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島暮らしと子どもとお出かけとライター業の2020年を振り返る

転勤族専業主婦がふたたび働き始め、15年ぶりに推しができました。2020年の2大トピックスです。

私の暮らす沖縄の竹富島は、日本最南端の町「竹富町」に含まれます。竹富町は西表島や黒島、小浜島など個性的な島が集まるひとつの町。同じ町なのに島が違うのです。さらに町役場が石垣市(石垣島)にあり、自治体の外に役場が置かれている、国内でも珍しい町。

今年は面白く魅力たっぷりな町内の島々に、子どもたちと行くことを目標の一つにしていました。しかし、コロナ‥!思うように移動はできなかったけれど、変化の大きな年だったなあとしみじみ。

子どもとのお出かけと、後半からライター業についても振り返ります。ちょいちょい推しのことも。


1月

・年末年始は東京へ帰省
・六本木の森ビルで行われていた「未来と芸術展」「天空ノ鉄道物語展」へ子どもたちと行く
・家族で西表島へ「ジャングルホテル」泊
・ジャニーズのSixTONES、SnowManデビュー。CDを1枚だけ買う

普段は離島で暮らしているため、帰省したらここぞとばかりに出かけます。子どもたちと博物館や美術館へ行くのが好きです。ロボット好きの次男のために「未来と芸術展」鉄ちゃんの長男のために「天空ノ鉄道物語展」、同じ場所でこの2つが開催されている奇跡に感謝して出かけました。

家族で西表島へ初上陸。同じ町内ながら船を乗り継いで行く、近くて遠い島です。

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2月

・長男と2人で「黒島牛まつり」へ
(元光GENJIの大沢樹生さんがサプライズゲストでパラダイス銀河を歌っていた衝撃)

「人より牛が多い」黒島。夢の抽選会で牛一頭がもらえる「黒島牛まつり」へ行きました。牛一頭は外れましたが、息子が石垣島のホテルランチ券を当てる快挙!!

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3月4月

・連日見かけるコロナ関連のニュースや、SNSを見て心が休まらず
・SixTONESやSnowManのYouTubeを見ていたら、面白いしパフォーマンスはかっこいいしで、20代ジャニーズの魅力に目覚める(セクゾやキンプリも)

気持ちの落ち込みとともに、アイドルに癒される。徐々に推しの魅力にはまっていきます。

5月

・休校を満喫。子どもたちと島でのんびり過ごす
・「探究学舎」の受講を始める
・SixTONESのファンクラブ入会

飽き性なもので「ファンクラブ入って飽きたらどうしよう」と迷っていたけれど、すでにファンクラブに入っていた高校の後輩に押されて入会。YouTubeの存在は沼落ちに大きかったなー。はい、正式に京本大我くん推しになりました。歌声とギャップにやられました。

▼もうすぐファーストアルバムが発売!


6月

・引き続きおうち遊びを満喫。
・小浜島へプチ旅行。「はいむるぶし」泊
・SixTONESの2ndシングル発売

結婚10周年だったので、小浜島のリゾートホテルでのんびり過ごしました。それと、これまでは1週間かかるけどAmazonは届くし、離島でも意外と便利〜と思っていましたが、CDが発売日にどこにも売っていなく、予約したものが届かず、地方×オタ活の大変さを感じます。でも楽しい!

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7月

・クラウドワークスを始める
・WEBライターの方のブログやYouTubeを見て、独学でお仕事を受注し始める

ここからライターの話が出てきます。もともとは自宅でできることをしてみよう、と思ったのがきっかけでした。初仕事は文字単価0.1円。今思うと衝撃案件。

早々にこの案件を卒業し、プロフィールや提案文を作り込み、店舗ブログの記事を書く仕事を受注。確か文字単価0.5円でした。テーマが雛人形など子どもの節句についてで、調べていて楽しく、この記事を実績に文字単価1円以上のプロジェクト案件にも通り始めました。

トライアンドエラーが楽しく、3ヶ月続けられたら開業しようかなとぼんやり考え始めます。


8月

・「小学校教諭免許」効果で文字単価2円の記名記事のお仕事を受ける
・中村洋太さんの記事に出会う
・何度修正してもOKが出ない仕事に心が折れかける
・ライターと心理カウンセラーとして活動する永瀬なみさんにお話を伺う

ライターを始める前からInstagramで好きなことを気ままに綴っていました。また、「その人となり」や「熱量」の伝わる文章が好きで、WEB記事やブログ、書籍を選んで読んでいました。

このことから、自分が読みたいと思えないものを書くのが辛いなと感じ始めます。例えば子育てのことであれば、過去の自分が読みたかったものを書きたい。わがままかもしれないけれど「楽しい」と思えることをやりたい‥!!WEBライターから距離をおこうか‥。

モヤモヤが出てきた頃、どうしても納品にまでたどり着かないクライアントにあたります。何度修正しても返される。毎回書き換え。指示もよく飲み込めない。なんとかしたい一心で、ライター兼ライターのメンタルサポート活動も行う心理カウンセラーの永瀬なみさんにお話を伺いました。

プロフィール文やインスタなどを見て「写真上手ですね!ストックフォトも登録したらよさそう」と言っていただき、誉め言葉を素直に受け取り写真が楽しくなります。記事や構成の作り方も丁寧に教えていただきました。在宅でフリーランスを始めたこともあり、話を聞ける方がいるということは本当にありがたいことでした。

さらに、中村洋太さんの記事に出会い、モヤモヤが言語化されている!と感激したのもこの頃。「文字単価」ではない世界があることを知ります。


9月

・中村洋太さんにお話を伺う
・沖縄の離島住民向けテレワーク事業に登録。テレワーク内容が主にWEBライターだった
・インタビュー音声を記事にする仕事をする
・Twitterで野本響子さんとやりとりをして、島の教育についてnoteに書く
・子育てメディアから声をかけてもらう
・今の仕事に集中しようと、クラウドソーシングを見るのをやめる

中村さんにお話を伺い、クライアントとの相性や自分の目指す方向性を考えることの大切さを実感。

永瀬さんも中村さんも、駆け出しの私のことをひとりのライターとして接してくれたことがなによりもありがたかった。納得して退職し専業主婦を選んでいたはずが、すっかり社会と関わることに自信がなくなっていたことに気付きます。

この頃はそもそもライターを目指したいのか?わからなかったけれど、ライターとして仕事を受けるからには力をつけたいと考えます。

ライターとして名を上げる。そのための戦略は、安い仕事をひたすら受け続けて時間を犠牲するようなことではなく、なけなしの貯金をはたいて行動を起こすことだった。(中村さんのnoteより)

中村さんは差別化のために、行動をしていました。私はライティング力は未熟だけれど、珍しい体験はしています。そこで「心の動いたこと」を発信するように。「今やっていることや考えていること」を隠さずにFacebookやTwitter、Instagramなどでつづるようになりました。

マレーシアで活動する野本響子さんのnoteを見て、「これは書かなければ‥!」と書いた次の記事を多くの方に見ていただきました。

そして、もともとInstagramを見てくれていた子育てメディアの方から声をかけていただき、発信の大切さを実感!差別化と行動力について、少し手応えを感じます。


10月

・「うさぎ堂」の記事をnoteに書く
・広報記事の仕事が決まる
・Twitterで見かけた「ライター募集」の案件に応募したら紙媒体。テストライティングで採用に

石垣島にある「古書カフェうさぎ堂」についてのnote記事の添削を中村さんにお願いすると「素晴らしい文ですね〜、お上手です」「安定感、バランス感があります。企業の記事も書けそうですね」と言っていただき、驚きました。

10年近く前に、広報として社内のスタッフに商品の魅力を聞いてプレスリリースを作っていたのはインタビューだったんだ‥!「たった2年しかやっていない」と思っていたけれど、この経験も今に繋がり、「無駄な経験はない」を実感します。まだまだなのは確かだけれど‥!!

クラウドソーシングではなくTwitterやbosyuなどでお仕事を探しながら、直接メディアに営業をし始める。


11月

・初めてオンラインインタビューをする
・離島テレワークの事務局にポートフォリオを送ったら、企業からの取材込みのライティング依頼をいただく(記事単価のお仕事)
・Twitterで見かけた「旅ライター募集」に応募したら、今までの経験と住んでいる土地がドンピシャで採用してもらう(こちらも記事単価)

・探究学舎の方と島でお会いする
・AERA with kidsに息子の「コマ撮り」作品が掲載される
・3世代で八重山旅をする
・SixTONESの3rdシングル発売

住んでいる土地が強みになることを実感しはじめます。また、雑誌や大手メディアで活躍するライターや著者、編集者の発信を目にするようになり、意識が変わっていきました。

実家の父が来て石垣島や竹富島を一緒に巡りました。自分の旅経験を記事にしたいなと考えるように。


12月

・初めての取材。取材許可をとる、撮影、取材を1人で。緊張しつつ充実した時間
・ライターマガジンを見て連絡したメディアの編集長から連絡をいただく。年明けから一緒にお仕事ができそう
・どういう媒体でどんな記事を書きたいのかひたすら棚卸し
・年末の歌番組楽しいな

一眼レフを購入したり、執筆にかけられる時間の制約があったりと、収支面はまだまだではあるけれど‥。時間の制約があるからこそ、力をつけて、1本に時間をかけたいと思い、営業のかけ方が変わりました。

私は人と比べて自分をダメ出しする癖が強く、多くのライターさんの活躍を見て焦ったり落ち込んだり、今から頑張っても‥という気持ちにおそわれることも。

それでも「自分のやりたいことと向き合う」ことで道が開けていくことを実感した1年でした。


さいごに

2021年は引き続き興味のアンテナが立ったことを楽しみたい。つい「自分が情熱を持ってやれること」よりも「人から褒められるから頑張る」ところが昔からありました。そして、この頑張り方はしばらくすると力尽きます。途中で息切れにならないでいたいなと思います。

今年わかったのは「良い!」と思ったものや人を伝えたくなるということ。絵本や本の書評、著者インタビュー、アイドルについての記事も挑戦したいジャンル。また、私もまだまだ知らない離島のディープな魅力や面白さを知って、伝えたいです。

ざっくり抱負
・企画力と編集者目線をつける
・八重山暮らしや、近場旅、子どもとの体験を記事化できるメディアを見つけたい
・暮らす場所で、人との出会いを広げて、顔を合わせての仕事ができたら良いな(実は一番勇気がいる)

2020年、ありがとうございました!!2021年もよろしくお願いいたします。どんな1年になるのかな。

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