見出し画像

RSIバックテスト公開_Part4

皆さん、お世話になっております。yuukiです!!

前回の記事を見ていない方はこちらから見れるので、是非見てください!!
https://note.com/yuuki_trd/n/n9a8334bfcc20


今回はRSIバックテストPart4として、Part3で書いた、

[RSI(14)が、
75~79以上の時にLow
25~21以下の時にHigh]

の条件でバックテストを取得してみました。


《バックテスト結果》

その結果が、

2010年から2020年5月までの結果
短期(5分判定)

画像1

中期(10分判定)

画像2

長期(15分判定)

画像3


直近3年のバックテスト結果
2017年から2020年5月までの結果
短期(5分判定)

RSI14_H21~25 L75~79__S_直近3年

中期(10分判定)

RSI14_H21~25 L75~79__M_直近3年

長期(15分判定)

RSI14_H21~25 L75~79__L_直近3年

この様な結果となりました。


分析結果のみをまとめた結果はこのようになりました。
※左から短期・中期・長期

10年分のバックテスト結果

分析結果一覧_全期間

直近3年分のバックテスト結果

分析結果一覧_直近3年



《バックテスト結果からの私の考察》


今まで、閾値を分けてバックテストを取得してきました。
※以降、Highサイン(上向き矢印)はH、
 Lowサイン(下向き矢印)はL と表記します。

・Part1:RSI(14) H:70以上 L:30以下
・Part2:RSI(14) H:65~69の時 L:31~35の時
・Part3:RSI(14) H:80以上 L:20以下

を取得してきました。


そして今回が、

【RSI(14) H:75~79の時 L:21~25の時】

なので、
Part1とPart3の間の閾値バックテストになりますね!


なので、Part1とPart3のデータを並べて今回は結果を比較しましょう!
左からPart1、Part4(今回)、Part3となっています。
 このようにした理由は、右に行くにつれて閾値が深くなるというイメージ
 が持ちやすいかなと思ったのでこの並びにしました!

2010年から2020年5月までの結果
短期(5分判定)

Part1_Part4_Part3_結果一覧_S

中期(10分判定)

Part1_Part4_Part3_結果一覧_M

長期(15分判定)

Part1_Part4_Part3_結果一覧_L

結果を横に並べると比較しやすいですよね!
これらの結果を見た感想としては、

・閾値が深くなると勝率は上がる。
・平均獲得Pipsが閾値が深くなるほど大きくなる。
・取引回数は閾値が深くなるほど顕著に減少する。

これらのことが分かるかなと思います!
これは今までの、バックテスト結果からも推測できていましたね!

閾値を細かく見ることによって、
前にしていた考察に信憑性が増してきました!

今まで述べていて考察はあながち間違っていないかもしれないですね!



《今までのバックテスト結果を踏まえて》


皆さんは、これまで閾値のバックテスト結果をみて、
たくさんの発見・アイデアは見つかりましたでしょうか??

RSIもそうですが、オシレーターは素晴らしいもので、
そのまま使用してもそれなりに勝率が出せてしまいます。


でも、これはなんでなんだ??と考えたときに、


前の記事でも書きましたが、

【大衆の意識される一つの指標】

とされているからというのが一つ勝率を上げる要因として考えられます。

なので、今回のRSIでも閾値が深くなればより意識されるので勝率が上がる。

深くなれば勝率が上がるのは分かったものの、
そこまで相場自体が行かないため、取引回数が少なくなってしまう。

なので、いざ勝率の高いポイントで取引しよう!!
と思っても回数が少ないのでトレードにストレスを感じてしまいますよね。


この勝率と取引回数の関係はロジックを考える上で、
悩む人が多いのではないかと思います。
私も、この関係はロジックを考えるうえで常に気にしています。


では、どうしたら取引回数を減らさず勝率を上げることができるのか。

これを知りたい人はたくさんいるかと思います。

なので、このnoteを読んでくれたあなた様にキーワードというか、
私の考え方を一つ教えたいと思います!!



《重要なキーワード??》


今回教える内容は、
あくまでの今までのバックテスト結果から導き出した考察であります!!

Part4で使用する画像1

この内容はもう何度も提示しているのでわかりますね!

ここで振り返ってほしいのですが、バックテストを取得してきた条件は、

【RSI(14)閾値 +
 Lowサイン:現在足陽線 Highサイン:現在足陰線】

であります。

なので、変化しているのは閾値のみです。


閾値が深くなれば、勝手に勝率が上がるので、

「勝率が高いものには手を加えず
 勝率が低いものにのみ制御を加える」

という考え方です。



図で説明するとこのような感じになります。

Part4で使用する画像2png

これをするだけで、
全体に同じように制御をかけた時よりも回数を担保できて、
勝率も安定させられると思います!!

これは

”閾値ごとにバックテストを取得してきたからこそできる制御”

の考え方なのかなと思います!

制御をかける前のBASEが分かるから、
制御をかける前と後でどのように変化したかわかるのです。


【この閾値の領域にはどのくらい制御を厳しくしてもいいのか】
【はたまた、この閾値まで到達したら制御を緩くしよう】

と今ある、
売られすぎ買われすぎの状態によってロジックを変化させるという事です!

コードを書くとすれば、
IF文かSWITCH文を使用するとできるかもしれないですね!


是非、コードを書ける人はチャレンジしてみてください!!


そのように考えると、
まだまだバックテストで取得していかないといけない項目はたくさん出てきますよね!

この様に試行錯誤することがとても大切です!!


何度も言っていますが、
意味を考えながらバックテストを取ることによって、
バックテストの本当の力を発揮して自分の力へとなります!

考えが合ってる、間違っているのはそのあと理解できればいいのです!

今まで述べてきたものや、今回の制御も相場からしたら
完璧に本質を突いているかは私はわかりません。

それでも数字から分かることを推測し検証しているので、
全て間違いという事はありません!

それが間違っていたとしても自分の記憶の財産として残りますよ!!!

考えることは絶対にやめないようにしていきましょうね!!



《まとめ》


今回は、今までの記事をまとめて比べてみました!

考察自体は簡単でありましたが、
そこから考えられる新たな制御を示してみました!

「これからロジックを考えようかなと思っている人。」
「どんなロジックを作ろうかと迷っている人。」

は是非この制御を試してみてください!!

これからも様々なバックテストを取得していきますので、
よろしくお願いします!!



《次回のバックテスト内容》

今回で5分足の閾値によるバックテストは粗方終了したかと思います!

次にどんなバックテストを公開していこうかなと考えたとき、
MTF(マルチタイムフレーム)でのバックテストを公開しようと考えました!

なので、5分足確定ベースのMTF分析へと移行していきたいと思います!

で、最初のMTF分析は5分と15分のMTF分析をしていくことにしました!

そうなったときに、
いきなりMTF分析をしてもどのように変化したか分かりにくいので、
まず15分足確定バックテストを見てからMTF分析に移行したいと思います!

なので次回は

【15分足 RSI(14)が、
 Low条件:70以上
 High条件:30以下】

を取得していこうと思います!

まずは焦らずに、基礎からしっかり固めていきましょう!
基礎を理解することによって応用させたときにどのくらい変化しているというのが分かるので!

次回もお楽しみに!!


次回の記事

https://note.com/yuuki_trd/n/n70f114d199d1

区切り線_灰色から黒のグラデーション

 最後まで読んでいただきありがとうございました!
 皆さんのためになるような投稿をできるよう日々精進していきます!

 STFからMTFへとバックテストも進化していきますよ!!

 これからもよろしくお願いします!!

 Twitterの方も是非チェックお願いします!

 Twitter:@yuuki81600

区切り線_灰色から黒のグラデーション


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?