見出し画像

泣きそうなくらい寂しい独りの夜に読んで欲しい話

どうも、ふじくんです

どうしようもなく泣きたいくて
どうしようもなく孤独で
どうしようもなく寂しい

そんな夜ってありませんか?


そんな夜に僕が独りじゃなくなった話を聞いてくれませんか?
役に立つか分からないけど、せめて寝れなくて過ぎてく時間のお供くらいにはなるかと


----------------


僕は相当な小心者で、ちょっとした失敗を隠すために嘘をついたりすることがたまにある
ほんとダサい
小さいから、そんな自分までひた隠しにして
夜ベットに入るとそんな自分が嫌になる
1日を振り返ってまた今日もクソみたいな時間を過ごしたと後悔する
そんな時どうしようもなく独りだなと感じる

どうすれば周りに本当の自分を知ってもらえるか
いや、そんなこと出来たらとっくにしてるか
なんて考えが頭の中をグルグルして、わけも分からなくなって
なんだか泣きたくなる
解決なんてしないのは分かってるのに

クソみたいな後悔とクソみたいな自己防衛心が僕という人間をクソみたいな存在にしているのに
そんなこと分かってるのに
周りはきっと僕を見てバカにしたくなるんだろうな
自分に自信がないから友達にもこんなちっぽけな悩みも言えない


周りを気にして、自分の中で勝手に嘘の自分を作ってそれに近づこうとして
から回って
独りで勝手に寂しい思いをしてた


ふと、友達からLINEが来て
「今暇?」と短文が画面に表示された
「暇だよ〜」と適当に返信をする
すると「外出ない?」と返ってきた
夜中の1時
そんな時間に外に出るなんて考えたこともなかった
親に怒られることや補導されることなんかより、興味が勝った
僕は急いで着替えて外に出た
ちょうど去年の今頃
玄関を静かに開けた瞬間に、冷たい空気が僕に当たった
悪いことをしてるから余計に空気が張り詰めた
初めて僕は夜を抜け出して、夜を遊びに出かけた


もう家の前には友達がいた
「よし、行こうか」
2人だけで向かったのは海の堤防だった
めちゃくちゃ景色がいい
空気が澄んでるから近くは住宅街なのに星も見えた
そいつは僕が悩んでることに気づいてくれていた
「なぁ、腹減ってない?」なんて言い出す
僕は「なんで気づいたの?」と質問した
友達は言った

「お前が思ってるより周りは心配してくれてるよ。それと、お前が心配するほど周りはお前のこと見てねぇよ。」

友達もどうしようもなく寂しい夜を過ごしていたと話してくれた
それと僕への心配が相まって海まで誘ってくれたのだ

心の底から「こいつなら話せる」と思った
僕は自分の悩みを全部吐いた
友達は全部に答えてくれた
すると友達も僕に悩みを吐いてくれた
全部に答えられた

不思議と軽くなった
その言葉が今でも僕の支えになってる

その後はクソみたいな話をした
いつものどうでもいい話を

で、この友達ってのが

これに出てくるA

だから僕はこいつが大好きだ
いつだって僕らのリーダーで、僕らの友達

-----------------

友達を作れみたいな話になっちゃいましたね
でもそうじゃなくて、見てくれてる人はいるよって話がしたいんです

「自分が思ってるより周りは心配してくれてる。そして、自分が不安になるほど周りは僕のこと見ていない。」

わざわざ自ら進んで孤独になる必要なんてありません
多分、これが分かる時が来たらそんな夜も愛せるようになります

どうかあなたが独りじゃないと言えるようになりますように


そんな孤独な夜が終わりますように


じゃあ、また


終、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?