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神奈川から離島へ引っ越してきた頃の寂しさ

家族5人で神奈川から竹富島へ移住してきて、今年で3年目になります。私の地元は東京の町田市。夫は生まれは京都、育ちは東京。そんな私たち家族の島での出会いや学びを、講談社が運営する子育てメディア「コクリコ」さんで書いています。

第4回目は島での日常生活で、不便さや寂しさについて綴りました。

「そうだ、私は今竹富島に住んでいるんだ……」と散歩で外に出るたびに新鮮さを感じていました。それまでの暮らしと180度異なる景色は、もちろん魅力的。しかし、時間が経つにつれ、一般的なお店がほとんどない街並み、人とあまり会わない日々に少し戸惑い始め、寂しさもじわじわと感じるようになっていきました。

2019年4月の、移住した直後の戸惑いや寂しさを思い出しながら、写真とともに紹介しています。

移住から1年の間に学校行事や島の祭事などで交流を深め、付き合いが広がってきたかなと思っていた頃に、コロナの広がり。島の行事の多くが縮小や中止になることが続いています。もう実家にも義実家にも2年近く帰っていません。夏の帰省も迷いに迷って断念しました。

ニュースやSNSを見ては気が滅入るような日々ですが、自分自身を振り返ってみると、島に来たときは私は転勤族の専業主婦でした。それが今は、ライターとして、書くことをお仕事にしています。

自分自身の島での暮らしのこと、島の方へのインタビューを連載しています。加えて、島に限らず首都圏の会社とオンラインでも仕事をしています。場所にとらわれずフリーで働くというのは一部の特別な人だと思っていたので、今でも不思議な感覚です。

▲昨年12月にnote編集部のおすすめにも選んでいただいた記事。そこからさらに半年ほど経ったので、また思うことを改めて綴りたいなあと思っています。

わがままで欲張りかもしれませんが、私は好きなことをしたい。というか、好きじゃないことを、極力やりたくないと思っています。ただ、「これをやりたい!」とはっきりと思っているわけではない。だから、実際にやってみたら、初めて気づける。とてもめんどくさいし周り道をしているけれど、これからも少しずつ新しいことをしながら、自分の好きなものや得意なものと出会っていけたらと思うのです。


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