花火大会の日、ミスチルを聴く朝の電車
空いている朝の電車って
とっても魔法みたい
総武線、平井駅
ふと見ると向かいの窓から
スカイツリーが見えた。
いつも新宿きてくれてるとき
彼はここを通っているんだと思った。
花火大会へ向かうには
すごく早いくらいの時間だ。
夜の花火大会まで
佐倉を一緒に散歩する。
あ、つぎは、新小岩
ひとりぐらしするなら
新小岩っていってたな。
新小岩へ向かう途中
川もあった。
ヘッドフォンから
「しるし」が流れている。
ふだんはきかないけど
なんとなくミスチルを流した。
ミスチルだとわりと
「しるし」と「足音」がすき。
ひとりぐらしなんて
考えたこともなかった。
いまもそんなにする気はない。
だって家から通えるんだもん。
お金もかかるしさびしい。
ということで
わたしはとうぶん
ひとりぐらしはしないと思う。
まぁ、まだわからんけど。
窓の外、変わった電車
いや変わってはいないのかも
ただわたしには
見なれない電車があった。
なんかいいフレーズ
「Tomorrow never knows」
って曲だった。
電車は、市川へ停車した。
市川ってよくきく。
千葉県か。
なんか、総武線って
ちゃんと空いてるな。
平日はどうなのか
わかんないけれど。
あ、本八幡
ここでよく乗り換えてる
っていってたところだ。
あ、船橋駅ついた。
ふなっしーのいめーじ
思ったよりちゃんと
田舎な雰囲気の駅
栄えてるけど優しい感じ
東京みたいな冷たさは
あんまないような気がする。
冷たいわけじゃないかもだけど
なんていうんだろうな
新宿とかはすごく人多いし
忙しないっていうのかな。
京成船橋駅へ乗り換えた。
なんか知らない駅ってかんじ。
やっぱり知らないところへ
行くのはすごーくたのしいね。
千葉って近いけど遠くて
今まで未開拓の地だった。
隣の県のはずなのに
意外とちゃんと遠くて
何やかんや行く機会が
なかったからちょっと新鮮
京成線の雰囲気も
何かフワフワしていて
夢を見ているような気分だった。
窓の外の景色が
段々田園風景へ変わっていくし
京成白井から京成佐倉までに
オランダの風車があって
すごく素敵すぎて目を奪われた。
夢を見ているみたいな
気分になっていた。
そのあと、駅からあるいて
待ち合わせ場所へ向かった。
ところどころに
彼が言っていたものがあり
感動しつつ歩いていた。
とても不思議な気分だった。
夢みたいな一日のはじまりだった。
2024.8.3
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