Zoomで愛想笑いすると虚しすぎて心が死んでいく気がしてくる
この4月から社会人になりました。
まだまだコロナの世の中なので、なかなか来社することが出来なくてZoomでのオンライン研修が主体となっています。
私の会社の先輩社員さんは優しいので、オンラインの研修で退屈しないようにと、ちょくちょく笑い話を混ぜてくれます。
その笑い話で普通に笑える時もありますが、たまに自分の笑いのツボには入らない時があります。
他の同期は笑っているので、その先輩の話し方が面白くないとかじゃなくて、人それぞれに笑いのツボがあるのでハマらない時もあるということです。
会話というのはお互いの反応によって作り上げられるのものなので、1人だけ真顔ということにはいきません。
人が笑い話をして周りの人が笑った場合、ハマらなかった自分に残された手段は愛想笑いです。
この手段はオンラインであろうとリアルであろうとする行為だと思いますし、この記事を読んでいる皆さん方もする行為だと思います。
しかし、このオンラインで愛想笑いをして気付いたことがあります。
「オンラインの愛想笑いって虚し過ぎる…」
画面越しの相手を気遣って笑っても、部屋に響く笑い声は1人だけなんですよね。研修の講師の先輩の声は普通に聴こえますが、聞いている側の新入社員はミュートにしているからです
たとえ他の新入社員が笑っていたとしても、その笑い声は決して聞こえないのです。
自分が無理して笑った笑い声が、自分の耳にいっぱいに聞こえるとなんだか虚しくなります。
無理して笑っても一人。
令和の尾崎放哉が爆誕です。
そして、Zoom上で自分の愛想笑いしている姿が見えるので、視覚からも虚しさに襲われます。
ビデオ通話だと相手の顔だけじゃなくて自分の顔もPC画面に映ります。
リアルなら絶対に俯瞰して見ることのない、愛想笑いという自分の感情に無理している行為を自分で見れてしまいます。
これが自分の心にとってマジで最悪です。
愛想笑いしている姿が目に映る度に「なんでこんなことしているんだろう…」と思ってしまい、心が萎え萎えになります。
と、以上の2つの理由からZoomで愛想笑いすると虚しすぎて心が死んでいく気がしてきます。
多くの新社会人は「働くの辛い…」とか、「新しい人間関係が大変…」みたいな悩みでストレスに感じていると思いますが、私は世にも珍しく「Zoomの愛想笑いで心が死にゆく症」でストレスを感じています。
それでも愛想笑いをやめることはないでしょう。
なぜなら、コミュニケーションというのは相互で作り上げるものなので、向こうが冗談を言ったら笑うしかないのです。
そういう意味では大変なオンライン研修生活ですがやるしかないのです。
トホホ…
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