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本のこと

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#日記

最近本読んでないかも・・が自分の心の忙しさのバロメーター

最近本読んでないかも・・が自分の心の忙しさのバロメーター

自己紹介に「読書」と書くのが自分のアイデンティティの一つ。

なんで本を読むのが好きなんだろう?と思った時に、主な理由はこちら。
・新しい知識を得られること(主にビジネス書)
・自分では体験できない世界、物語そのものが楽しいこと(主に小説)

そんな「読書」について最近はっとしたのはこちら。

こちらの本によると読書でストレスが軽減する、と。

振り返ると、本をちょっとでも開いてよみはじめると、ほ

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チャレンジの背中を押してほしい時に読みたい本 silo book 📚

チャレンジの背中を押してほしい時に読みたい本 silo book 📚

困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。

『本日は、お日柄もよく』原田マハ

新しいことに挑戦するとき、私はいつもどきどきするし、不安にもなってしまう。この小説は少しだけ背中を押して欲しい時に何度も読み返しています。

冒頭の会話はスピーチライタ

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自分の自然体な気持ちをまず大事にしよう!と肩の力が抜ける本 silo book 📚

自分の自然体な気持ちをまず大事にしよう!と肩の力が抜ける本 silo book 📚

周りのパリジャンたちを見回せば、誰もが気楽に自分のペースで生きていた。派手に愛し合い、笑い、よく食べて、遊ぶことに忙しそうで、電車の遅れもカフェの店員の横柄さも気にする暇がないようだった。

『パリで飯を食う』川内有緒

何もかもがうまくいかない時、余裕がなくなって、イライラして、周りも気遣いできなくなって。自分を人と比べて落ち込んで。

そんな時にこの本と出会いました。

自分の自然体な気持ちを

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自分にとっての東京の思い出を考えずにはいられなくなる、懐かしくなる本 silo book 📚

自分にとっての東京の思い出を考えずにはいられなくなる、懐かしくなる本 silo book 📚

東京に初めて住んだのは18歳の時だった。
その時、僕が頭の中で広げた東京の地図は限りなく白紙に近いものだった。これから自分で地名を書き込み、線を引き、色を塗る。そんな淡い期待と同時に底知れぬ不安も感じていた。

『東京百景』又吉直樹 

わたしは高校生まで地方で過ごしながら、東京への憧れがずっとありました。最近になって本屋でこの本を手に取り、冒頭の文章を読んだ瞬間から「東京に行きたい」と思っていた

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2021年9月読んだ本

2021年9月読んだ本

2021年1月にはじめた年間100冊目標の読書。いったん9月で目標達成!9月は特にたくさん読んだので印象的だった5冊だけコメント。あとは名前のみで記録。

フランスはどう少子化を克服したか今月のマイベスト!フランス在住ライターの高崎順子さんの著書。フランスの少子化対策について書かれている本。ご自身のフランスでの妊娠・出産・子育て経験と日本の仕組みとの比較もあり、私自身も子どもの子育て真っ只中なので

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大人になっても脳は育つ!と勇気をもらえる本 silo book 📚

大人になっても脳は育つ!と勇気をもらえる本 silo book 📚

あらゆる発見やクリエイティブのもとである「あるものとあるものとの間につながりを感じる能力」は30歳を超えた時から飛躍的に伸びるのです。

『海馬 脳は疲れない』池谷裕二 糸井重里

娘の様子をそばで見ていると、昨日できなかったことが今日できるようになり、日々驚かされることばかり。そんな子どもの成長に感動する一方で、「大人になった私たちはもう成長できないの?」と不安な気持ちに。

でも、脳科学的には

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読み進めるうちにどんどんリトグラフの世界に魅力される『ロマンシエ』

読み進めるうちにどんどんリトグラフの世界に魅力される『ロマンシエ』

『ロマンシエ』原田マハ

恋愛対象が同性の乙女な男子が主人公のお話。
彼の脳内妄想や、周囲とのやりとりに最初は没頭しにくいところがあったのだけれど、読み進めるうちに彼が魅了されていく「リトグラフ」の世界にわたしも魅了されてしまった!

リトグラフとは、版画の一種のこと。こちらの記事には印刷の歴史の中に「リトグラフ」が紹介されています。

芸術ってなんだかお堅いもの、よくわからないもの、とっつきにく

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コテンラジオが面白いのと知識の精度の話

コテンラジオが面白いのと知識の精度の話

最近、Podcastを開いては気になる配信を聴いている。ニュース、英会話、若者トーク、ワーママなどなど番組を探し始めるといろんな番組があることに気づく。

名前を知りながらも聴いたことがなかったのが「コテンラジオ」。「古典って教養として知っておきたいけれど、難しそう」そんな自分にも、パーソナリティの方々が「当時の◯◯は現代の△△で〜」とわかりやすい例えを出してくれるので、親しみやすくて面白い。

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お菓子の名前をみるだけで幸せな気持ちになれる『スイート・ホーム』

お菓子の名前をみるだけで幸せな気持ちになれる『スイート・ホーム』

ショコラーデントルテ、ミルクレープ、いちごショート、ロールケーキ、アーモンドフロランタン、ブラウニー・・・

『スイート・ホーム』原田マハ

ショーウインドウを見ながらケーキや焼き菓子を注文するお客さんの口から出た言葉たち。
物語自体がほっとするような、幸せな気持ちになれるのだけれど、スイーツの名前が出てくるたびにより一層幸せな気持ちになれるのが不思議。
舞台は神戸。神戸の街並みを想像するだけでも

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『マタニティ・グレイ』とアウトプット癖をつけたい話

『マタニティ・グレイ』とアウトプット癖をつけたい話

結婚しても子どもはいなくてもいいよね、と言っていた主人公に想定外の妊娠が発覚してからのトツキトオカの話。

『マタニティ・グレイ』石田衣良

本の内容紹介妊娠しても会社に産休育休の制度がなかったこと、妊娠の体調変化による休職、産院選び、仕事や妊娠をきっかけに変化する周囲との関係性、復職への不安や仕事への思いなどなど主人公が少しずつ赤ちゃんの成長とともに変わっていく、行動していく姿が描かれている。

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2021年8月読んだ本

2021年8月読んだ本

あっという間に9月!仕事もプライベートもかなり変化のある1ヶ月でした。悔しい部分もあるけれど、今の状況でできることをコツコツやっていきたいな。

BUTTER今月のマイベスト!女性であること、社会から見られる役割などなど考えさせられることが多かった。そして何より本に出てくるエシレバター!食べてみたくなったし、料理教室にも行ってみたくなった。

マタニティ・グレイ結婚しても子どもはいなくてもいいよね

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2021年7月今月読んだ本

2021年7月今月読んだ本

7月に読んだ本のまとめ。好きなジャンルだけではなくて、自分では積極的に手にとらないものにも意識して挑戦していきたい、そんな月でした。

奇跡の経営 1週間毎日が週末発想のススメ
サブタイトルを見るだけで惹かれてしまった本。仕事が嫌なわけでは全くないけれど、月曜日ってちょっと憂鬱にもなるので、毎日が週末発想になれる状態って知りたい!と思い読んだ本。

やさしさグルグル
料理家、行正り香さんのエッセイ

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2021年6月今月読んだ本

2021年6月今月読んだ本

6月に読んだ本をまとめます。改めてまとめてみると、その時の悩みやシチュエーションも思い出せる気がする。

苦しかった時の話をしようか→著者の森岡さんが、子どもに語りかけたい内容を書籍にしたもの。じっくり読んでメモしたいと思ったらあっという間に図書館の返却期限に。。また読むぞ。

マイノリティデザイン
→ 「だれかの弱さは、だれかの強さを引き出す」という言葉が印象的で。自分への企画書を書くワーク、や

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2021年5月今月読んだ本

2021年5月今月読んだ本

5月に読んだ本も勢いでどんどんまとめていきます!

子どもたちは夜と遊ぶ
→今年になってから、気になっている作家さんの一人、辻村深月さんの本。これは怖かった〜!夜読み始めたからより一層怖かったけれど、結末が気になって一気読み。辻村さんの本は最後にいろんなものがつながってくるのが面白くてやめられない。

週末フィンランド→フィンランドはいつかまた行きたい国の一つ。なかなか旅行に行けない今、フィンラン

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