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№.164 ワープ・スピード

こんばんわ。白石です。note連続投稿*days164

とうとう新型コロナウイルスのワクチンが日本で承認されましたね。

アメリカでは「ワープ・スピード」と呼ばれておりますが、どの製薬会社も、開発、治験など全てのプロセスをしっかり踏んできていて、通過しなければならないプロセスを跳び越す(ワープ)ことはしていません。直列で行うところを並列にすることで時間を短縮したのです。有効性、安全性、信頼性、検査データの透明性、どれをとっても高いレベルのワクチンです。

簡単に言うと・・・プロセスをしっかり踏んでいるが経験値が少ないワクチンと言ったところでしょうか?

通常はワクチンの開発には10年以上かかるというわれております。それは各工程にかなりの時間をかけてデータ蓄積をさせて、問題なければ次に進むといった段取りが普通です。

それを今回はこの1年という短期間で実現したというのが驚きです。

今、全世界で1日あたり約500万回の接種が実施されており、急速にデータが蓄積されていっています。副作用について、効果効能期間についてなど様々なデータです。これらを含めて・・・

「人類の知」の偉大さを感じます。

無題

ここからはそのワクチンをどう?行き渡らせるか?と同時に感染症対策をどこまで徹底できるか?がキーポイントですね。

ワクチン接種がスタートしたからといってマスクは外せる、宴会の開催ができるではないことは承知かと思います。ウイルスは変異しますので、ワクチンがその引き金になることもあります。現時点ではワクチンはあくまで重症化を防ぐ、薬だという認識を持って、引き続き感染症対策とセットで考えることが大切です。

ソーシャルディスタンスの確保、手洗いうがい、消毒の徹底、マスクの徹底、食事時の注意等があってこそ、ワクチンの有効性がもっと発揮されるということです。

日本をフェーズで括ると・・・

2020年2月~2021年1月 :ハンマー&ダンス期

2021円2月~2021年12月  :ワクチン浸透期

■2022年1月~     :少しずつ緩和されていく期

私の推測としては、2022年1月ぐらいまでは今の感染対策期は続くでしょう。

フィットネス業界としては、2022年1月までの予測に対する経営準備が必要です。体力(資金)が落ちているところは資金繰り対策、営業については新たな売上対策、管理については生産性の向上といったところでしょうか?

新たな時代の幕明けまで1年もありませんね。楽しみです。




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