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映画業界「空前の当たり年」でも悩み多き複雑背景

こんにちは!
株式会社GTDの加藤裕也です。

最近、知人の経営者の方にお勧め頂いた映画を鑑賞しました。

アカデミー賞に6部門ノミネートされた、ウィルスミス主演『 ドリームプラン 』です。
ウィリアムズ姉妹とその父の実話を再現した映画でとても感動しました。

近年は、AmazonプライムやNetflixなどの動画配信サービスが台頭し、私自身も映画館での映画鑑賞の機会が少なくなっていますが、やはり映画館での鑑賞は定期的にするべきだと実感しました。

そんな中、東洋経済オンラインで気になる記事を発見しました。

今回は本記事について、紹介したいと思います。

映画界のビンテージイヤーで当たり年

映画大手4社(東宝、東映、松竹、KADOKAWA)が集う新年記者会見において、映画配給大手・東宝の島谷能成社長は日本映画界に大きな期待を寄せていました。

邦画では今年、庵野秀明監督の『シン・ウルトラマン』や新海誠監督の『すずめの戸締まり』、定番アニメ『ドラゴンボール』『ワンピース』に加え、人気漫画『スラムダンク』などの劇場版公開が控えています。

業界には「喜べない異変」も

以下に一部抜粋した記事を記載します。

コロナの影響で2020年、2021年は上映作品が少なかった洋画も、今年は豊富。『ジュラシック・ワールド』や『ファンタスティック・ビースト』、『バズ・ライトイヤー』など人気シリーズが放映される。
「メガヒット」の目安となる興行収入100億円超えの作品が複数生まれる可能性も高く、まさに「当たり年」と形容されるにふさわしい。
一方で、業界には喜べない異変も生じている。
ある映画会社幹部は、文芸作品を原作とするものや恋愛映画などで、「今までならもっと観客を動員していたはずの作品が伸び悩むようになった」と漏らす。
2020年以降の映画業界では、『鬼滅の刃』が興行収入400億円超の驚異的ヒットとなったのに加え、足元でも『呪術廻戦』が同100億円超を記録。ファン層が厚いこうした作品の勢いに陰りはない。が、新作で固定ファンを持たない作品などでは、興行成績の振るわないケースが目立ってきているという。

この傾向は、やはり流行り病が大きく影響を及ぼしていると考えられます。
具体的には、上映する映画の見切りをつけるのが早くなっていること。
人気作品には長期間にわたり何スクリーンも用意される一方、不人気と判断されればすぐに上映されなくなってしまうという事実があるようです。

さらには、ユーザー側の行動の変化も影響しています。
背景にあるのは、ネットフリックスなどの動画配信サービスの台頭です。

「映画 vs 動画配信」の構図になっているようにも見えますが、話はそう単純ではなく、例えば、映画館で公開予定の作品を、動画配信で先行公開する事例も登場しています。

今回取り上げた映画業界だけでなく、どの業界においても、常に激変する市場環境の中で、その最適なあり方が模索されているのは明白です。

経営者として、常に変化に柔軟に対応しながら仕事し続けます。

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