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22歳、初めての一人旅〜最終日編〜

一人旅7日目。

いよいよ旅が終わりを迎えようとしている。


この日は朝5時に起きて、ゲストハウスで自転車を借りてサイクリングをした。

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天気はあまり良くないが、空気がひんやりとしていて気持ち良い。
ゆるい坂を下っていく。

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近くの神社に名水があると、オーナーさんが教えてくれたので、そこに向かう。

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「来運神社」縁起が良い名前だ。

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水が冷たくて一気に目覚めた。

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サイクリングも一通り満喫し、ゲストハウスのオーナーさんに駅まで送ってもらった。ここから6時間半電車に乗り、一気に札幌へ!


旅の最終日は、札幌に勤務していた高校の部活の先輩と過ごした。
大地と、空。みたいなところにずっといたから、都会も都会でワクワクした。

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スープカレーが染みた。先輩とは、数年ぶりの積もり積もった話と旅の思い出話で盛り上がり、良い締めくくりになった。






憧れの北海道は、想像以上に素敵な場所だった。ここで私は完全に北海道にどハマりしてしまった。春と、秋と、冬の北海道も見てみたいと、どんどん欲が出てきた末の話はまたいつかしようと思う。




そして、勇気を出して一人旅にチャレンジして良かった。

普段の生活の中で新しい出会いは少ない。これまでの新しい出会いといえば、進学するとき、新しいバイトを始めるときくらいで、その後たまにメンバーが変わるくらい。代わり映えのない毎日だったのに、この7日間でこんなに多くの「新しい出会い」があったことが衝撃だった。

もしかするとこの旅でいつもの旅行のように、ホテルやネットカフェに泊まっていたらこんな出会いはなかったかも知れない。

たまたまいい人たちに出会えたけど、もしかすると悪い人に出会って怖い思いをしていたかも知れない。


結果、やってみないとわからない!


「待っていても何も始まらない。」とか「やらずに後悔よりやって後悔」とかいう、よく聞くありきたりな言葉の意味をこの旅を通して深く理解できた。

流されて生きてきた私の殻が、ひとつ破れた気がした。




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