美と健⑥〔首と肩と腕と腰☆編の②〕

 
 
 
え~と、え~と。
はい、腰ですね。腰。

当たり前にご存知かと思いますが、人の身体は、一見、左右対称ではありますが、実際には左右対称ではありません。
外側から見れば、ほぼ、左右対称ではありますが、中身は違います。中には腰や股関節が悪かったりで、外側もあからさまにビッコになってしまった場合もあります。

完全はムリです。物理的に。
でも、『出来るだけ』左右対称に近い方が、バランスから言っても不調が減る場合は多いです。

もちろん、傾いたりした状態で全てのバランスを取っているくらいギリギリの方は別です。ヘタに矯正するとまずい場合もありますので、こーゆう方は別として考えさせて戴きますね。

さて、肉体労働の方もいらっしゃるでしょうけど、パソコン関係であれば、やっぱり座り仕事の方が多い……かと思います。

基本、腰は座ってる姿勢が一番負担がかかります。
正しく座っていても、です。

しかし。
恐らく、正しい姿勢で座って仕事している人……なんて、すごく少ないと思います(キッパリ)。

座ってる時だけではありません。
腰は常にあなたを支えています。
もちろん、腰だけでなく、身体は全て繋がっている!のですけど。

骨盤がちゃんと立った状態で、椅子に深く直角に腰かけたりしてませんよね?

脚、組んだりしますよね?
しかも、両方均等に、じゃなくて、組みやすい方だけ。

特に女性の方は、椅子じゃないと横座りしますよね?
しかも、左右均等に、じゃなくて、……以下同文。

ほとんど寝転んだような体勢で座ってたりしますよね?

荷物を片方の肩にだけかけたりしますよね?

立っている時、寄りかかっていますよね?

片足に重心をかけていますよね?

ま、他にも出せばキリがないけど。

ほらほら、思い当たることが一つや二つや三つあるでしょお~?( ̄▽ ̄)

これら、まっっったく、ダメですから(キッパリ)。

もちろん私だってやっちゃってる時ありますよ。油断しまくりです。
慌てて脚の向きを変えたり、慌てて寄りかかるのやめたり……あります。

でも、これは少しずつでも意識してクセをつけていくしかないです。

どうしても疲れてくると人間は油断するし、自分が楽な姿勢へと流されます。
ところが今の世の中、『楽な姿勢』は大抵『身体に悪い姿勢』の場合が多いんですよね。ちーん。

はい、意識しましょう!
それしかありません!(キッパリ)

さらに、腰、ですが。

物を持つ時、必ず、真っ直ぐ向いた状態で、身体の範囲内に入れ込むような体勢で持つこと。
身体を捻って物を持つと、ダメな時は鉛筆持っても腰を傷めることがあるくらいなんですよ。
無造作な一瞬の動作で身動きとれなくなることもありますから、これも意識してくださいね。

さらに、腰は腹筋と背筋のバランスで成り立っています。
このバランスが悪い人は腰痛を起こしやすいです。
これはもちろん、原因のひとつに過ぎませんが。

骨盤がズレて腰に来ている人もいます。

ま、ヘルニアなんかは安静が第一ですが。

腰痛ベルトなんかも有効な場合がありますから、状況によっては活用してみてください。
ベルトは、胸の下の辺りからガッチリつけるタイプと、骨盤上(ほぼお尻上)だけにつけるタイプとあります。
どちらが良いかは、症状や好みもあるのですがね……

突然の時、『腰痛ベルトなんてないよ~』って場合は、タオルでもマフラーでも太めの紐や、はたまたズボンのベルトでも何でも構いませんから、お尻上にギュッと!骨盤を締めるように。
絶対ではないですが、場合によっては、何とか動ける応急措置になるかも知れません。

それから、腰や、場合によっては背中の痛み。
これは、場合によっては内蔵疾患から来ていることもあります。

私はまず、眼精疲労から首や肩に来て、背中の張りが呼吸器系の活動を抑制するため息苦しさを感じたりすることもあり、そこから腸の動きが部分的に悪くなって腰に来たりしています。

胸式呼吸と腹式呼吸、両方行なって内臓を動かし、なおかつ、酸素を身体に取り入れましょう。
酸素を取り入れると、少しは疲れや眠気にも影響していくはずです。当然、血流も変わります。

胃腸がもたれたりする時は、横になった時に胃の真後ろに二つ降りにした座布団なんかを入れるといいですよ。
お腹が張って苦しい時なんかも、こうすると赤ちゃんのゲップ出しと似たような効果を得られます。

あとはテニスボール活用とか。
これは場所を変えて行けば背中の張りにもいいです。

ただし、絶対に背骨に当たらないように!

背骨の両脇に沿って当てて行くと、簡単、指圧効果。

テニスボールじゃなくてもいいけど、これなら固すぎなくてちょうど良いと思います。
痛すぎると言う方は、腰なら座布団以外にもクルクル丸めたバスタオルやタオルケットなど、柔らかいものから試してみてください。

あ、目の後ろとかを指で押しにくい人は、ゴルフボールなんかを当ててもいいです。
ただし、全体重をかけると強すぎると思うので、何度も言いますが『イタ気持ちいい』を目安に(^^)b

そして、これは腰だけじゃなくて背中も、ですが。

さっきの『捻った状態不可』に繋がりますが、咳やクシャミをする時に、上半身や顔を横に向ける人を結構見かけるんですけど。

絶対にやめてください、今すぐに!(鼻につく命令形)

これ、背中や腰を傷める大きな要因です!(キッパリ)

咳やクシャミは、瞬間的な運動量や反動が半端ないんです。
背中の筋肉を傷めることも多いですから、真っ直ぐ前を向いて出してくださいね!

え~と。
あと何かあったかな?
また、何か思い出したら書きますσ( ̄∇ ̄;)

ご質問やご指摘があれば、バンバン手を挙げてください。
ご質問には、私がわかる限りの対応は致します。

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