺桶に眠る父に向かって叫んだあの光景は、父の生き様、そのものだった。誠実で、嘘なく、まっすぐに、人に、自分に、向き合い続ける人だった。だから、苦労も多かったと思う。理解されずに苦しんだこともあっただろうと思う。でもそれは、本人も承知の上だったのではあるまいか。誰に理解されずとも、信念を貫く——