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【映画レビュー🎥】チェン・ユーシン監督『1秒先の彼女』

もともとたくさん本を読むけれど、最近は映像の魅力にはまって、たくさん映画を見ています。感想を友達とシェアしていたけれど、ニッチな映画はどうしても感想を語れる人が少ない…
ということで、初めて映画のレビューに挑戦です!レビューというよりは、ただの私の感想です。偏見含みます。意図せずネタバレしてしまうかもしれません。ご了承の上、読み進めてください<(_ _)>

作品紹介

今回の作品は、『1秒先の彼女』。中題は『消失的情人节』
作品概要はこちらからご覧ください^^

映画を見ることにしたきっかけ

 私は大学で中国についてのことを専門にしていますが、夏休みに入って仲のいい先生がおすすめ中国・台湾映画をいくつか挙げてくれました。その中で映画館で今もやっていたのがこの作品だけでした…
もともと私が中国や台湾の映画を見る理由は、その国の文化や流行を知りたいから。そして、字幕付きの映画なら、言葉の勉強にもなります◎
 単純に「楽しむため」というよりは、勉強の意味合いが強いです。
 というなんとも消極的な理由で選んでしまったのですが、結果は大当たり。

私的感情

 「何かよくわからないな…」が最初の印象。でも、話が進んでいくうちに「え?この人とくっつくの⁉」とか「三角関係じゃん!きゃー!!」みたいな感じで一人で盛り上がっていた。
私は恋愛ものにめっぽう弱い。実生活はもちろん、漫画や小説、ドラマさえあまり触れてこなかった。そんな私を開花させたのは、「台湾でつくられた」というだけで選んだこの作品だったのだ!
 この作品は、台湾社会を学ぶ上でも参考となるだろう。主人公の女の子が住む家は地下にある小さな部屋。毎日朝から晩まで働き詰めでも、最低限の生活しかできない。主人公に思いを寄せる彼もまた、バスの運転手として暮らしている。決して贅沢な暮らしはできない。豪勢な暮らしをする人々に憧れを抱きながらも、転職をする勇気もなく、また日々が続いていく。彼らの生活はまさに台湾の人々の暮らしぶりを反映しているように思える。

総括

個人的には、時々出てくる主人公の部屋の洋服ダンスから出てくるトカゲ?ヤモリ?がツボだった。あいつ、いい味出してる。
そんなこんなで、決していいとはいえない出会いであったが、台湾社会について学ぶことができ、そして恋愛ものへの扉を開いてくれたこの作品に感謝したい。

余談

おすすめの中国映画、台湾映画などありましたら是非紹介してください!
海外ドラマ、映画など全般好きです^^

最後に…
是非スキやシェアをお願いします!今後の私の活動の励みになります^^
応援していただいたお金は、動物保護施設でのボランティアにかかる資金および、私自身の勉強の資金にさせていただきます。

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