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ASKA premium concert tour-higher ground-アンコール公演@神奈川県民ホール(2022.1.30) さらなる高みのその先に…(完全ネタバレ)

もう2年前になるのか… この神奈川県民ホールで観たASKAさんのライブ-higher ground-。その「アンコール公演」と銘打たれた今回のツアー、以前とは違うライブの形が定着しつつある中で、さらなる高みのその先に見えたものは…(今回は初日の府中と神奈川県民ホールの公演、さらにその配信ライブを見て、レポをまとめてあります。ツアーは始まったばかりですが、配信もされた事でネタバレ記事を公開しますが、配信を見ずにこれからツアーを見る方はネタバレにお気をつけください) 会場の神

    • LiSA Live is Smile Always〜LADYBUG〜@日本武道館(ネタバレ)

      12月7・8日にLiSA Live is Smile Always〜LADYBUG〜@日本武道館・2DAYS参加してきました。 LiSAさんに関しては、完全にニワカファンです。キッカケは鬼滅の刃です。 というくらい、浅いファンです。 それでも、初日観て、リピートしたい!と思って、次の日も参加、そしてモバイルファンクラブに入る程、一気に虜になりました。 その魅力はなんだろうと思い、久しぶりのnote作成してみようと思いました。 正直、最初は鬼滅の曲聴けるから、楽しめるだ

      • B'z LIVE FRIENDS@有明ガーデンシアター(ネタバレ)

        B'zは昨年、自身の歴史を5時代に区切った「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」という5連続配信ライブを、そして今年の9月に「有観客ライブ」として、「B'z UNITE」を開催、大阪ではMr.Childrenと横浜ではGLAYとの対バンライブを行った。 コロナ禍でできる事を、そして大打撃を受けたエンタメ業界を盛り上げる為に先頭を切って開催された「B'z UNITE」は大きな話題となった。 そして有観客ライブ第二弾として開催されたのが「B'z L

        • 2021.3.11

          2021年3月11日。東日本大震災から10年。当時の自分を振り返ってみたいと思う。 10年前の今日、当日、バイトはお休みを取っていて、夕方からムロツヨシさんのトークイベントに初めて友達と行く予定でした。 ムロさんは当時はまだ知る人ぞ知る人といった存在。変わりもんの集まる、うちのバイト先。話題の中心はTEAM NACSと福田雄一という変な環境だったので、当時からムロさんも大人気(大洗にも星はふるなり&スピンオフはバイブル)。バイト先の先輩に教えられたトークイベントが「ムロツ

        ASKA premium concert tour-higher ground-アンコール公演@神奈川県民ホール(2022.1.30) さらなる高みのその先に…(完全ネタバレ)

          「はじまりはいつも雨」

          いつも素敵な音楽考察のnoteを書いているs.e.i.k.o(@seiko27604508) さんが立ち上げて下さった企画『「はじまりはいつも雨」について、語りませんか?』にちょっと参加してみようかなと思いまして、久しぶりのnoteです。 『はじまりはいつも雨』(作詞:飛鳥涼) 君に逢う日は 不思議なくらい 雨が多くて 水のトンネル くぐるみたいで しあわせになる 君を愛する度に 愛じゃ足りない気がしてた 君を連れ出す度に 雨が包んだ 君の名前は 優しさくらい よく

          「はじまりはいつも雨」

          2020年に出逢った音楽達

          多くの事が変わった2020年。 1月にASKAさんのライブでこの上なく感動した時には、この先こんなになるとは思ってなかった。 でも、自粛期間や自分が東京に戻ってからの日々。色々制限される中でも、間違いなくこの先の自分の人生において、とてもとても大切と思えるアーティストさん達にも出会えた。 神園さやかさんと和泉まみさん。 2人ともシンガーソングライター(神園さやかさんは元演歌歌手でレコ大新人賞受賞者、和泉まみさんの肩書はシンガーソングトラベラー)。 多分まだ2人の音楽が

          2020年に出逢った音楽達

          あいみょん@さいたまスーパーアリーナ

          2020年12月12日 色んなものが変ってしまった2020年の年の瀬に、あいみょんのライブに参加しました。 さいたまスーパーアリーナは、確か去年の夏のドリカム以来、約1年半ぶり、アリーナクラスのライブは今年の夏の和楽器バンド@横浜アリーナ以来。そして初あいみょん。 場内には感染対策をしながら「新しいライブ形式」を楽しむ方法のポスター、初あいみょんなのに申し訳ないくらいの神席。アリーナ最前ブロックの4列目(端っこだけど)、そして座席は1席おき、そんな感じで開演を待つ。

          あいみょん@さいたまスーパーアリーナ

          和楽器バンド@横浜アリーナ

          自粛後初、アリーナクラスでの有観客ワンマンライブとなる和楽器バンドのライブを観に、横浜アリーナへ。 マスク着用・消毒の促しのサイン。そして熱中症予防のミスト。会場として出来る事は全てやっている感じでした。 「東京和楽器」さんへの支援募金も。 客席も間隔を開けて50%以下。開演前は少し寂しい感じもしたけど、客電が落ちた後は、ペンライトの灯りがキレイでした。 ペンライトを降ると満員の客席の様に見えました! 和楽器バンド、前から興味はあったけど ライブ自体は初。いつか観たい

          和楽器バンド@横浜アリーナ

          米津玄師「STRAY SHEEP」初動87.9万枚に思う事

          米津玄師さんの待望のアルバム「STRAY SHEEP」の初動売り上げが879,768枚(オリコン調べ)!間違いなくミリオン突破するでしょう。 米津玄師さん、素晴らしいアーティスト。まさに時代の寵児だと思います。「Lemon」の国民的ヒット。そして同じく大ヒットした「馬と鹿」。他にも「海の幽霊」「感電」等のタイアップ曲満載の売れるべくして売れたアルバムだと思います。 ただ自分のイメージは米津玄師さんのヒット=配信のイメージが強かった。もちろんこのCDが売れない世の中で、米津

          米津玄師「STRAY SHEEP」初動87.9万枚に思う事

          1993年―湿った夏のヒット曲

          先日、某ライブで松任谷由実さんの「真夏の夜の夢」のカバーを聞いた。 今年の長梅雨、冷夏(今のところ)の空気感と相まって、当時の記憶がよみがえってきた。 1993年の夏は、冷夏で米不足、どんより空と雨と台風、、そんな印象の高校1年の夏でした。 その年のヒット曲はなんとなくそんな湿った夏に呼応するように、ちょっと妖しげな色気がある曲が多かったイメージです。 1993年の年間チャートTOP10(オリコン調べ)は 1位 YAH YAH YAH/夢の番人 CHAGE&ASKA

          1993年―湿った夏のヒット曲

          ASKAニューアルバム「Breath of Bless」感想~其之三

          さあ、最後の感想其之三です! (文中『』内の引用の歌詞は全て作詞・ASKA) ※本文中、現在開催中のツアー「higher ground」の内容にふれる部分があります。 ⑪「消えても忘れられても」(新曲) スケールの大きな愛を歌った「歌になりたい」の後に、その対比のようにより個人的な抑えきれない感情・叫びを歌っている。 『いいことがつづけば やがて悪い日が来る 当たり前を歌にして 自分に向けてる 僕には金色の 翼もたてがみもない ただ焦がれてる 憧れてる 知られた

          ASKAニューアルバム「Breath of Bless」感想~其之三

          ASKAニューアルバム「Breath of Bless」感想~其之二

          それではASKAニューアルバム「Breath of Bless」の全曲感想其之二です。 (文中『』内の引用の歌詞は全て作詞・ASKA) ※本文中、現在開催中のツアー「higher ground」の内容にふれる部分があります。 ⑥「百花繚乱」(新曲) 今ツアー「higher ground」で先行披露された楽曲。この曲を聴いて多くの人が本作への期待が一気に膨らんだのではないか。タイトルのごとく、色とりどりの花が咲き・舞い・散る、そんなことを感じさせる音。前に見た「team

          ASKAニューアルバム「Breath of Bless」感想~其之二

          ASKAニューアルバム「Breath of Bless」感想~其之一

          ASKAのニューアルバム「Breath of Bless」これは間違いなく、過去最高のアルバム! 積み重ねてきたキャリアの全てをすべて詰め込んでいるようなアルバム。 詰め込み過ぎて「えっ?これが一枚のアルバムなの?」ってくらい、バラエティーに富み、かつ、ボリュームいっぱいのアルバムに仕上がってる。 インタビューで『アルバム発売の時に「NEVER END」と比べられる事がしばしばあるが、作り手、聴き手が「NEVER END」を超えたと言い合える』と語っている。(個人的には

          ASKAニューアルバム「Breath of Bless」感想~其之一

          音楽の伝道者としてのASKAの生き様を示す旅-higher ground-神奈川ネタバレレポート

          今回のASKAさんのツアーいろんな人が詳細レポをあげているので、それに倣って1曲1曲の完全ネタバレレポを書いてみようかと思う。それは今回のライブが素晴らしすぎたという事はもちろんだが、チャゲアス脱退後初のライブという事、そしてセットリストやパフォーマンスから見ている者はいろいろな想いを抱くツアーだったので、ちゃんと自分の記録に残そうと思ったのである。(今ツアーは1月の渋谷と2月の神奈川を見ましたが、今回は2月神奈川のレポです) まずツアータイトル「billboard cla

          音楽の伝道者としてのASKAの生き様を示す旅-higher ground-神奈川ネタバレレポート