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【科学的根拠あり】IQ(知能指数)を上げる4つの方法!

【概要】

今回はIQ(知能指数)を高めることが科学的に確認されている方法をご紹介します。

私も高IQ団体のメンサ(MENSA)やMETIQなどに所属させていただいております。MENSAの入会基準はIQ130(sd15)以上であり(これは人口上位2%以内にあたります)、METIQはIQ156(sd15)以上です(人口上位0.01%以内すなわち一万人に一人いるかどうかのレベル)。

IQとはご存知の通り知能指数、すなわちカンタンに言ってしまえば「頭の良さ」です。

正確に言うと「ある特定のIQテストで算出された統計学的数値」ということになります。そのテストが頭の回転を測っているのか、推理推論能力を測っているのか、短期記憶(ワーキングメモリ)を測っているのかによって、算出されたIQの意味は当然違ってきます。これは国語のテストでは数学ではなく国語の偏差値が算出され、化学のテストでは社会ではなく化学の偏差値が算出されるのと同じ原理です。

一般にIQが高い人は記憶力がよく、頭の回転が早く、情報処理能力も高く、思考も深い傾向にあるため、IQを向上させることができればそれに越したことはないと思います。

ではIQを高める方法はあるのでしょうか?

現在の心理学・精神医学上は、IQは先天的要素で大きく決まるとされています。例えばIQに重要な要素である、空間認知能力と推理推論能力の遺伝率は70%です(ちなみに言語性知能は例外で、遺伝率はわずか10%ですので、後天的な努力で十分あがります)。つまりIQを後天的な努力で上げる方法は広くは知られていませんし、手段も多くはないのが現状です。

このIQを後天的に上げる方法を今回リサーチしましたので、まとめたいと思います。

(一応科学的に根拠のある方法のみを列挙しています。ただし、必ずしも文献の質がよいとは言えない情報もあります。あくまで参考程度にしていただければ幸いです。)

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