スカーフやTシャツなどの布でできたマスクは感染リスク低くすることができないということが分かる研究について
①前書き
最近では、どこのお店に行ってもマスクをした人しかいないですね。
ちょっと前までは、マスクがどこに行っても買うことができず、
マスクを高値で転売する人もいました。
そのため、自作でマスクをする人もいたと思います。
でも、市販されていないマスクって効果あるのと疑問に思う人も多いと思います。
今回はそんな疑問に対し、実際にいろいろな素材でマスクがウイルスに対してどの程度感染リスクを抑えられるのかどうか研究された方がおられたので紹介させていただきます。
②様々な素材のマスクのウイルスに対する有効性
2020年6月にJournal of Hospital Infectionと呼ばれるアメリカのジャーナル誌にて発表された研究です。
一般的に医療で使われるN95とN99とサージカルマスクと呼ばれるマスクと
自作で使われる素材できたマスク(シルク、ティータオル、掃除機のフィルター、枕カバー、抗菌枕カバー、合成木綿、綿100%Tシャツ、スカーフ)でできたマスクがどの程度ウイルスに対して感染リスクを抑えることができたのか評価しました。
その結果、マスクをしていない場合と比較した時に、一般的に医療で使われるN95とN99とサージカルマスクは感染リスクを94~99%ほど防げるのに対し、
綿100%Tシャツ、スカーフでできたマスクをしていた人は、
24%ぐらいまでしか感染リスクを防ぐことができないことが分かりました。
⇩実際の研究結果(左に行くほど感染リスクが低くなる)
また、この研究の意外だった結果として掃除機のフィルターはウイルスに対して58%~83%も防ぐことができたということが分かりました。
③最後に
とはいえ、今はマスクは一応どこでも買うことができます。
しかし、もし足りなくなったときはスカーフよりも掃除機のフィルターでマスクを作った方がよさそうですね。
以上が「スカーフやTシャツなどの布でできたマスクは感染リスク低くすることができないということが分かる研究」についての内容でした。
参考本・参考文献⇩
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