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マッチ型お香hibi

兵庫のマッチ工場が、マッチの需要が減りまくった中で自社の技術を応用してマッチ型のお香を作った―――という話が添えられた妙な小さな箱が売られていた。

hibi 10MINUTES AROMA 

これ、旅行にぴったりだと思った。1箱600円くらいから。
飛行機にも一箱までならマッチの持ち込みが可能だ。一箱15gくらい(燃焼用マットつき)。
※最近はなんでも重さを図るので、キッチンスケールが出しっぱなしになっている。

この前の文鳥文庫と言い、すっかり旅の準備に駆けずり回っている。
LCCの格安チケットをセールで購入できたので片道手数料も入れて4000円で海をこえられる。

このマッチ型お香は、普通にマッチのように火をつけて静かに火が消えるまで待つ。のだけど、いつもの癖で思わずすぐに消してしまって、火が付かなかったのでガスコンロでつけた……。

hibiの楽しみ方

説明書きをちゃんと読むべきだった。小さい火がついて、小さくても炎は炎なのだ。熱くて、怖い。

それが消えると、お香になっている軸がほんのりと燃えていく。
煙は最初こそ出るけれど、それほどでもなくて。
専用のお香立てや香炉ではなく不燃素材の小さなマットひとつでいいのもとても気軽。香炉にはどうしてもタールがつくものだし。

香りも思ったより強くない。今回は、ひのきの香りを選んだのだけど。
香りをつけるというよりは、空間を浄化させるためのお寺のお線香の雰囲気に近い感じ。

サイトを読んでいたら、国内のお線香の生産シェアの60~70%が淡路島らしく、お線香っぽいというのはその出自のせいだろうか。

兵庫のマッチ製造と線香製造という廃れ行く産業を神戸に事務所を構えるデザイン事務所がプロデュースしたという事みたいです。(それにしても神戸ほど気位の高い街はそう多くないと思う)

香りの種類はハーブ系が数種類、和風の香りがひのきと肉桂(シナモン)とビャクダン(サンダルウッド)。どれも8本入り。ラージボックスもあるみたい。

個人的には、夏季限定のシトロネラがほしいなあ。
蚊除けになるのかなあ。

紙の箱なので、ちょっと香りが漏れるし湿気が付きやすいかもしれないから、私の必殺技になりつつあるジップ付き袋に入れて保管しておこうと思います。

ちょっとしたプレゼントにも気が利いているし、もう外人さんに買ってもらいたいオーラが凄い出てます。

これは蔦屋家電で買いました。

つよく生きていきたい。