クラシック映画に魅了されている話
映画が好きです。
最近は1920年代のサイレント映画が好きで、特にバスター・キートン作品がお気に入りです。
今更ながらですが、バスター・キートンって凄いですね。
今回初めて「One Week」という作品を見たのですが、全てのシーンがピタゴラスイッチの如く計算され尽くしていて圧巻の凄さ。全編通して表情がほとんど変わらないから、全て普通にしているように見えますが、どれもこれも一歩間違えると大怪我かもしくは・・・とこちらが身震いするような危険なシーンの連続。そして何よりも凄いと思ったのはアイデアの豊富さ。30分足らずの作品の中に、どれだけ沢山の仕掛けを用意してくれているのか。
非日常な世界の日常を描く作品の面白さは今も昔も変わらないなと思いました。こちら側からすると「こんなのありえないよ」な展開の連続なのですが、この世界の住人からしたら日常の風景なんだなぁと。それがかけ離れた世界ではなく、ある程度はこちらの世界とリンクしているから共感も出来るし、応援もしたくなる。このバランス感覚が凄いなと思います。
100年前の作品ですが今観ても面白い。時代が変わっても「笑い」のポイントは大きくは変わっていないんだなと思いました。
まだまだ観たい作品は沢山あります。少しずつ観ていきたいものです。
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