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人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」
このnoteを書く目的はアウトプットして自分の日々の思考に繋げるためである。
社会人になってから、学生時代以上に本を読むことになった。
前回読んだサードドアが非常に興味深い本だったので、同じような本を師匠に教えて欲しいとお願いしたところ、こちらの本を紹介していただいた。
【 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力で決まっている」 】
前回読んだ本
本のアウトプットを書く前に、最近本を読みながらぼんやりと考えていることを書いてみる。
自己否定と改善
世間では自己否定という言葉を聞くとネガティブなイメージを抱く人が多いと思う。
もし、悩める学生が目の前で、
「私自己肯定感が低いんです」
「すぐ自己否定して考えすぎるんです」
と発言するのをみると、何かアドバイスをしてあげなければ!!!
と思うかもしれない。
ただ、最近、この自己否定に関して、ポジティブなイメージを持つようになった。
これもまた、本を読んで影響を受けたのだが、楽天の三木谷さんが書かれた「成功のコンセプト」という本に書かれていた。
自己愛を対比として自己否定を書かれているが、とても納得した。
自分を大切にする気持ちは裏を返せば、ありのままで気持ちいままでいいよという愛と捉えることができる。
一方、資本主義の世界では自己愛よりも自分を否定して改善することが必要があるのではないか?
という問いを持つことが大切だと書かれている。
この考え方は、究極に視座の高いものだと思った。
自分をどこまでも理解していなければ、自分を否定るすことのできる強さは手に入れることはできないと思う。
自分を追い込むために、自分を成長させるために、否定という文字をポジティブに捉えることから始めてみようと思う。
・・・
前置きが長くなったが、
【 人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力で決まっている」 】
を読んだ感想について書いていく。
本書を読みながら思ったことは、社長そのものだということ。
社長は運は運じゃないとよくいう。
「あの人は運がいいよね」
「あの人は運がいいから成功したんだ」
と言われることがあるそうだが、それは自分が作り出した縁であり、
そのつながりが外から見ると運がいい人に見えると言う。
少しニュアンスは違うが、本書も同じようなことを書いていた。
錯覚資産→環境→実力→成果
要はこの成長ループを辿ることで、人生はより良い方向に進むと言うことである。
錯覚資産とは
「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」は、一種の資産として機能するということである。
例えば、「東大生」と聞くとそれだけで優秀に見えてくるだろう。
例えば、採用で「東大生です!」と言われれば、自分が意識できない部分で相手をよく見てしまっているということである。
世の中にはこの錯覚資産が蔓延していて、錯覚資産で世ができているようなものである。
「実力がある」から、良いポジションを手に入れられるのではなく、「実力があると周囲が錯覚する」から、良いポジションを手に入れられているという部分が大きいのである。
つまり、この「錯覚資産」をできるだけ増やすことで自分に生み出される環境は素晴らしいものになるのである。
そこで、出会う人々と切磋琢磨することで実力がつく。
実力がつくと成果が出るようになり、そのループを繰り返していく。
つまり、スキルを磨くことにばかり注力するのではなくて、「錯覚資産」
という別の観点で自分を見ることも大切である。
本書では
「ハロー効果」
「少数の法則」
などなど錯覚資産が存在する根拠となる例がたくさん載っているので、ぜひ見てほしい。
自分の実力以上のポジションを手にいれるために、今日から錯覚資産を増やしていこうと思う。
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