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自律神経失調症にアロマテラピーの関係



アロマテラピーとは

アロマテラピーは植物から抽出された精油を利用して行うものと定義されています。
自然療法のひとつで、精油はただ香りを楽しむだけではなく、心をリラックス・リフレッシュさせたり、健康管理や美容、部屋の中を快適にするなどさまざまな方法で人生に役立てることができます。

西洋医学では、どこか體(カラダ)が悪くなったらそれを治療するための薬を飲むというような対処療法ですが、アロマテラピーの基本は全体的・包括的のホリスティックな考え方です。體(カラダ)に起こるトラブルを、心も含めた全身的なものだと考え、本来人間が持っている自然治癒力を最大限に引き出し、心身ともに健康にしていこうというものです。

薬と違って體(カラダ)に穏やかに作用するので、フランスやイギリスでは代替治療のひとつとして利用されています。精油の香りは、直接脳や神経にはたらいて、神経系を鎮静・高揚させることができます。

精油は3つのルートを通して體(カラダ)に穏やかに作用します


精油は多数の有機化合物の集まりで、気化した香りの成分は小さな分子として空気中を漂います。人間の體(カラダ)に導入されるためにはパスウェイといよばれる3つのルートを経由します。

①鼻から脳・視床下部へ

精油の香りの分子が花に入ると、鼻の奥にある嗅上皮とよばれる部分に付着します。嗅上皮には香りを認識する1000~5000万個もの嗅神経細胞が存在します。粘膜状になっていて嗅毛に香りの分子が付着すると、香りの情報が電気信号に変換されます。この信号が嗅神経を経て大脳辺縁系に伝えられます。
大脳辺縁系は、感情や食欲など人間の本能的な行動、記憶の商号を行っているところ。ここに伝わった電気信号は瞬時に判断され、良い香り、嫌いな香りと認識されます。さらに電気信号は體(カラダ)のホメオスタシスをコントロールする視床下部へ伝えられます。視床下部はこの信号をもとに自律神経系やホルモン系、免疫系などに影響を及ぼしていきます。
香りによって脳に刺激を与え、自律神経系に作用することが出来るのです。

②口や鼻から肺、血管へ

スチームなどで精油の香りを大きく吸い込むとき、香りの分子は口や鼻からも取り込まれ、嗅覚がキャッチするのと同時に微量ではありますが気道を通って肺にも入っていきます。肺に入った精油の成分は、肺胞という組織の粘膜から吸収され、血液やリンパ液に溶け込み、全身のさまざまな組織器官へ運ばれて行きます。體(カラダ)の各部のはたらきを活性化させ、効果を発揮できます。
気道を通る際にも、精油の成分は喉や器官に作用します。のどの痛みを緩和したり、せきを鎮めたり、抗菌の効果も期待できるでしょう。
體(カラダ)に取り込んでから5分程度で血中にオイルの成分が出現し全身をめぐった後、最終的に尿や汗と一緒に体外へ排出されます。

③皮膚から血管、リンパへ

マッサージや湿布などで、皮膚から直接精油成分を吸収します。
皮膚は大きく3層から成り立っています。(表皮・真皮・皮下組織)
表皮と真皮の間には保護膜があり、ごく限られた物質しかこの膜を通過できません。精油の香りの分子は非常に小さいので、保護膜を通過してさらに下の真皮まで入ることができます。真皮にはたくさんの毛細血管やリンパ管があり、皮膚の代謝などをつかさどっています。
精油成分は真皮で毛細血管やリンパ管へと取り込まれ、血管やリンパ液を通じて各器官や組織に運ばれます。
各器官に運ばれた精油成分は、體(カラダ)の老廃物を除去したり、免疫機能を向上させたり、さまざまな効果が期待できます。マッサージやスキンケアを行うことで、肌トラブルやこり、むくみなどにも効果を発揮します。

ありがとうアロマ


日本ではアロマと聞くと雑貨的なポジションをイメージされる方がおおいですが、海外や歴史をみてみると、自然療法として使われていることがわかります。アロマは植物からできているから。
病院に行って薬局に行ったり、病院に行く前にドラッグストアで薬を飲むことが当たり前のようになっていますが、果たして本当にその薬でいいのでしょうか?急性や、どうしてもな時には病院や薬も非常にありがたく私たちを守ってくれます。

しかし、薬がない時代は地球にあるモノつまり自然のチカラを借りていたはずです。自身の體(カラダ)の自然に治ろうとする力=自然治癒力が働いていたはずです。自分の力を信じてみてもいいのではないでしょうか。

病院や薬、薬に頼る前の自己ケアとしてアロマテラピーを生活に取り入れて、幸せな時間が増えたと体感しています。
嗅覚からのみならず、全身に作用するアロマテラピーを取り入れてみてはいかがでしょうか?

精油の品質が高いドテラ社のエッセンシャルオイルを主に使用しています。
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