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企画脳を育てる!「noteネタ出しオンライン会議」は刺激的な会だった

「企画力」ってどうやってつけたら良いのでしょうか。ライターとして記事を書くようになり、「自分で記事の企画をできる」と仕事の幅が広がるなと実感していました。企画力が…ほしい!!!!!

「企画脳を育てるにはアウトプットの機会をつくること」(編集者竹村さんのnote記事より)

そんなアウトプットを作る場「noteネタ出しオンライン会議」の第2回に参加しました。

発案は池田あゆ里さん。

きっかけはこちら『書くのがしんどい』の著者であり、編集者の竹村さんの記事だったそうです。

「noteネタ出しオンライン会議」に参加した様子をレポートします。


スペシャルゲストが!?

初回のレポートを読み、知ってる方が多そうだしお互いに企画を持ち寄ってわいわい交流ができるなんて楽しそう!と第2回の告知を見かけてすぐに申込みました。するとあゆ里さんからDMが…

「noteネタ出しオンライン会議なんですが、なんとメンバーにあの神田桂一さんと中村さんに参加いただけることになりました!緊張させてしまうかもしれないと思い、事前にご連絡いたしました。」

ライターとしてご活躍する神田桂一さんと、中村洋太さんの参加が決まったとお知らせをいただきました。

神田桂一さん
週刊誌『FLASH』記者、ニコニコニュース編集部記者を経てフリー。『スペクテイター』『POPEYE』『ケトル』『yomyom』『週刊現代』など。著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(宝島社・菊池良と共著)。(DANRO掲載のプロフィール情報を引用)

▼先日ウェブメディアDANRO主催の「フリーランスのライターとして生きていくには。」というイベントに登壇されていました。森川さんのイベントレポを読み、感激したのはつい最近の出来事。

中村洋太さん
海外旅行情報誌の編集・ライティングとツアーコンダクター(海外添乗員)としての経験を経て、2017年1月よりフリーランスのライターに。朝日新聞社、ソフトバンク、ユニクロ、リクルートをはじめ、大手企業を中心に様々なメディアで執筆。(note掲載のプロフィール情報を引用)

▼ライター向けのコンサルもしていて、ドラマのような展開が日々生まれています。私も末席でお世話になっています。

そして、ライターの佐藤純平さん、池田あゆ里さん、私の5名でした。

note企画会議の流れ

事前にあゆ里さんが用意してくれたGoogleドキュメントにそれぞれ記事の企画タイトルと概要を3つ書きます。ZOOMでつながり、お互いの企画を3分以内で発表し、それぞれの企画に対してコメントをします。

他の方の企画を見る機会

神田さんはノンフィクションを主に書かれている方なので、企画の内容もノンフィクション中心でした。私のように起きた出来事から感じたこと、というシンプルな企画ではなくて、そこから一歩踏み込んだ、「論じる」というのはこういうことなんだなと感じました。

それぞれ皆さん、経験から目をつけた切り口が個性的で、なるほど、読んでみたい、となりました。他の人の企画を見る機会がこれまであまりなく刺激的でした。

私は次の3つを震えながら発表。

1.竹富島自然学習歩道を歩いてみた

→環境省が運営するビジターセンターが提案する「竹富島自然学習歩道」という全長6kmのルートがあります。このあまり知られていないルートを、3人の子ども達と実際に歩いてレポしたい。

2.7歳息子の成長 ピアノを習ったら学校でコンサートを開催した

→「子どもの好きを伸ばそう」という話が近ごろ教育でトレンド。息子がピアノを習い始め、耳コピで好きな曲を弾くようになり、さらに驚きの行動へ。「子どもの好きパワー」を実体験から深堀りする。離島の習い事事情にもふれる?切り口を変えた好きパワーの記事として『10歳長男は大切なことをすべて鉄道から教わった』も。

3.子ども向け科学絵本「かがくのとも」は大人が読んでも面白い

→絵本や児童書の老舗出版社、福音館書店が発行する「かがくのとも」シリーズ。科学者や専門家たちが、子ども向けにノンフィクションの楽しさを伝えています。福音館書店の思いや、魅力、実際に子ども達がどう楽しんだのか語る。理系アレルギーの私も楽しめる科学絵本の魅力とは。

島での暮らしや子どものことを中心に考えた3つの企画にしてみました。神田さんと中村さんが参加すると聞いてから、もう緊張がすごくて、当日の朝は変な夢を見てしまったほど。

神田さんは「竹富島という島そのものに興味がある」と言ってくださり、中村さんにも「どれも読んでみたい」と言っていただきました。嬉しい!!私の企画力というか、やはり竹富島がもつ場所の魅力は計り知れないと実感。加えて私の頭の中に眠っている子育てにまつわるアレコレを表に出していきたいと感じました。

仕事とアイデンティティを結びつけると‥

個人的には、純平さんの「働き方」の企画に対する神田さんのコメントがとても印象的でした。

「仕事がアイデンティティになると不幸になる」

「そうかもしれない‥」と妙に腹落ちして、この言葉が私の頭から離れずにいます。ライターの仕事をするようになってから、まさにアイデンティティと仕事を結びつけているように感じていました。これは行きすぎると、ダメ出しをされたときに自分が否定されていると感じたり、他の人の活躍と自分を比べて落ち込んだり、仕事での刺激が自分の足元を揺らすなと。そして、最近「書くのがしんどい」状態になりつつありました。

仕事は仕事、自分は自分。良い塩梅を探っていきたいです。

後半は仕事術の話に

書籍を出している神田さんがいらっしゃるということで、キャリア歴、ライターとして文章の書き方など、気づけば神田さんへの質問コーナーのような形になりました。

ネタ出しをしていたときに、純平さんのネタに対して「◯◯の△△という本を読んでみると良いと思います」

あゆ里さんが小説を書いてみたいと話すと「◯◯の△△という本が‥」とすぐに特定の作家や本の名前が出てくるのに驚き、なにげなく「神田さんは本をどのくらい読みますか?」と質問しました。

すると「1ヶ月に30冊くらいですね」の答えが。これにすかさず中村さんが「30冊ですか?1日に1冊のペースということですか?」と返す。「うーん、そうですね。最近読んで面白かったのはこれと、これと‥」と本棚からノンフィクション書籍を次から次へと紹介する神田さん。中村さんの目の色が変わり、インタビューのような形でお2人の話が続きます。

神田さんは結論を考えずに書き、偶然に任せるように書くとのこと。読者層もイメージせずに、書きたいことを書くそうです。また、仕事は基本断らないとも話していました。

中村さんもはじめの頃は結論を考えていなかったそう。仕事をするにつれ、書くものによっては結論を考えるようになったそう。書き方のスタイルは人それぞれですよね、ともお話していました。

フリーランスの方とお話していると、仕事の選び方やスタイルなど本当に千差万別で、刺激をもらいます。自分はどうしていこうかな、と考えるきっかけにもなりました。

なにげなく申し込んだnote企画会議。中村さんが神田さんにインタビューする様子を見学しているような、とても贅沢な時間となりました。

▼第3回の募集中だそうです!一期一会なメンバーなのも楽しみですね。


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