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コロナと戦う

年が明けても続く、長引くコロナとの戦い。

医療関係の方々の苦労は計り知れないし、飲食や観光業関係の困難な経営、アーティストたちの活動の困難、前例にない対応をする教育現場、初めてのテレワークに戸惑う会社・・・

どこの業界も、日々大変な労力を費やしていることと思います。

業界によっては給付金等もありますが、対象外になってしまったり、行き届いていない状況・・・


私は保育園に勤めていますが、先日、園児とその保護者がコロナウイルスに感染しました。

結果、園内に濃厚接触者はいないという保健所の判断で、休園措置はとらず、通常通り開園しています。

※以下、厚生労働省HP”新型コロナウイルスに関するQ&A"より引用。

必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。新型コロナウイルス感染者から、ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査(積極的疫学調査)を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断します。

お互い、マスクをしていればセーフなのです。

この基準で本当に大丈夫なのだろうか。

子どものマスクは、サイズがあっておらず、ぶかぶかでうまく着用できていないことも。

それでも濃厚接触者なし、という判断です。不安が残ります。

子どもは無症状の場合も多いので、隠れコロナがいるかもしれません。

そもそも、無症状の人からも本当に感染するのかは疑問でありますが。

日本は諸外国と比べ、PCR検査の陽性となる基準値が低いため、”陽性”と出やすいだとか。

PCR検査も100%ではないので、偽陰性も出てくる気がします。

もう何を信じて良いのやら…



もう一点、疑問に感じることが…

保育施設等に対して、各自治体から慰労金が配布されていました。

コロナ禍でも、施設を閉めずに子どもを預かり、コロナウイルスとのリスクと戦いながら勤務しているため。

2歳に満たない子どもは、窒息等の危険が高いため、マスク着用ができず、必然的に毎日濃厚接触となります。

しかし、その慰労金、私の勤務先は対象外でした。

それはなぜか、公立(市立)園だからです。

公立の園だからとはいえ、私立と同じように、子どもを受け入れ、特に、昨年の緊急事態宣言の間さえも園を開けていました。

休園中だった園もあったはずです。

いつだか”医療従事者の子どもの受け入れを断る”なんて問題が浮上していましたが、私の園は、どんなご家庭の子どもでも断ることなく、受け入れています。

それなのに、”公立だから”というだけで、明瞭な理由の説明もなく、慰労金は全くなし。

そればかりか、不景気のため、給料は減額です。

保育士という仕事が社会の中で下に見られている気がして、悲しいです。




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