見出し画像

#208 人生は選択で変わっていく 3児移住ワーママAさんとの対談における気付き

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

5月から、木下斉さんと、普段は全国それぞれの地域で別々の生活をしている36名の方々と一緒に進めている音声対談配信企画のジブン株式会社RADIO。

元々都内で子育てをしていて、今は仕事を続けながら群馬県みなかみ町に移住された「3児移住ワーママAさん」との対談の収録が無事に終わりました!
テーマは、地域におけるモビリティということで、日常生活における移動手段や、地域における課題、今後の展望について、色々とお話を伺うことができ、とても気付きの多い対談でした。

偶然ながら、前回対談をさせていただいたKASHIWAさん、そして今回対談をさせていただいた3児移住ワーママさんも実は同い年ということで、自分と同じ世代の方々が普段の生活フィールドは違えど、それぞれの場所で違った人生を生きていることが分かりました。それぞれ違った人生なんだけど、発信の交換を通じて、それぞれの人生を擬似体験できるというのは、発信してるからこその醍醐味だなぁと。

物理的には遠くにいても、発信を通じてお互いのことをよく知り、共感・共鳴しながら生活ができるというのは、本当にいい時代になりましたね。近くにいる人よりも、普段から発信内容に触れていることで親近感が湧きます。

さて、本日収録した対談の模様は、また音声配信がリリースされたタイミングでアナウンスできればと思いますが、今日の対談で話していないことを中心に、気付いたことを3つご紹介できればと思います!

移住ワーママAさんもスタエフで早速感想をお話されていたので、ぜひこちらもお聞きください!


ライドシェアが導入されればOK!という話でもない

今回対談にあたり、事前にモビリティに関する最低限の前提知識を仕入れておこうとまとめていた時には、「ドライバーが必要なライドシェアよりも、人手が不要な自動運転タクシーの方が本質的な解決案になりそうであるが、米中と比べて5年遅れの日本の無人タクシーが地方も含めてある程度一般的になるのは、法制度整備や自動車産業へのインパクトを考慮すると2030年ごろまでは時間がかかるため、それまでの繋ぎとしてライドシェアの選択肢が増えていくのでは?」と考えていました。

しかし、単純にライドシェアか無人タクシーか、の二択ではなく、日中稼働率に空きがあるスクールバスや介護用バス、乗り合いタクシーのようなサービスの利活用といったグラデーションのある選択肢が供給されていく面もあるのだろうと。

また、かつて東南アジアで仕事をしていた時には、空港でパスポートチェックを抜ける前からGrabでドライバーを探し始めて、メッセージで「Plz come to Arrival Gate 5」というように予めピックアップ場所を指定し、その後荷物を受け取ってGate 5に行くちょうどよいタイミングでドライバーが来るよう調整できるほどGrabを使い倒していた私としては、ライドシェアなしでは移動できないという感覚があります。

ただ、本日対談をしながら思い出したのは、2年前にクリスマスシーズンにフィリピンのマニラに出張した時には、Grabが基本的に1時間くらい前から呼んでおかないと捕まらなかった経験です。

フィリピンでは12月に入ると、ほとんどの人が早くからクリスマスモードになって休みに入ってしまうため、そもそもGrabを使う人が多くなってしまうことと、ドライバー側も休みに入ってしまうことが多いせいか、需給のバランスが完全に壊れます。

マニラには仕事で行っていましたが、最終日に無事に仕事を終えて外で食事をしていて、ホテルに戻るためのGrabが1時間以上捕まらなかったため、あまり走っていない流しのタクシーを捕まえました。
Grabの2倍以上の運賃をふっかけられましたが、ホテルに着くまでの車内でも料金について揉めながら、最後は「Happy merry Christmas!」と伝えて半ば強引に交渉し、最初に提示されたボッタクリ額と適正価格の間くらいの価格で決着してタクシーを降りました。

このように、ライドシェアの仕組み自体が導入されても、供給側が適正にマーケットに投入された状態が保たれないと、誰もがライドシェアを便利に使える状態にはならない、ということを身体で理解した経験です。

人生は選択で変わっていく

地域のモビリティの話のほか、3児移住ワーママAさんが移住に至る話なども対談しました。
3児移住ワーママAさんもつい最近までは都内で生活されていて、みなかみに居住地を移されたわけですが、そこで早くも生活スタイルの違いや、日々の生活における時間の流れの違いなどを感じられていました。

モビリティの話にアンテナを立てて色々と調べられるようになったのも、実際に移住して生活をされ始めたからとのことで、改めて人生は選択を変えることで日々感じることも大きく変わっていくことを実感しています。

私と3児移住ワーママAさんは、同い年、東京で同じようにIT企業勤務で小さな子どもの子育てをしていたわけですが、私が都内の23区外に引っ越しをしたのと、3児移住ワーママAさんはみなかみに移住されたという選択の違いで、モビリティをはじめ、すでに色々と生活の中で感じられていることに変化が生じ、子育てのスタイルなども変わってきているわけです。

収録後の雑談トークで(こちらも時間を忘れて楽しく話していたら、Zoomの終了時間が来てブチ切りになってしまいましたが笑)、仕事は変えずに月に1回程度は都内に新幹線通勤されているとおっしゃっていて、このような変化1つ1つも3児移住ワーママAさんがご家族と相談されて選択して掴み取っている人生なんだろうなと。

子どもが大きくなってくれば、また感じることや生活スタイルも変わるはずですし、都内からの距離が違うというだけで、つい最近まではおそらく同じような生活スタイルにカテゴリ分けされていたであろう私と3児移住ワーママAさんが、どんどん別のカテゴリの人生を歩まれていくと考えると、日々の選択と決定の小さな差が将来の大きな違いになって出てくるんだと感じるところです。

3児移住ワーママAさん発信の面白さ

この話にも通じるのですが、今日の対談の中で、「3児移住ワーママAさんが都内で子育てをしていた時にはこういう悩みがあったけど、移住してきてこうなった」みたいなリアルなエピソードが幾つか出てくるんですね。

その話の一つ一つが、まさに私が日々の子育ての中で直面するちょっとした悩みや出来事にドンピシャで、なるほど、住む環境が変わるとこういう悩みはこういう捉え方に変わるんだ!というのが手触り感持って伝わってくるのです。

ご自身では、「ワーママの発信はありふれているのでは?」というようにも感じられていたということでしたが、都内子育てを経験した方が、移住先子育てを経験されることで、その違いをリアルに語れるというのが、3児ワーママAさんの発信のオリジナリティです。

本日対談したモビリティの話も、都内モビリティとの比較におけるモビリティの違いをリアルに伝えたり、観光地でもあるみなかみにおけるモビリティに関する取り組みが実際のところどんな感じで進んでいくのか?という件について、何らかの意図を持った新聞やネット記事で見るよりも、より生活者視点での見え方として理解していけそうで、この辺りも3児移住ワーママAさんの今後の発信コンテンツとして、個人的に楽しみにしているところです。

最後に改めて、3児移住ワーママAさんのページをご紹介しておきます!

それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

もし面白いと感じていただけましたら、ぜひサポートをお願いします!いただいたサポートで僕も違う記事をサポートして勉強して、より面白いコンテンツを作ってまいります!