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ぼくのおばさん②【実話】

先月のこと。

『Sweet like Springwater』の最終編を仕上げていたらー

電話が鳴った。叔母さんから。

―どうしたの?と私は訊く。

「なにかあった…」
 
【トリガー警告・TW: 血液、怪我】

プロローグ:

 


私は70代の叔母と親しい。近年は第二の母のようになってきた。同じマンションの同じフロアに住んでいる大好きな叔母さん。週に一度、叔母の部屋を訪ねて、叔母さんの猫と遊ぶ習慣を立てていた。

あの日、なにかが奇妙な感じがした。叔母さんはかけるのは風通だけど、いつもと違う時間だし、声が震えていた。私が電話に出ると、まず沈黙。そして、「なにかあった…」と言われた。私はスマホを持って、すぐに叔母さんの部屋へ向かった。鍵が開いていた。入ってみて、台所に行くと...血。そこらじゅう血まみれだ。頭を打った覚えはないけれど、ひどく出血していると叔母さんは言う。

正直を言えば、僕は勇敢な者ではないです。パニックしました。頭が白くなった。

数秒経って、冷静さを取り戻したら、状況を把握し、これは救急車を呼ぶしかないと思いました。日本では、救急車を呼ぶには119番です。私はその番号を知らなかった!110番電話したら、間違いだと言われた…

あたふたして、救急車と繋がった。2分で現場に到着した東京消防庁の皆さん、本当にありがとうございます。叔母さんは600mlの血液を失ったと推定された。質問が次々と訊かれて、部屋中が数人の声で響き、大混乱でした。その間、猫ちゃんはテレビの後ろに隠れた。消防員の一人が担架を運んできて(狭い日本式のアパートです)、急いで救急車に乗った。サイレンが鳴り響く東京都内の道路。

救急処置室に着くと、私は待合室で待つ。それほどひどい状態ではないようだった。大量に出血したが、輸血の必要はない。ホチキスを数本打つだけで、割と早く家に帰れるそうだった。僕は出来ることを出来た感じして、落ち着いた。待っている間、スマホで無心に遊んだりもした。(実は、noteの短編小説の編集していた)。

計算が正しく、医師たちの医療は18時前に終えた。私は2時間弱待ったことになる。退院後、看護師さんが親切に車椅子をタクシー乗り場まで手伝ってくれた。叔母は苦労しながらも、早く帰りたいと言いつつ、なんとかして乗り込んだ。

ここで、私は大失敗した。もっと状況をよく見ておくべきだった。叔母さんの状態をより慎重にみれば良かった。もう少しロビーで待って、彼女が本当に回復したかを確認するべきだった。しかし、私もおばさんも、面倒見のいいタイプなので、この問題を十分に考えなかった。

アパートに着くと、叔母は歩くのもやっとの状態だった。私は叔母を支え、3分でドアに向かって歩くと1メートルしか進まない。すると叔母は、「立てない」と言う。私はできるだけ優しく、叔母を床に転がした。何をするか分からなかった。考えて考えて、ようやく病院に電話することにした。医師と繋がって、彼女を連れてくるようにと言った。

(医師は、このようなことが起こる可能性があると言ってた。その時の先生の口調はとても落ち着いていたので、その可能性は少ないと思っていた。もっと気をつければよかったと本当に後悔…)

またタクシーを呼ぶ。また救急処置室に戻る。更に4時間待つ。

二回目、待つのは苦しいことだった。もう、スマホで遊ぶ余裕はない。僕にできることは何もなく、一体何が起こったのかも理解できない。医師は2、3回更新してくれたが、僕にとって全部ギリシャ語。医療処置の意味もわからないし、さらに、私の日本語はこういう場面には及ばない。

*基本的な医学知識を、しかも自分の国で使われている言語で勉強する必要がある。
 
私が見たところ、叔母はさらに3回の点滴を受け、顔に少し色がつき、もっと喋るようになり、歩ける自信がついたよう。今回、私は叔母に、歩けるか、立てるか、はっきり考えられるかなど、いろいろと質問した。慎重に彼女をタクシー乗り場まで送り、2回目に家路についた。

家に帰ると、真夜中なので、後片付けをしなければならない。血液は乾燥させておくと有毒になることはどこかで聞いた。(正直言えばわからないです。ご存知の方はコメントください)。だから、僕は血が付いた場所をゴシゴシと洗い、あらゆるものを消毒し、血で汚れたものを3つのゴミ袋に入れ、それぞれ二重に袋に入れました。もちろん、この間ずっとゴム手袋をしていた。僕は叔母さんをベッドまで見送り、スマホを横に置いておくようにと言った。叔母さんはまた、鎮痛剤を2タブほど持っていて、コップ一杯の水をベッドサイドに用意した。何かあったら遠慮なく電話するように言って、私は自分の部屋に戻りました。

今、午前2時だが、まだ気が立っていて、双極性障害の僕はすぐには眠れそうにない。

この事件が起きてから、深く反省した。

私一人ではないと知ってる。30代で周囲に高齢の親や親族がいる人は僕のnoteを読んでくれている人も少なくない。本当に親族と連絡を取り合って頻繁に電話をかけることは大切だと思う。

事故はいつどこで起こるか分からない。事故や災害が起こったときにどうすればいいか計画を立てた方がいい。家族にも相談した方がいい。

ストレス高まる状況では、努めて心をなだめる。状況を把握して冷静に作戦を練る。

そして、教育だ。応急処置に関するオンラインコースを受講したり、ワークショップに参加するのもいいだろう。

病院では、慎重を期すこと。たとえ患者さんがそう望んでいたとしても、帰宅を急がないこと。ロビーで1時間以上待ったほうがいいと思ったら、スタッフに許してもらったらそうする。
 
僕は普段、説教することはしていません。でも、この経験してから、一度ミン様に願いたいことがあります。これだけ、皆さまに言いたいです。愛する人と連絡を取ってください。もし、事件に巻き込まれた、僕よりうまく行動とっててください。