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一人映画をみる前に:映画「怪物」感想つき

わたしは坂元裕二ファンの一人です。

熱い気持ちを放出しているのはこちら



どうしても観たかった映画「怪物」。
初日に行くつもりが台風で泣く泣く外出を諦め、先日ついに行くことが出来ました。

一人映画です。
一人映画、もしかしたらはじめてかも?
映画は一人で問題なく行けるのですが、なんだかんだ誰かと行く機会が多くて
逆に一人で行く機会がなかったようです。


うわーーい。
と、変な興奮のまま近所の映画館(イオン)へ。

オンラインチケットを駐輪場で購入してから、イオンの中に入る。
まだ時間に余裕があったのでわたしが向かったところとは。


ゲーセンです。

目的は1つ。
バスケのシュートをするゲーム。

(ちなみにバスケ経験はありませんよ)


定期的にやりたくなります。
次男が幼稚園に入った初日、一人時間だ!やっほーいと向かったのもこちらでした。笑
ただただストレス発散ですね。

今回は久しぶり。半年ぶりくらい?
いつも通り、広いゲーセンの片隅にありましたが
以前と機械が変わっていました。
よっしゃ、やろう。

100円投入。
調子に乗って「レベル、普通」にしたら、ステージ2で撃沈。

悔しくてもう100円投入。
「レベル、優しい」に変更。
あとちょっとで、こちらもステージ2で撃沈。

ムキになりもう100円投入。
「レベル、優しい」の一択。
ステージ2クリア!!いえーい。
しかし、ステージ3で撃沈。

もう1回。。てところで時計を確認。
やば。行こう。

こんな感じで上手に一人遊びしてから映画館へ向かいましたとさ。


+++

ここからは真面目に映画の感想です。


わたしはストーリーの事前情報、ほぼゼロで挑みました。

苦しくて、苦しくて、ずっと苦しい映画でした。
一体何が起こっているのか。
それに気づく前も、気づいてからも苦しい。

物事には色んな側面があって
その側面は本人にしか分からなくて
周囲に理解を求める難しさを感じました。

無意識に発した言葉が
誰かを苦しめていたり
一度ついた嘘が
取り返しのつかない大きな事になってしまったり。

人の気持ちがそれぞれなのは当然で
人間に当たり前はなくて
子供にも当たり前はなくて
その子供たちを、大人は守らなくてはいけない。


子供同士で学ぶことはたくさんある。
ケンカも仲直りも話し合うことも経験した方がいい。でも、つかなくて良い傷はある。絶対に。


子供を受け止めてあげるには
やはり大人の力も必要なのだと思いました。
それがとても難しいことであるのも承知です。
教育も、子育ても、むずかしい。

ずっとずっと苦しい思いで、眉間にしわを寄せて観ていましたが
最後のシーンでは止めどなく涙が出ていました。
(途中もほろりとありましたが)


出てくる秘密基地に憧れが詰まっていました。
秘密基地をデコレーションするなんて、わくわくしかない。

子供の頃のわたしの部屋は、天井や壁一面に星を貼っていました。暗闇で光るプラスチックの星。
秘密基地ではありませんが、それをふと思い出しました。


俳優さんたちすばらしかったです。
表情が、そのシーンによって全然違う意味に捉えられます。さすがです。
子役お2人、最高でした。
ネタバレしてしまうのでこれしか言えません。


大事なこと、を考えさせられました。
わたしは観ることができて満足です。


+++

なかなか苦しさが続くお話なので、初デートなどには向いていないかも。。?

でも、この苦しさを共有して誠実に感想を話し合える間柄だとしたら、すごく素敵な関係だと思います。大切な人になりそう。


わたしは一人だったので、この感情を引きずりながら過ごしました。
(帰宅したら強制リセットされました。)


予告で観た「リボルバー・リリー」がめっちゃおもしろそうでした。綾瀬はるか主演。ダークヒロイン、観たい。。!


アクション出来るのいいなー。
かっこいいなー。憧れます♡

しかしバスケのゲームで「レベル、優しい」もクリア出来ないのであれば、まだまだですね。
うーんまずはそこからか。
(なんかちがうけど)

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