【Blog】江戸東京たてもの園に行ってきました!
学校の授業で前川國男 邸を取り扱っていて、エスキスをする前に前川國男 邸の視察に行ってきました!
今回は前川國男 邸を取り扱っていきたいと思います。
前川邸を建てた前川國男さんとは?
まず、前川國男さんとはどんな建築家さんだったのでしょうか。
前川國男さんは日本の建築家で、1905年新潟県にて生まれ東京で育ちました。
【経歴】
1928年、東京帝国大学工学部建築学科を卒業し、渡仏して首都パリへ行き、ル・コルビュジエのセーヴル通りの事務所に入所。
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1955年、ル・コルビュジエ来日、前川事務所訪問。
1956年、日本建築家協会理事に選出
1986年、死去
ざっくりと書いた経歴ですが、あのル・コルビュジエの事務所に入所してたなんてやはり前川國男さんはすごいですね。
そんな前川國男さんは前川邸以外に、東京文化会館や京都会館、神奈川県立音楽堂、神奈川県立図書館などの作品を手懸けていました。
前川國男邸へ
前川邸は江戸動物建物園入口のすぐ傍にありました。
こちらはメインの歩道から見える前川邸なのですが、実はこちら側に玄関はありません。
玄関に行ってみましょう!
こちらがエントランスになります。
エントランスの石垣には栃木県で採れる大谷石が大胆に使われています。
そして中に入ってみると…
こちらはトイレ!黒いタイルが使われていますね。
昔ながらの電話や時計なども展示されていました。
こちら書斎にある小窓。上部は格子模様になっていてとてもオシャレですね。
部屋を進んでいくと…
迫力ありますね!
家の中の小さい窓からは…
キッチンが見えました!
前川邸のインテリア
見学時にはこの証明が注目を浴びていました。
何か有名な証明なのでしょうか?
特徴のあるリビングへと続く扉
前川邸の扉にも特徴が…
リビングにあるひときわ目立つでかい扉
こちらは縦軸回転扉と呼ばれるもの。
扉の中に軸が入っていてその軸を中心にして回る仕組みです。
回転扉はル・コルビジェも使用していたそう。
※移っているのは私です。
植栽
最後に植栽にも触れておきたいと思います。
注目していただきたいのは前川國男 邸ではなくその手前に見える生垣です。
敷地を囲うように植えられています。
そしてこちらに植えられた欅(ケヤキ)の木。
こちらは意図して植えられたものではないかと推測していましたが、そうではありませんでした。
調べた情報によると、前川國男さんはこの欅の木が気に入ってこの土地に決めたそうです。
ほかの木に比べとても大きく育っている木でとても目立ちました。
終わりに
以上、江戸東京たてもの園(前川國男 邸)レポートでした。
素敵な場所ですので皆さんもぜひ行ってみてください。
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