私たち人間は寝る時、気温が17℃~25℃でないと心地よい睡眠ができないという研究について
①前書き
皆さんは最近、寝れてますか。
最近だと、SNSなどでニュースで色々な悪い出来事が記載され、
ついついそれを見てしまって寝れないことが多いかと思います。
⇩SNSを見ると寝れない科学的な理由
睡眠については様々な研究がされていて、私たちの体温にも関係してきます。
今回は、寝るときに私たち人間は、気温が17℃~25℃でないと心地よい睡眠ができないという研究を紹介したいと思います。
②睡眠と体温の関係
睡眠には基本的に深い睡眠(ノンレム睡眠)と浅い睡眠(レム睡眠)が在り、このサイクルで私たちは寝て、徐々に起きていきます。
そのため、当然ですが最初の深い睡眠がよく寝るためには重要になってきます。
私たちが深い眠り入れるかどうかは、実は人間の体から作られるメラトニンと呼ばれるホルモンと関わています。
このメラトニンは、どういった時に作られるのかですが、基本的には夜になって周りが暗くなり、気温が下がり始めた時に私たちの体から作られます。
逆にこのメラトニンが作られないと私たちの眠りにくく、心地よい睡眠をすることができません。
具体的にどれくらいの温度でメラトニンが作られるのかですが
2012年にJournal of Physiological Anthropologyと言う学術誌で記載された
研究によると気温が26度以上だとメラトニンが作られにくく、睡眠の質が悪くなったということが分かりました。
じゃあ、逆に部屋をキンキンに冷やせば睡眠の質が良くなるというとそんなことはありません。
この研究の続きで部屋の温度を17℃、10℃、3℃と低くした場合、睡眠の質がどの変化するのか実験してみた結果、なんと3℃、10℃の場合、17℃の時よりも睡眠の質が落ちたということが分かりました。
この原因なのですが、3℃、10℃の場合、部屋が寒すぎて副交感神経と呼ばれる私たちが興奮した時に活性化する神経が活性化してしまい、逆に睡眠の邪魔をしてしまうことが研究により分かっています。
つまり、私たちが心地より睡眠をするためには気温を17~25℃くらいにした方が睡眠の質が上がるのです。
③最後に
これから、夏が来て、徐々に気温が上がり、寝苦しくなってきます。
私たちは十分寝ていないとストレスを感じやすくなってしまうため、
集中できないばかりか、脳にも負担をかけてしまい、結果的に効率が悪くなってしまいます。
⇩睡眠の脳の反応
そのため、皆さんこれから、仕事や勉強で効率を上げたいのであれば、
寝るときはぜひエアコンを17℃~25℃くらいに設定して寝るようにしましょう。
以上が「私たち人間は寝る時、気温が17℃~25℃でないと心地よい睡眠ができないという研究」についての内容でした。
⇩今回紹介した内容は以下の本に書かれており、科学的に根拠のある
情報が乗っていますので、より詳しい内容はこちらの本を参考にしてください
参考文献⇩
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