マルクス 資本論 動画レビュー
こんにちは、ゆうゆうです。
心して刮目した、フェルミ漫画大学動画の感想を書いていきます。
資本主義の世の中では全て商品である
資本主義では、世の中のすべてのものが商品のようです。
これはこの著書の中で、マルクス先生が言っている偉大な言葉のようですね。
服も、食べ物も見る映画も住んでいるマンションも。
分かりやすくいうと家にあるもの。
身につけているものほぼ全てですね。
つまり資本主義では、お金さえあればほぼすべてのものが買える。
そして自分のオリジナルの商品を持つものを資本家という。
社長のことですね。
自分の商品をもっていない人は、労働力が商品になります。
つまり、働きなさい。
ということですね。
もしオリジナル商品をもっている場合は、自分は働かずに他人に働かせればいいようです。
例えば工場の社長で靴を売っているとして、その靴をたくさん作るためには朝も夜もフル稼働させなければいけません。
そのためには、たくさんの労働力が必要になります。
そこで、工場長は人々の労働力を1日8時間、土日休みで月20万で買うということです。
そして商品を大量に生産する。
あとは社長は順調に売れているかどうか、TELで確かめればいいだけになります。
こうしてオリジナル商品を持つものと、持たざる者の2通りに分かれているようです。
なんだか雰囲気的に、絶対オリジナル商品を持った方が良さそうな感じがしますね。
動画では、資本主義では人の心も買えると言っています。
まぁ、デリケートなお話しですがだいたいそうかもしれませんね。だいたい。
給料の正体
給料が出るのは、君たちの売る労働力を最大限に引き出すためだ。
と、リン先生がいいます。
どうやったら労働者が元気に健康的に働いてくれると思うかを資本家は考えました。
そこで動画の中の少年がいいます。
好きな食事を食べて、安定していて、睡眠をとって、友達と遊んで家賃を払えるだけのお金がある。
お金の余裕もあるといいですね。
通勤のストレスもない方がいいとは思いますけど。
と、
資本家もそう考え、そこで労働者がご飯を食べれて、寝るためのベッドがあって、遊んでストレスを解消できて家賃を払えるだけのお金を、お給料として払うことにしたようです。
資本主義って、こんな感じになっているんですね。
さすが資本論。
仕組みや成り立ちを知ることができました。
給料は、労働者から労働力を最大限に引き出すためにあるんですね。
労働者のメリットは餓死しないこと。
他者と激しい競争をしないこと。
在庫が残って破産しないこと。
などが挙げられています。
労働力を買ってもらえなかったら、路頭に迷うしかないので、労働者にとって働く場所があるというのはありがたいことのようですね。
なんだか、自分が置かれている立場をはっきりと理解しました。
資本家と労働者。
ものすごい違いがありますね。
1%の富裕層の資産は、残りの99%の資産よりも多い
さて、そうやって資本家と労働者が頑張って働いて履き心地のいい靴を作って売っていましたが、ある問題が起こった。
それは社長が金持ちになりすぎて、社員が貧乏になってしまったことです。
貧富の差が大きくなりすぎてしまった。
それは社長と従業員だと、差が出るのは仕方がないと思いますが。
これが資本主義の実世界5%にあたる富裕層の資産は、残りの99%の人々の資産すべてのようです。
これが資本主義の問題みたいですね。
そこでこう考えたようです。資本家を殺せと。
社長を首にして、国が会社を運営して社員みんなで平等に働けば平和でいいよねと考えたようです。
まぁ、横並びで行こうよという流れですね。
それが社会主義です。
資本主義は優れている
実際に資本家を全員クビにした国があるようです。
ソビエト、今のロシアのようですね。
動画の少年が言うように、まさにおそロシアです。
冷静に考えれば分かりますが、頭が良くても褒められない。
短距離走で1位をとっても褒められない。
仕事をサボっても怒られない。
能力が低くても、選ばれしオールスターの人と同額のお給料が貰える。
するとどうなるでしょう。
みんな真面目に働くのがバカバカしくなり、働く意欲と生産性が低下し経済が停滞するようになったようです。
なので資本主義は優れているようですね。
あなたの商品をもつしかない
お金持ちになりたかったら、自分の商品をもった方がいいようです。
ブログ。
YouTube。
家賃収入。
自販機。
駐車場など
はるか昔に比べて現在の世の中は、だいぶ良くなってきているようです。
まとめ
資本主義の世の中では全て商品である
給料の正体
1%の富裕層の資産は、残りの99%の資産よりも多い
資本主義は優れている
あなたの商品をもつしかない
この本が気になった方は、こちらからどうぞ
こちらも読まれています。
お金の専門家。
fpの記事も読まれてます。
感想
かなり難解で中には9冊もあるこの本の内容を、これほどコミカルに分かりやすく要約できる、フェルミ漫画大学はすごいなぁと思いました。
まさに資本主義の構造を、ストレートに教えてくれる内容でした。
フェルミ動画のコメントにあったのですが、こんな授業ならぜひ受けたいというコメントがありました。
その通りだと共感しました。
間違いなく有益な授業です。
おしまい
それではまた
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?