【映画メモ】『バレンタインデー』
こんにちは、ゆのまると申します。
先日、あつ森のバースデーでは「ピニャータ」を割るイベントがある、というお話をしました。ピニャータとは、紙で作られた型枠の中にキャンディなどを入れ、上から吊るして棒で叩いて割る、アクティブなくす玉のようなものです。
それを見ていて思い浮かんだのは、映画『バレンタインデー』。『プリティ・ウーマン』などのゲイリー・マーシャル監督による、恋愛群像劇です。この映画にも、ハート型のピニャータを割るシーンが出てくるんですね。
(それはもう威勢のいい壊しっぷり)
ということで完全に時期外れなのですが、久しぶりに『バレンタインデー』を観たので簡単にメモ。
バレンタイン。多くの人にとって、一年で最もロマンチックな日。
花屋のオーナーであるリード(アシュトン・カッチャー)が、バレンタインの朝にバリキャリ彼女のモーリー(ジェシカ・アルバ)にプロポーズするところから物語は始まる。あちこちで愛がささやかれるこの日、ロサンゼルスの10組の男女は、愛する人とバレンタインを過ごすことができるのか?
恋愛群像劇といえば『ラブ・アクチュアリー』も有名ですが、私はこちらの方が好きです。
登場人物が多いので、初見だと相関図を作るのが結構大変かも。でも、トラブルがきっかけであちこちで人が繋がって、最後はみんなでハッピーエンド!ご都合主義っぽいなと思うところもありますが、観ていてずっとニマニマしてしまいます。
エディソン少年(ブライス・ロビンソン)の恋はとっても微笑ましいし、
青いドレスが似合うアン・ハサウェイの「秘密の副業」にはドキドキ、
そしてなんとあの歌姫、テイラー・スウィフトも出演!普段のライブパフォーマンスからはちょっと想像できないパワフルなダンスを披露しています。プレゼントでもらった大きいクマのぬいぐるみを常に抱えて歩いていて、最高にカワイイ。
どのキャラクターの物語も丁寧に描かれているのですが、特に注目してほしいのがジュリア・ロバーツ演じるケイト大尉。
彼女は、たった一晩「大切な人」と過ごすために片道14時間かけて飛行機で向かっている最中。フライト中、隣のイケメン紳士(ブラッドリー・クーパー)と楽しい時間を過ごすのですが、彼女が会いたいのはただ一人。
何回も観て結末はわかっているのに、「大切な人」と会えたラストには毎回うるうるしてしまいます。
少年の小さな恋から長く連れ添った老夫婦まで、たくさんの愛の形をぎゅぎゅっと描いた今作。観るたびに幸せな気分になるし、「大事な人にきちんと気持ちを伝えよう」という思いにさせてくれます。
「恋は踏み込むものじゃない、落ちるものなんだ」
「愛とは、相手をまるごと受け入れること」
そして映画好きならきっとニヤリとする仕掛けがあるので、どうぞエンドロールまでお見逃しなく!
今回はこのあたりで。また次回の映画メモでお会いしましょう。
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