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中華オタクのための中国の歩き方(1)

2023年11月、約2年半推してきたアーティスト、黄鲲のライブを観に中国(広州)に行ってきました。今まで割と色んな国に行き、海外に住んだ事もありますが、渡航準備をする中で私にとって、中国旅ってハードル高い…と思ったので、後に続くオタクの為に旅の準備からのあれこれをまとめておきます!私は中国に住んでいるわけでも、中国語ぺらぺらでもなく、あくまで私はこうしたよ、というレポートなので参考程度にしてください。うまくいかなくても責任取れません・・・。
ただ、中国は無準備で行くと遭難します。(割と本気)

★準備以外の現地推し活レポは同行者chobicoのnoteをどうぞ。


〜スケジュール〜
07/28 ツアー日程発表
07/31 チケット発売&チケット購入
10/10 ビザ申請
10/13 ビザ受取り
11/09 
 08:40 東京 羽田発
 13:05 広州 白雲空港着
11/10 ライブ
11/11  広州観光
11/12  広州観光
11/13 
 08:57 広州南駅 →09:34深圳北駅
 推し活
 14:55 深圳北駅→15:13 香港西九龍駅
11/14 23:50 香港発
11/15 04:40 羽田着


<準備編ービザ取得まで>

移住ではない。留学でもない。ほんの数日旅行したいだけなんだよ・・・。なのに、ビザ申請フォームには両親の職業から上司の連絡先まで書く欄があって驚愕する。履歴書にだってこんなに書かないよ。(現在は少し簡略化されたっぽい)

1 ライブのチケットを取る

いきなり初っ端からハードル爆上がり。だいたいみんなここで終了・・・。
だって、ぴあとかTicketmasterじゃ買えないんだもん。
私もチケット購入試したんですけどね、エラーでダメでした…。(ゆえにお友達にSOS)
現地のお友達にお願いする、もしくは代行にお願いするなど、ここはなんとかして乗り越えるしかないのが現状・・・。
中国の推し活は、現地在住のお友達がいないと無理(え、ヒドイ😇)
※中には自力でゲットするツワモノもいる。

2 飛行機のチケットを予約

観光ビザを取得するかトランジットで行くか(4を参照)で、変わってくるので、それに合わせてチケットを購入してください。

3 ホテルを予約

中国では外国人の泊まれないホテルが存在するので、口コミをチェックして、過去に泊まった日本人の口コミがあるホテルを予約するのが安心。過去に外国人NGで泊まれなくて急きょ他のホテルをとったって話も聞きました。Trip.comで予約すると予約確認書のPDFが中国語と英語でダウンロードできるので、チェックインの時に見せたり、空港からのタクシーで見せたり出来るのでおすすめ。

▲Trip.comの各ホテルページには、
外国人が泊まれるかどうか書いている。
だけど100%信用してはいけない気がしている…。

予約時の注意点:2名1部屋で予約する場合、2名分の名前を登録してください。ビザ申請時に自分の名前が載ってない予約確認書は受け付けてもらえません。ビザ申請後にホテルを変更してもOKです。ビザの変更手続きなどは必要なし。

▲Trip.comのホテルページでは予約ボタンを押した後、上記ページからもう一人の宿泊者の名前を追加できる。
予約したのは広州賓館
部屋は広くて、清潔で、宿泊料も安くて、地下鉄駅直結で快適だった。
なにより全室禁煙なのはかなり高得点でした。

4 観光ビザ(Lビザ)or 72-144時間トランジット?

2024年1月現在、日本人が中国に観光で行くには、観光用のビザを取得するか、行きまたは帰りに第3国を経由するトランジットの航空券を購入して行く方法があります。私は出発までに割と時間があったので、Lビザ取得一択でした。

◎あなたはどっち?
▶︎ Lビザ(観光)

・取得のために2日間(申請&受け取り)予定を組める人
 *受取りは代理でもOK
・出発日までに7日間くらいある人(申請一発OK出来る自身がある場合)
・最大30日間滞在したい人

▶︎ 72-144時間トランジット ビザ免除
 (都市によって滞在可能時間が異なる)

・ビザを取得するための休みが取れない人
・ビザセンターや領事館が近くにない人
・出発まで1週間きった人
目的地が72-144時間トランジットの対象エリア
・目的地以外の都市に移動予定がない人
・72-144時間の滞在でもOKの人
・行きまたは帰りに日本と中国以外の第三国に経由できる人
・中国に24時間以上滞在予定の人


<Lビザ取得のために持参するもの>

さて、Lビザ取得と決めたので、ビザ取得に必要な物を揃えます。 証明写真以外はすべてA4サイズコピーが必要。

Chinese Visa Application Service Centerのサイトで必要事項を記入し、ビザ申請してPDFをダウンロードし、プリントアウトしたもの
・航空券や航空券支払い済明細書のコピー
・宿泊予約証または明細書のコピー
・パスポート(原本)
・旧パスポート(原本)
・パスポートの写真のページの等倍カラーコピー
・旧パスポートの写真のページの等倍カラーコピー
・規定サイズの証明写真1枚

証明写真ですが、安く済ませたい方はFreeDPEかピクチャンというスマホアプリを利用して、コンビニの写真印刷(カラー)をするのがおすすめです。私はFreeDPEを利用して問題なくビザ取得できました。 証明写真で注意する点は以下です。
・眉毛と耳を出す(前髪ある人は上げてください)
・白い服は着ない
・背景は無地の白
・縁の太めのメガネかけない
・メイクは薄め
・アクセサリー類はつけない

ビザ申請から取得までには4営業日見ておけば良いと思います。
※中国の祝日に注意

私の場合、行きは東京から広州まで飛行機で行き、広州から香港までは陸路(高速鉄道)で移動し、香港から帰国するプランだったので、広州から香港までの高鉄のチケットは予約した方が良いのか悩みましたが、ビザセンターでの申請時に、飛行機のチケットコピーの空いてるスペースに「高速鉄道で移動します」と書いてくださいと言われて高鉄の予約なしで大丈夫でした。
※申請中はパスポートを預けなくてはいけないので、パスポートが必要な用事があれば先に済ませておいて。

今回上記のような準備をしていって、1発OKでした。
私の取得した時期は申請日の日時予約が必要だったので予約しました。
(いまは予約の必要なし)
返されたパスポートには、ペタッとシールを貼られてました。

以上、ビザ取得までのあれこれでした。
ビザに関しては日々変化するので、ビザセンターの公式サイトで最新情報を必ずご確認ください。
そろそろ短期観光ビザも免除されそうな気配がしていますが、それまではビザ取得がんばろー!
<準備編ー支払い>に続く!


2024年1月現在の情報です。日々仕様が変化しますので、必ず最新情報を調べてください。トラブルがあっても一切の責任は負えません。

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