ミスコミュニケーションを防ぐ方法 人トレ#12
子どもの成長って本当に早いですよね!
幼稚園から小学校に上がるタイミングや小学生から中学生に上がるタイミング。
更にその上って進んでいき、って、、、
そんな感じで気が付けば「え?もう!」って思いますよね。
それでも子どもの場合は見てわかる成長だから気が付くことが容易ですけど、大人の場合は他人の成長を感じるのや、自分自身の成長を感じることって中々難しいですよね!
私は結構何度も言っているんですけど人間は「現状維持」ってあり得ないんです。
なぜなら世の中がドンドン成長して行っているので、新しい常識や技術が生まれてくる中で成長していなければ世の中から取り残されて行きますからね。
でも、人間はどうしても必要に迫られない限り、新しいものを取り入れるって行動は出来なくないですか?
でもでも、その必要に迫られたときってどんなときかと言うと、自分の常識で考えたときに必要って自分自身が判断出来たものでしかないですよね?
本当はもっと自分の常識外の事で取り入れなければならない事柄が一杯あるのに、自分の物差しでしか常識が計れないのであれば、積極的に情報を取りにいかない限り現状維持と変わらない気がしています。
だからこそ現代社会では時代の速い流れに対応できるように、子供の頃からしっかりと学んでいかないと将来的には、その子の人生が大変になることがあると思っています。
そんな子どもと接していると成長とともに会話もいつの間にか円滑に行えることに成長を感じることが出来ます。
それでもまだまだ「何言ってるんだ彼は?」ってことが多々あります。
だけど子どもだから何とか一生懸命説明してくるそれを、理解してあげるために聞いてあげることで彼らの会話力もアップするんじゃないかって気長に待てます。
だけどこれが大人同士であったらそうはいかないですよね?
ミスコミュニケーションの原因は言葉による体験の抽象化
体験の抽象化は今まで話していたのでお判りになるかと思います。
体験や経験したモノを自分の心(又は頭)の中で映像化したものを見ながら、それを省略化して言葉として表現されているって事ですけど、そこからのミスコミュニケーションを防ぐ方法の骨子をお伝えいたします。
コミュニケーションは自分(話して)の経験や体験を受け手(聞き手)に伝える事を差しますよね。
その際にですよ、その際に必ず起きることが「体験が言葉に翻訳されます」。
そのプロセスで省略と歪曲が起こることを「人トレ#11」でお伝えしました。
体験のレベルが翻訳前に近ければ近いほど具体的な言葉になりますので、話し手が伝えたい内容そのものに近い表現をすることが出来ますよね。
しかし、言葉に翻訳されるプロセスで、多くの情報が失われて抽象化するわけです。
そして、抽象的な表現は大きな空白があるから、聞き手はその空白を自分の体験で埋めなけらばならないのです。
そこにミスコミュニケーションの原因があると言われています。
その原因が分かったの在れば、話し手の本当に言いたかったこと、つまりは真意をより理解するためには、失われた情報を取り戻す必要がある訳なんですね。
では、どうしたら失われた情報を取り戻すことが出来るのでしょうか?
ミスコミュニケーションは質問と確認で防ぐ
質問と確認で防ぐ?
これ聴いたら結構簡単じゃん!って思いませんか。
でも、ミスコミュニケーションを防ぐ方法の答えは本当にシンプルなんです。
先ほども言った通りに省略と歪曲がミスコミュニケーションの原因である「抽象的な表現」を作り出していることが分かったのであればどうすればいいと思いますか?
受け手側の話になりますが「何が省略されているのか?」「どんな歪曲がされているのか?」などを考えながら質問すると良いでしょう!
そうすると、失われた記憶の中の情報が取り戻されてきます。
そして、確認をどのレベルで行えば良いのかを考え出します。
もし、話し手が話した言葉を聞き手がそのまま復唱したとしても、確認したことにならないんです!
本当の確認とは、話し手が本当に伝えたかった体験と、聞き手が受け取った内容をすりあわせる事だとご理解いただけたんじゃないでしょうか
ミスコミュニケーションを防ぐ方法は2つ
①省略・歪曲に関する質問
⇒質問とは省略・歪曲された情報を取り戻す質問
②確認
⇒確認とは話し手が本当に伝えたかった体験と、聞き手が受け取った内容のすり合わせ
省略・歪曲に関する質問
本当の確認はどうするの?
本当の確認とはAとBを一致させることなんです。
つまりは、聞き手は「私はBのように受け取ったけど、あなたが伝えたかったこと(A)と一致していますか?」と確認する作業とも言えます。
※この記事は「NLPの基本がよくわかる本」からの引用と感想を元に書いております。
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