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中華オタクのための中国の歩き方(5)

<高速鉄道(広州→深圳)編>

2023年11月、推しのライブのため中国へ飛んだ私。
準備編ービザ><準備編ー支払い関連><準備編ー電話&WiFi><準備編ーアプリ>に続き今回は、高速鉄道に関してあれこれ書きます。

▶︎高速鉄道
今回の旅では、広州→深圳→香港を高速鉄道で移動する旅でした。
高速鉄道=新幹線と思ってください。
事前に日本でチケットを買うか悩んだけど、急に誰かのライブが決まって予定変更があるかもしれないので、ギリギリまで予約はしませんでした。

広州最終日の夜、最高に美味しいココナッツ鶏鍋を食べている最中に、ハッと翌日早朝の高鉄の予約をしていない事に気付く私。慌てて中国旅行の味方、Trip.comを開いて「広州→深圳」間の高鉄を検索すると、2等車はすでに売り切れ。仕方ないので1等車を予約しました。1等車でも1人2070円と全然高くなかったからいいんですけどね。日本の新幹線と同じに考えて、平日なら割といつでもチケット買えると思ったら大間違いだったので、オタクの皆さんご注意ください。

チケット購入時にパスポートNoを入力するのですが、この番号が購入した高鉄の予約と紐づいているので、乗る時も降りる時もパスポートが必要になります。すぐ出せるようにしておいてください。

▲trip.comのトップページから列車を選択


▲出発地と目的地、日時を設定して検索


▲こんな風に結果が出るので予約ボタンから予約(日本のクレジットカードが使えます)


高鉄は、荷物検査などがあるのと、とにかく駅が日本とは比べ物にならないくらい広いので1時間半くらい前には着いていると安心かもしれません。では、駅に着いてからの流れを説明します。

〜高鉄に乗るまでの流れ〜

(1) 高鉄の駅到着(1時間半前には着いてると安心)

(2)入口に入って、自動改札ではなく駅員がいるところでパスポートを見せる。Trip.comから予約している場合、チケット情報がパスポートに紐づいているので、パスポートをスキャンするだけで入れます。

(3) 荷物検査(X線の機械に荷物を通します)、人間もゲートくぐります。
 ※飲み物は一口飲んでって言われることも

(4)荷物検査が終わって駅に入ります。めちゃめちゃ広い構内で待機する事になります。

▲広州南駅構内。
コンビニやファーストフード店もあって時間は潰せそう。
椅子もいっぱいあったし、マッサージチェアも置いてあった。
広州には新しい駅が出来たから今後はそっち利用になるはず。

(5)構内に巨大な電光掲示板があるので、自分が乗る高鉄のプラットフォームを確認して、時間が近づいてきたら付近に移動。

▲割と出発時間ギリギリにここのゲートが開きます。

(6)ここでも外国人は自動改札ではなく駅員さんのところに行ってパスポートを見せてスキャンしてもらってから入場して、プラットフォームに移動します。

▲1等車はこんな感じで快適。
スナックとペットボトルのお水が配られました。

そうこうしているうちに約40分で深圳北駅に到着!
駅から出る時も自動改札は通らずに、駅員さんにパスポートを見せて出てくださいね。

〜高鉄こぼれ話〜
高速鉄道の車内販売でしか手に入らないヨーグルトのソフトクッキーが美味しいというXの投稿を見た私は、どうしてもそれが食べてみたかった!
そこで高鉄に乗ってすぐ、すかさず近くにいた駅員のお姉さんにスマホの写真を見せて「これが買いたいです(カタコトw)」と訴えかけた。
お姉さんはインカムでどこかに連絡を取ってくれて「後で車内販売員が来るのでお待ちください」と言って去って行ったのだった。
しかし、待てど暮らせど車内販売員は来ない。後15分で深圳に着いちゃうよって時にあのお姉さんが通りかかったので「あの・・・」と声かける。お姉さんは時計を見ながら申し訳なさそうに「もう時間がないから間に合わないと思う」と。そうだよね、しょうがない次回またチャンスがあったら買おうと諦めたのだった。しかし、到着5分前、クッキーを抱えたお兄さんが汗かきながら小走りできてくれたのだった!
もちろん、お兄さんが持ってるクッキー全部買い取らせていただきました!
みんな親切で優しいー。

▲こちらがその時買ったヨーグルトのソフトクッキーみたいなお菓子

<高速鉄道(深圳→香港)編>へ続く!


2024年1月現在の情報です。日々仕様が変化しますので、必ず最新情報を調べてください。トラブルがあっても一切の責任は負えません。

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