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最初の一歩が一番力を使う話

朝夕が涼しくなってきたからか、朝が中々身体を起こせません。
目覚ましに気付いても半分ボーッとしている時間が長くなっています。その癖、時計を見て出勤までの時間から逆算して最大いつまで布団の中にいられるかの計算を瞬時にしているので、凄いんだか何だんだか・・・。

朝起きるって辛いですね。身体を起こして布団から離れていくあの時間が1日の内で最もエネルギーを使っている気がします。
一度起きられたら後はそれなりに身体も動き楽になっていくということも分かっているのに、中々覚悟が決まりません。

この感覚、仕事など何事においても最初の一歩を踏み出すことのしんどさに通じるなと思います。
特に、一番リラックスしている時に、強引に別の動きをしないといけない時は億劫な気持ちも相まって余計にしんどさが募ります。だからといって、いつまでもしないわけにもいかないので、結局はいつ覚悟を決めて動き出すかが求められます。最初の一歩を踏み出しさえすれば後は何とかなるって分かっていつつも、中々覚悟が決まりません。

一般的に早く動く方がいいと言われていますが、いつもそれが出来れば苦労はしません。でも動かないといけないのに覚悟が決まらなくて動けない時は、動いていなくてもリラックスは出来ていなくてモヤモヤが続きます。じゃあさっさと動けばいいのに・・・となるのですが、これもまた中々。

一歩引いて見ると、なんとも言えない無駄な時間なのですが、その場にいると毎日毎日大小問わず最初の一歩を踏み出すところで葛藤しています。

一番力を使う最初の一歩を踏み出すかどうかで葛藤しながら、徐々に体力が削られているという要領の悪さが、変な表現ですが人間らしいなぁとも思います。大きくまとめて、自分の不甲斐なさをあやふやにしてみました。

ちなみに寝覚めの話に限定すると、時々スッキリと目が覚めてパッと起きられる時もあります。そんな時は布団の中で悶えられないことへの物足りなさを感じたりもします。勝手なものです。

さて、今日も沢山葛藤してなんとか身体を起こすことが出来ました。

今日も周りへの感謝を忘れず、目の前のことを一つ一つ丁寧に。

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