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「傾聴」の本質〜自分自身への傾聴、できていますか〜

「傾聴」という言葉。

最近では、管理職やリーダー向けの企業研修などでもよく取り上げられ、

部下との面談や1on1ミーティングにおいて、

相手の話をしっかり傾聴しましょうという話を一度は聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

傾聴というと、

一般的には、相槌をうったり、少し前傾姿勢で聴いたりと、

受容的な態度で相手の話を聴き、相手が安心して話をしてもらうための様々なテクニックが教えられていますが、

傾聴の度合い(深度)によっては、

相手との関係性が飛躍的に良くなったり、

相手の可能性や資質を大いに引き出すことができると思っています。


人は、傾聴というコミュニケーションを通じて、

心からの安心安全を感じやすくなると、

新しい物事にチャレンジしやすくなったり、

良いアイデアが湧いてきたり、

これまで閉じていた可能性の扉を大きく開くことができるからです。


リーダーとして、チームをうまくマネジメントしていくうえで、

とても大事な資質の一つですね。



ここで大きなポイントになるのが、相手の「安心安全な感情」です。

そして、

相手の方が心から安心安全を感じてもらうには、

聴く姿勢などの単なるテクニックではなく、

「普段から自分自身が自分とどう対話しているか」

が非常に重要です。


なぜなら、

私たちは、日々、自分自身に対してしていることを、

自然と相手にもやってしまうからです。


例えば、

自分の中にたくさんのジャッジがあると、相手のこともジャッジしがちだし、

自分の中に「すべき」が多いと、

自分の中の「すべき」から外れたことをする相手に対して怒りを覚えます。

(例えば、列に途中で割り込むのは非常識だと思っていると、割り込んだ相手に怒り覚えますよね^^;)

自分のことをどこかで否定していると、相手のことも心から受容することができません。


つまり、全ては自分発振。

相手(自分から見た外側の世界)は、自分の心の内を反映しているんですね。

(心理学的には投影と言います)


一方で、

自分の中のジャッジや否定感を手放し、

「〜すべき」という義務感から自由になると、

自分で丸ごと自分を受容できるようになるので、

自分の中が安心安全の感覚に満たされます。


そうすると、

相手の話を聴くときも、

とてもフラットな感覚で、

心から受容的な態度で聴けるので、

目の前で話している相手も、心からの安心安全を覚えます。


そのような状態になるためには、

普段からの自分自身との対話の中で、

どんな自分に対しても

丸ごとオッケーって言ってあげることが大事です。


ポンコツな自分、ダメな自分、うまくいかない自分、ネガティブになっている

自分にも

うんうんそうだよねー、わかるよーって共感したり、

大丈夫だよーとOKを出してあげると、

何より自分が楽になり、より自分らしく、安定的に幸せな気分でいられるように

なります。


そうやって、自分との仲が良くなっていくと、

自分の中のポジティブな要素が引き出されてきて、

可能性の扉がパーンってオープン!しちゃったりもします。


そして、

自分にやっていることは、相手にも自然とできるので、

自分も相手も幸せの扉が開いて、

素晴らしい世界が展開すること間違いなしですね。


傾聴の本質=自分自身への傾聴。


日々、自分自身との対話の中で、

どれだけ自分に傾聴していますか。


もしちょっと自分に厳しくしていたなーと感じたら、

これからは、

毎日寝る前、

どんな自分に対しても、その気持ち、わかるよー、大丈夫だよー、って言って、

大切な自分に優しく接してあげてくださいね^^


どんなあなたも大丈夫なのですから。


はなみ ゆうか


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