私の本棚紹介

本棚は、ニトリの「グレンBS1890DBR」を使っています。色はダークブラウン。

何を読んだか、一覧でお見せ出来たらとは思うのですが、なんせ本の量が多いので、時間があるときにまとめるようにします。なのでときどき更新していきますので、たまに覗きに来てください。

高校生のころまで、小説をあまり読まない人でした。高校のころ読んだのは5冊(「夜のピクニック」「多崎つくると彼の巡礼の年」「天久鷹央の推理カルテ」「ツナグ」「ぼくは明日、昨日のきみとデートする。」)のみ。ちなみに「多崎つくると彼の巡礼の年」は高校生のぼくにはあまり理解できなかった(後で読み返して好きになりました)

私は目的があって読書をしている訳じゃない。私にとっての読書はスマホと同じようなもの。手持ち無沙汰な時間と空間を唯一埋めてくれるものだ。読書ノートになんの憧れもなくて、そんなものをやり出したらきっと読書に飽きてしまうから絶対しないだろう。私の友人が私の読書を自由だねと表現してくれたけれど、きっとそこにわたしの特性が現れているからでしょう。

①漫画ゾーン

ベイビーステップ

中高とテニス部に入っていました。そのきっかけで、この漫画の存在を知りました。最初はNHKでアニメがやっているのを観ていました。アニメで3話まで観て、4巻から漫画を買い始めて最終巻まで読み続けました。

めちゃくちゃマンガが好き!ってタイプでもないので、最初から最後までちゃんと買って揃えたのはこの漫画ぐらい。

葬送のフリーレン/僕の心のヤバイやつ

この2つは社会人になって好きになった作品たちです。「僕の心のヤバイやつ」がたまらなく好きで、漫画もアニメも何回も見返しています。ちなみになぜこんなに惹かれるのかはまだわかっていませんが。でも、山田に共感するときもあれば市川に共感するときもある。この作品に触れていると自分の心のなかに2人とも共存しているような不思議な感覚がします。市川みたいに自己嫌悪に悩まされるときもあるし山田みたいにその場の空気を即興でうまくつかみ取って返すときもあるし。こんな感覚になる作品は初めてです。

葬送のフリーレンも大好きな作品。アニメからハマったけれど、あまりにも面白くて全巻読みたくてメルカリで漫画を購入した。フリーレンは感情の波があまり無いように見える。無感情になっているというか。そんなフリーレンの姿が、衝動性をなくして燃え尽きた私に重なった。無感情で、一年中冷え性なんです、と言わんばかりに人生を悟っているが、言葉や行動の節々からは、ちゃんと人を大好きだった人の感情が滲み出てて、良いな、と思う。

FAIRYTAIL

DSのソフトで遊んでいたこともありました。いちばん好きなのは六魔将軍編。ウェンディが一番好きなキャラです。

ヨルシカ

進撃の巨人

私はある程度流行を過ぎてから「進撃の巨人」にハマりました。「壁」っていうと、どうしてもカズオイシグロの「私を離さないで(Never let me go)」が頭の中で出てくる。どちらの作品を読んでいても、社会の構造についてよく考えさせられる。私の今の仕事は学校で授業をすることなので、ヘルシャームがいつも頭をよぎります。「あなたたちは天使なんです」と、わたしは学校で言い続けている。進撃で言えばレイス家みたいなものです。あはは。

聲の形

累(かさね)

醜い顔でありながら卓越した演技力をもつヒロインが、口づけをした相手と顔と声を入れ替えることができる口紅の力を使って、他人の顔を奪いながら舞台女優として活躍していく姿を描く作品。

自分が自分じゃないような感覚。なんにでもなれるような感覚。
全能感とでもいうのでしょうか。
わたしは、たまにそういう感覚に陥ることがあります。この作品で累はずっと「死にかけ」の状態というか精神ギリギリの状態でいて、口紅で他人の顔を奪って演技をする際も、圧倒的な存在感を放っています。たしかに、精神的に追い込まれているときって、何かに操られて自分じゃなくなることってあって。この作品を読んでいると、そんな自分のことを思い返します。横に置いてあるシェイクスピアの「マクベス」も「累」に影響を受けて読んだ本です。この本にハマっていたときは、ずっと自分にも他人にも「死にかけてないじゃん」「死にかけろよ」と言い聞かせて、精神的に追い込んでいました。そういう精神状態じゃなければ書けなかったnoteの作品たちがたくさんあります。宮沢賢治の作品や、チェーホフの作品も出てきます。

2.小説ゾーン①

大学の頃から読書量が飛躍的に上がりました(途中から数えてませんが今で1000冊くらいは読んでいるようなきがします)。きっかけはやはり「新型コロナウイルス」。そのころに村上春樹作品を(翻訳作品以外は)ほぼ読み漁りました。そのつながりで「河合隼雄」「川上未映子」「吉本ばなな」「住野よる」さんの作品を読んでいくようになりました。好きな作家さんが見つかったら、その作家さんの作品をまとめて買う傾向が私にはあります。基本表紙を見て買う本を決めることはないかもしれません。タイトルで決めることはありますが。うーん、たぶんだけれど、わたしは映像記憶に優れているタイプなのでしょうね。

村上春樹(講談社文庫・新潮文庫)

村上春樹作品って、すべて面白いです。小説って同じ作者さんでも少なからず自分に刺さらない作品と刺さる作品があるものなのですが、それが村上春樹作品にはない。しかも、村上春樹作品を思い出すときって、すっごく映像で残っています(文章で見せられると「そんな場面あった?」って感じになるのですが)。なぜでしょうね。「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」というインタビュー集も結構好きで何回も読み返しています。

小説で好きなのは、本当は決められませんが、最初は「風の歌を聴け」「羊を巡る冒険」「ねじまき鳥クロニクル」「ノルウェイの森」「IQ84」などにハマりました。

ああ、でも私は短編が結構好きで「スプートニクの恋人」「国境の南、太陽の西」とか。この2作品って、結構冷たい感じがしません?

翻訳作品の中で好きなのは「心は孤独な狩人」です。「フラニーとズーイ」も結構好き。

カズオイシグロ/川上未映子

カズオイシグロさんは「私を離さないで」というテレビドラマからその作品をしり、小説を読むように。他に読んだのは「日の名残り」「浮世の画家」などですが「クララとお日さま」が一番好きですね。

村上春樹さんの作品みたいに、スッと読めたことはあまりないですが、カズオイシグロさんの作品はいつもゆっくり丁寧に読むことを強いられているような気分になります。これは、カズオイシグロさんの作品にしかない感覚。

川上未映子さんは「みみずくは黄昏に飛び立つ」という村上春樹さんとの共著を読んでその存在を知りました。今は、村上春樹さん抜きで大好きな作家さんです。コロナ渦に「刺繡糸」という短編を朝日新聞に投稿されていて、それもとってもいい作品だった。

叩(たた)かれていないのに痛い。これまで一度も叩かれたことはないのに、もうずっと、長いあいだ、雅子は痛い。外からみれば無傷にみえる。でも、もしも一枚の大きな白い布で彼女の体をくるむことができたなら、まるで汁を垂らしながら朽ちていく傷だらけの葡萄(ぶどう)の房を包んだように、広げたそこにはいくつもの、むらさき色の痕が残るだろう。

 感染症の蔓延(まんえん)で、惣菜(そうざい)屋のパートを切られた。文句は言えない。雅子だけでなく、他の誰かもそうだったから。でも夫には言えないし、言いたくない。理由はどうであれ、もっと苦しくなるのがわかっているから。

「すべて真夜中の恋人たち」という作品の一ページ目の言葉が美しすぎて、あっという間に虜になりました。他の作品であれば「春のこわいもの」「ヘヴン」「愛の夢とか」「乳と卵」「世界クッキー」「きみは赤ちゃん」「夏物語」などを読んでいます。最近「黄色い家」をやっと読み始めています。

河合隼雄

住野よる/吉本ばなな

住野よるさんは、出ている作品はすべて読んでいます。「君の膵臓をたべたい」はめちゃくちゃ好きな作品。でもとくに映画の方が好きです。浜辺美波ちゃんと北村匠海くんが、適役すぎるので。30回くらいは観たんじゃないでしょうか。

吉本ばななさんも結構読んでいるけれど、最初に読んだ「TUGUMI」「キッチン」に最終的には戻ってきちゃう感じがします。スピリチュアルなものを吸収したいときは、吉本ばななさんにたくさん触れるようにしていますね。

3.小説ゾーン②

4.千早茜さんゾーン

村上春樹作品以外で、映像に残ってくれる作品はこの千早茜さんの作品くらい(私にとって)。そしてすべてわたしの性癖に刺さる。だから、私の中で千早茜さんの作品は村上春樹作品と同じくらい圧倒的に好きです。千早茜さんの作品の登場人物って、とことん普通のレールから外れていくんですよね。落ちたら戻れないくらいに。藤堂志津子さんの作品なら、不倫を重ねたりしてなんとか日常に戻ろうとするのに、千早茜さんの作品の登場人物はあまりそういうことはしない。徹底的に貫かれた絶望と孤独を持ち合わせた人間から見る世界がどんなものかを教えてくれます。

5.啓発本ゾーン

大学の頃、70人くらいいる学生団体のリーダーをしていました。その時に啓発本をかなり読みこんでいた。逆に社会人になると、あまり読むことがなくなりました。実践しながら、本を読んで振り返って、というサイクルはとっても効率がよかったな、と今では思います。橋下徹さんの本はすごくリーダーシップを学ぶ上で参考になりました。あと「人を動かす質問力」も私のお気に入りの本だった記憶がありますね。私は、自分の考えていることと同じことが書いてある!という高揚感で本を読み進めることが多いので、当時はリーダーをやっていてずっと思考を巡らせていたからこそ啓発本を読み漁ることができた気もします。

6.その他まとめゾーン

7.お気に入りゾーン




また更新します


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