【義務教育でスタート】株式投資の勉強のために読んだ本まとめ
【義務教育でスタート】株式投資の勉強のために読んだ本まとめ
はじめに
「株なんて所詮ギャンブルでしょ?絶対やらない」
「株なんてお金持ちがやることでしょ?」
「株をやるには大きなお金が必要だし…」
私もそう思っていました。
しかし、2022年4月からついに義務教育(高校)内で資産運用(株式投資)の授業がスタートします。
「お金については義務教育で色々教えるべきでは?」と思っていたので、とても喜ばしいニュースです。
現代の若い方の金融リテラシーの知識が増え、詐欺にあったり損をしたりする若い方が一人でも減るよう願っています。
冒頭で述べた言葉、私が大学生の時に思っていた言葉なのですが、勉強したところ、これは間違いであることに気付きました。
実際には株式投資は…
「”やり方によっては”ギャンブルには成り得るが、厳密には違う」
「老後資金を貯めたい中間層ほど(小額からでも)やっておいた方が良いもの」
「株は100円やポイント利用から出来る」←これが特に衝撃でした。
今回の記事では私が株式投資の勉強のために読んだ本をまとめたいと思います。
大学生の頃の私のように考えている方も、
「義務教育でスタート」となれば、
「ん?義務教育で始まるなら少なくともギャンブルではない…?のかも…?」
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
私たちの世代(30代半ば)で
「”パソコン分かんないから~”って……お年を召した方がパソコンを使えないのはなぜ?今は仕事で使うのが当たり前なのに…」
と思う人がいるように、あと20年もしたら
「上の世代の人、株をやっていないのに”お金がない~”とか言ってるの…?ヤバ…」という空気になるかもしれませんね。
※パソコンが義務教育内で取り入れられたのは平成初期頃のため、自ら勉強しない限り、お年を召した方でパソコンを使えない方が多いのは当然といえば当然のこと
勉強をはじめたきっかけ
こちらのnoteで少し触れたのですが、結婚をして、節約の勉強をしていた際に「節約やお金に関する本」では「株式投資」が「お金を増やす」項目で書かれていたことで
「お金を”増やす”…?冒頭のように考えていたけど、どの本でもお金を増やすの項目で載っているし、もしかしたら違うのかな?」
「勉強をしないで物事を決めつけるなんて、私らしくない!」
勉強をしないで偏見的に物事を決めつけてしまう人は、私が苦手とする人だ…と、
勉強好きに火が付き、30歳から株式投資の勉強を始めました。
コロナショックの約2年前のことでした。
読んだ冊数こそ多くはありませんが、これから勉強していきたいと思う方のきっかけの一冊が見つかると良いなと思います。
国内株式
「めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版」
「めちゃくちゃ売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」入門 改訂第2版」
編集:ダイヤモンド・ザイ編集部 編
発行:ダイヤモンド社
JAN:9784478024591
定価:1600円+税(税込み1760円)
2013年の本ですが、「これから勉強を始める人に最初の一冊を渡すなら?」と聞かれたら迷わずこちらを薦めます。
タイトル通り「入門」に相応しい、始め方や用語説明が一冊にギュッとまとまっています。本当に初心者向け。
私はある程度勉強してからこちらの本を読んだのですが、「一冊によくこれだけまとめたなぁ、分かりやすい。一番最初の一冊に適しているのでは?」と思いました。
「ゼロから始める!株の学校 超入門 特典映像付き」
「ゼロから始める!株の学校 超入門 特典映像付き」
著者:株の学校ドットコム 柴田博人監修・窪田剛著
発行:高橋書店
JAN:9784471210793
定価:1550円+税(税込み1705円)
「ラクラクできる!株の学校 特典映像付き」
「ラクラクできる!株の学校 特典映像付き」
著者:株の学校ドットコム 柴田博人監修・窪田剛著
発行:高橋書店
JAN:9784471210762
定価:1600円+税(税込み1760円)
株の学校ドットコム 柴田博人監修・窪田剛著の書籍です。こちらの超入門の方も初めの頃の一冊にオススメ。
この書籍のポイントは特典映像がついていること、よくある質問と答えがたくさん載っていることです。
読むと分かるのですが、著者はスイングトレード(数日~数週間で売買)を推奨しているので、株式投資を始めてある程度慣れた方向けかな?と感じました。
私が一番初めに手に取った書籍はこちらなので、特典映像には本当にお世話になりました。
米国株
「お金が増える 米国株 超楽ちん投資術」
「お金が増える 米国株 超楽ちん投資術」
著者:たぱぞう
発行:KADOKAWA
JAN:9784046044150
定価:1400円+税(税込み1540円)
国内で米国株のカリスマといえば、たぱぞうさん。米国株の勉強をしたいと思ったら
たぱぞうさんの書籍を読めば大丈夫でしょう。私も、米国株の勉強をしてみようと思った時にまずこの書籍に出会えて良かったです。順序だてて説明されていて分かりやすいです。
たぱぞうさんはブログもされていますが、文章の書き方が個人的に好きです。
株式投資についてある程度学んで、米国株の初めの一冊目にオススメです。
たぱぞうさんのブログはこちら
「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資」
「バカでも稼げる 「米国株」高配当投資」
著者:日本一アンチの多い「米国株」ブロガー バフェット太郎
発行:ぱる出版
JAN:9784827211191
定価:1500円+税(税込み1650円)
株に関する書籍で唯一ゲラゲラ笑いながら読んだ本です。
かなりズバズバ書かれています。ご本人が著書名の欄に「日本一アンチの多い」と書かれているのですが、内容を読んでいただくと、ああ、そりゃこんなにはっきり言ってしまえば…(笑)となります。
米国株に関する本の中ではかなり有名・良書な本書ですが、こちらはある程度慣れた方向けかなと感じました。
もし米国株の勉強をしたいと思ったら、たぱぞうさんの書籍で基礎を学び、バフェット太郎さんの書籍を読む順番がオススメです。
投資信託
「はじめての人のための3000円投資生活」
「はじめての人のための3000円投資生活」
著者:横山光昭
発行:アスコム
JAN: 9784776209119
定価:1100円+税(税込み1210円)
「投資信託って何?」という方向けの、投資信託入門書。書店勤務時、とてつもなく売れていました。
初心者からしたら高評価、慣れた方からすると低評価…と評価が分かれている書籍ですが、内容をまとめると、3000円を投資のきっかけにね、という書籍です。
投資信託初心者、つみたてNISAを考えている方は一読の価値あり。
著名な方の書籍
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版]アマの知恵でプロを出し抜け」
「ピーター・リンチの株で勝つ[新版]アマの知恵でプロを出し抜け」
著者:ピーター・リンチ/ジョン・ロスチャイルド【著】三原淳雄/土屋安衛【訳】
発行:ダイヤモンド社
JAN:9784478630709
定価:1800円+税(税込み1980円)
「株で富を築くバフェットの法則 最新版」
「株で富を築くバフェットの法則 最新版」
著者:ロバート・G・ハグストローム著 小野一郎訳
発行:ダイヤモンド社
JAN:9784478026847
定価:1800円+税(税込み1980円)
株式投資の勉強をすると「必ず」名前を目にする二人の書籍。株式投資の世界のレジェンドとも言われているお二方。
「株式投資の勉強をするなら、ピーター・リンチ氏とバフェット氏の書籍は一度は読まなければ駄目だろう」と思い、ネットで調べてオススメされていたものを読みました。
読んだ感想は二冊とも「長期投資の大切さ」でした。
私自身まだ初心者ゆえに、株価が下がっていると心臓がドキドキしたり焦ったりしていたのですが、この二冊を読んで、「もっとどっしりと構えよう」と考えを改めました。
株式投資の勉強のために読んだ本まとめ
国内株、国外株、投資信託、ETF、Jリート、金、FX……株式投資に関する本は本当に多種多様で
「あまりにも本がありすぎる!どれから勉強していいの!?
訳が分からないよ~!」
となる方も多いかと思います。私もネットの情報から最初は手探りで勉強しました。上記の本の中で「これが気になる!」となるものが見つかれば幸いです。
仮想通貨について
仮想通貨について触れておきます。
とても流行っていますが、私は口座開設だけしてキャンペーンのビットコイン200円分(日本円)だけもらって完全放置しています。
(それが20~30年後にちょっとした資産になっていたら良いな、くらいの感覚です。)
なぜなら、仮想通貨の税制度(税率)がまだきちんと定まっていないように思えるからです。
以下の記事が例ですが…
仮想通貨の相続の問題点
税率100%以上(!?)という場合もあるので、素人は下手に売買しない方が良いな、という判断です。
子孫のために仮装通貨で資産を残したつもりが、仮装通貨で子孫が破綻になる場合も。(仮装通貨を持っていた際は死ぬ前に利益確定する(2022年現在))
仮想通貨、日本は世界でもかなり高い税率なので、良い方向に行くと良いなと思っています。
また、身内や親戚で仮想通貨を持っている人がいないか確認した方が良いです。
相続で破綻なんてことになったら大変なことになるので…
GMOコイン紹介コード
私と同じくキャンペーンのビットコインだけもらって放置したい方は以下の招待URLからぜひどうぞ。
※現在キャンペーン終了中。また始まったらリンクを載せます。
「ん?GMOって…」と思われた方は正解!私が普段利用しているハンドメイドマーケット「minne」と同じグループです。
仮想通貨の取引先は様々ありますが、検索すると最初に出てくるところでも預金消滅バグが起きたり(怖すぎる)、トラブルを目にしたりするので、私はセキュリティ面の観点・普段minneでお世話になっているのもあり、GMOコインにしました。
ただ、各種方面で問題が山積みの日本で仮想通貨の税制度がちゃんとするのは20~30年後と見込んでいるので、
放置のまま老後に突入するかもしれないな、と考えています。
「ないよりはマシかな」くらいの感覚です。
株式投資に向いている人
勉強をする前とした後では印象が変わりました。
勉強をする前
・ギャンブルが好きな人
・お金持ち(裕福層)の人
・貯金がたくさんある人
勉強をした後
・コツコツ努力をするのが好きな真面目な人
・節約志向
・今はあまりないが、貯金を増やしていきたい人
真逆とも言うべき人物像です。
自身の偏見が変わったことだけでも、勉強して良かったと思えます。
勉強をした今の結論
「つみたてNISAで投資信託(S&P500に連動するもの)を買って放置が一番楽なのではないか」
私は一般NISAで勉強を始めたのですが、国内株式の個別銘柄投資はやはり難しく、損をすることがありました。
また、「岸田ショック」という言葉をニュースで見た方も多いかと思いますが、国が投資家にとって良くない政策をどんどん進めています。
「ぶっちゃけ年金払えないよ!非課税の制度を作ったから株やって自分で何とかしてね!」とも受け取れる制度を作っておきながら、
コロナ禍でいざ投資をする人が増えたら「増税するよ~!」はどうなんだろう?と首をかしげてしまいます。しかし、私たち国民は老後のために出来る範囲で何とかするしかありません。
今回の記事に載せた書籍を読み、
「国内はもうだめかも」「もっと単純で良いのでは」「老後資金を作りたいだけなら愚直に投資信託を積み立てで良いのでは」
という結論になりました(2022年現在・扶養範囲内勤務の者の場合)。
まとめ
今回の記事では、株式投資の勉強のために読んだ本まとめの記事を書きました。
自分もまだまだ歴が5年未満の勉強中の身ではありますが、
「興味はあるけど……」という方の勉強のきっかけになれたら嬉しい限りです。
2022年3月18日 フェイクスイーツクリエイター ユウミンカフェ
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