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変わることも変わらないことも美しい

約1年ぶりに前働いた会社がある日本橋を訪れた。

相変わらず会社はあった。そのことに不思議な安堵。
私はホワイトワーカー会社員のレールを外れ、なんだか不思議と生きているぞ!みたいな低空飛行をしているけどあの時の日常がちゃんと今もそこに存在することに喜びを覚えた。

変わることや進化することに重点を置きがちだけど
変わらないことも素晴らしいことだと思う。

会社の事務所
変わらない街
よく通ったベトナム料理のお店
癒しの時間だったコーヒースタンド
行列の出来ていたてんぷら屋
穴場の弁当屋

ある、ある、全部まだある
変わらずにそこにある。
コロナに負けなかったんだ!
そのことに喜びと称賛の声しかない。

3年前コロナ真っただ中に私はこの街に住んでいた。
いつもは観光客やサラリーマンでごった返していた街はひっそりとし、
しずかなゴーストタウンのようになっていた。

全部全部変わってしまうのかなと思った。
働き方や住む場所を変え続ける自分と同じように街もその姿を変えてしまうのではと不安になった。

でも

ある、全部あった。
その場に立ち続けることだって大変だったはず。

変わらないでありがとう
帰ってきたいと思う。この日本橋に。いつでも。

仕事では1年、住んだのだってたった3カ月だけど
この街が自分の原点だって言える。
日本橋が大好き。

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