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歴史嫌いが歴史好きになった話②

■目次
・思想から歴史へ
・「歴史は今を見つめ未来をどうしていくのか考える参考になる」という気づき
・歴史から教えてもらった事
・さいごに

■思想から歴史へ
このように教育思想について学び、その方々の教育論を見ていくと背景が必ずあることが分かりました。今でも社会が変化し、それに応じて最良で新しい教育観というものが生まれ、対応し、今の学校教育というものが成り立っています。そう考えてみると「教育の歴史ってどういう変遷をたどってきたのかな」と気になる様になりました。

■「歴史は今を見つめ未来をどうしていくのか考える参考になる」という気づき
またまた教育の歴史を引用してお話させていただきます。参考にしたのは、下記の本です。
教育史 (教師教育テキストシリーズ) | 古沢 常雄, 米田 俊彦, 三輪 定宣, 奥平 康照, 北詰 裕子, 小松 佳代子, 宮本 健市郎, 越水 雄二, 大﨑 功雄, 阿部 真美子, 椨 瑞希子, 尾上 雅信, 小峰 総一郎, 所 伸一, 増井 三夫, 塚本 智宏, 福田 誠治, 古沢 常雄, 米田 俊彦 |本 | 通販 | Amazon
18世紀60年代から19世紀前半にかけて、欧米諸国は産業革命を迎え、生産形態は家内制手工業からマニュファクチュア、機械制工場生産へと急速に展開し、生産力は飛躍的に発展しました。しかし、それにより都市部への人口の集中や貧困労働者が発生し、長時間労働や健康破壊、家族の解体や道徳的堕落といった数えきれないほどの問題を抱えるようになりました。
この出来事を見ると、現在生成AIが発展してきたことによる影響がどのようなことになるのかということについて参考になる部分があるのではないでしょうか?構造的には非常に似ていると感じます。
また、教育の歴史(主に学校教育)に関して言えば、「経験重視」か「学問重視」かという中で、ひしめき合ったというのが大枠としてあります。これについては、歴史を通して変わっていない事であったり、法則性があったりします。このことについてもまたお話できればいいなと思います。

■歴史から教えてもらった事
先ほど記したように、歴史には普遍性や法則性があります。これは、数学と似ている気がします。私自身数学が好きなので、意外にも数学の考え方と歴史を分析し、未来をどうしていくのかという考え方とは共通点があることで面白いなと思いました。
また、「背景を知る」というのは、コミュニケーションでも活かせることではないかと考えます。私はX(旧Twitter)を利用しているのですが、120字で様々な意見であったり考えが発信できるようになりましたが、知ろうとしないで否定してしまう方の返信を見るとモヤモヤしてしまいます。もっと「対話」を心がけてほしいなと思ってしまいます。
話は戻り、コミュニケーションにおいて、例えば、「私はこう思う」と言われ、簡単に否定するのではなく、「なぜそういった考えに至ったのか」という背景を知れば、対立を避けられるかもしれませんし、相手への理解が生まれたり、お互いの意見を踏まえ、どうしていくことが最善なのかという事も分かるかもしれません。
さらに、「背景を知る」ということは、学問を学ぶ上でも重要だと考えます。学んでいく中で、様々な理論というものがありますが、この理論も時代背景を反映したものです。理論はそれを知るだけでもいいと思いますが、背景を知ればより深く理解することができるかと思います。

■さいごに
今回は、歴史嫌いだった私が歴史を好きになった経緯をお話いたしました。少しでも、読んでくださった方が興味を持っていただけたり、何か考えるきっかけになればと思います。

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