睡眠時間は理想的に何時間なのか?科学的視点で考えてみた
概要
科学的にみると睡眠時間は7~8時間がベスト。
睡眠時間が7時間の人と比較して、10時間以上寝ると死亡率が呼吸器や心臓病などの循環器の病気による死亡率上がる。
また、睡眠時間が5時間以下になると急激に上がり、1.5~2倍くらい死亡率が上がる
①前書き
皆さんはちゃんと寝ていますか?
特に学生の皆さんは勉強して、物事を記憶するには睡眠時間がちゃんとしていないとうまく記憶できないし、何より授業に集中できないと思います。
また、社会人の方だと、睡眠不足で仕事でミスをしやすくなり、結果として仕事が進まずに残業して、睡眠時間が短くなるという悪循環があります。
そのため、睡眠時間が大事とは言われていますが
ついつい、youtubeを寝る前に見てしまったり、遊んでしまって
結果的に睡眠不足になってしまう人が多いと思います。
ちなみに、僕は中学生までは睡眠時間は7時間くらいでした。
それから、遊びたいことや勉強もあり、毎日睡眠時間が3~4時間の時がありました。(その時は、頭がおかしかったと今では思います。)
そのため、自分の睡眠時間を削っていろいろなことをしていたのですが
そもそも、人間はどれくらい寝れれば最適なのでしょうか?
人によっては、6時間寝たら起きてしまう人もいれば、10時間くらい寝ないとしんどい人もいます。
この違いってなに?
と思う人も多いと思います。今回はそんな睡眠時間ってどれくらいとればいいのかという研究について紹介していきます。
②科学的に見た理想の睡眠時間って何時間?
そもそも、睡眠時間が短いとどんな影響があるのでしょうか?
単純に集中力が落ちて、勉強できないだけかと思いますが、実はそれだけではありません。
なんと、死亡率があがります
なぜかというと、1988年から1990年に40~79歳の日本の男女98634人を対象にした研究で、この14年間の間に死亡した人の睡眠時間を調査し、死亡率と関係があるかを調べた結果、なんと、睡眠時間が短ければ短いほど、死亡率が上がるということが分かっています。
どれくらい上がるのかというと、睡眠時間が7時間の人と比較して、睡眠時間が4時間未満の人は脳卒中での死亡率が約1.5~2倍上がる傾向があったことがこの研究で分かりました。
そのため、睡眠時間が少なすぎるのは、自分の寿命を削っているようなものであり、決していいことではないことが科学的には分かっています。
じゃあ、7時間以上たっぷりと寝られる人ってお得なように感じられますが実は睡眠時間はそう単純なものではありません。
実は睡眠時間は長くても死亡率は上がります。
2021年2月に日本で発表された研究で40~69歳の男性46152人と女性53708人を対象に睡眠時間が8時間以上の人と7時間の人を比較して、どれくらい死亡率が変わるのかということを比較した研究を行いました。
この研究の結果ですが、男女を約20年間調査した結果
7時間睡眠をとった人と比較して、8時間以上睡眠をとった人は
がんによる死亡率と循環器の病気による死亡率が高くなったことがこの研究で分かりました。
どれくらい上がったのかというと、女性の場合のみがんによる死亡率は1.5倍上がり、循環器の病気の死亡率は、睡眠時間が10時間を超えると約3倍上がったことがこの研究で分かりました。
結果、睡眠は長すぎる方が特に死亡率が上がり、特に10時間以上寝ている人は7時間寝ている人よりも全体的に2倍は死亡率が上がることがこの研究で分かったのです。
③最後に
結局、睡眠時間は科学的にみると6~8時間がベストだと考えられえます。
しかし、あくまで科学的で遺伝的に変わったりもするので
一概にすべての人に当てはまるわけではありません。
ですが、体に負荷がかかる睡眠不足は間違いなく危ないです。
そのため、皆さんも自分が満足する睡眠時間で寝ましょう。
この記事を見た皆さんも今日はしっかりと寝て、いい夢を見てください
以上、ユウキでした。
⇩睡眠を知るのはこういう本がおススメです。
⇩参考文献
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